寒風の中、みこしを担ぎ川渡り「裸祭り」 | ・・・ 瀬戸の夕凪 ・・・

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寒風の中、みこしを担ぎ川渡り 

豊後高田市の「裸祭り」

 

<写真>、、、かがり火がたかれた川をみこしと一体となって渡る担ぎ手たち

2023年11月24日午後5時18分、大分県豊後高田市、貞松慎二郎撮影

 

 大分県豊後高田市の中心部で24~26日、若宮八幡神社の秋季大祭があり、神社前の桂川をみこしが渡る「御神幸(ごしんこう)」を多くの見物客が見守った。

川の中に高さ約16メートル、重さ約5トンの大たいまつが設置され、燃えさかって火の粉が舞った。

 

 900年以上の歴史がある伝統行事で、日本三大裸祭りの一つとされる。

みこしの担ぎ手は「陸組(おかぐみ)」と「川組」に分かれ、川の中に入るのは20~40歳の川組の青年たち。

 

 初日は厳しい寒さの中、締め込み姿の約80人が「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに冷たい川の中へ。

三本締めで気合を入れたり、水を豪快に掛けたりしながら、対岸へ渡った。

 

 大たいまつへの点火を担うのは、市弓道連盟の射手たちだ。

御玉橋の上から火矢を放つのが恒例だが、初日は強風に阻まれ、近づいて水上特設ステージから放つハプニングもあった。

(貞松慎二郎)

<記事引用>