「桃太郎パワー」で千代の富士復活!?
岡山の神社で優勝額修復
<写真>、、、吉備津神社に再び飾られた千代の富士の優勝額と、修復に当たった大原秀之さん
岡山市北区吉備津の吉備津神社で
2023年12月11日午後2時11分、平本泰章撮影
桃太郎のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)をまつる岡山市北区の吉備津神社に、昭和の大横綱がよみがえった。
同神社に長く飾られて色あせてしまった元横綱・千代の富士(故人)の優勝額の修復作業が終了し、11日から再び参拝客を迎え入れている。
同神社の企画・広報事業室の小野雅也室長(67)は
「貴重なものなので、ぜひ残さなくてはと思っていた。
神社の一つの見どころとして楽しんでほしい」
と話す。
大相撲の優勝額は、年6回の本場所の幕内優勝力士に毎日新聞社が贈呈するもので、縦3・17メートル、横約2・3メートル。
今回修復されたのは千代の富士が1986年1月の初場所で15回目の幕内優勝を果たした時のもの。
両国国技館での掲示を終えた後にタニマチだった岡山市内の会社社長が譲り受けて吉備津神社に奉納し、92年からお守りや絵馬などを渡す授与所の東側の壁面に飾られていた。
<記事引用>