大谷翔平が見せたWBCイタリア戦のセーフティーバント
名コーチは「あれこそ意表」NHKBS1「球辞苑」で
<写真>、、、WBCイタリア戦の3回、セーフティーバントをきめる大谷
DeNAの石井琢朗チーフ打撃コーチが25日、NHKBS1で放送された「球辞苑」に出演。
「セーフティーバント」がテーマで、3月のWBC準々決勝・イタリア戦で大谷翔平投手が決めたシーンを「あれこそ意表」と評した。
冒頭の映像で紹介されたシーンは三回1死一塁、イタリア代表のシフトの裏をかくセーフティーバントを三塁線へ決めて好機を拡大。
一挙4点の先制劇を呼んだ。
この試合では第1打席から一、二塁間に野手3人を配置する極端なシフトをとられた。
第1打席はその網に引っかかる形となっただけに
「極端な守備シフトだったので。理想はもうちょっと強めに、確実に一、二塁を作るバントが良かったんですけど、結果的にそれ以上の一、三塁になったので。狙いとしては良かったんじゃないかなと思います」と大谷は語っていた。
石井コーチは「あれこそ意表。見ている僕らも守っている方も」と分析し、成功の秘けつは「足の速い遅いではなく」ノーマークで相手の意表をつけるか否かと語った。
また現役選手ではヤクルトの並木が「生きる道の一つ」と語るなど、楽天の小深田とともにセーフティーバントの技術を披露。
石井コーチも左打席で左足の使い方を解説するなど、プロの技術を惜しみなく視聴者に伝えていた。
<記事引用>