昨日は、沖縄の県知事選挙が行われ、現職の玉城デニー氏が当選しました
選挙の争点としては、普天間基地の移設地である、辺野古基地の問題があります
玉城デニー氏は移設に反対の立場で、破れた自民らが推奨の佐喜真淳氏は移設推進派でした
辺野古基地については、何度も取り上げていますが、米軍が沖縄から撤退したらどうなるのかという問題です
米軍基地が無くなれば、米軍人による犯罪も無くなるし、跡地の再開発で、沖縄は良くなるという考えもあるでしょう
しかし、米軍の基地が無くなれば、それで平和になるかというと、次には中国軍が入ってくるという事です
中国はすでに沖縄は自分たちの領土だと主張していますし、台湾についてもいずれは統一する気です
台湾と共に、沖縄も中国にしたい考えです
しかし、現状、中国にそれが出来ないのは、ひとえに沖縄に米軍基地があるからです
中国軍は日本の自衛隊など恐れていませんが、米軍には勝てない事を知っています
現在は米軍に攻撃されれば破れる事は知っていますので、強引に併合することが出来ずにいます
ですが、沖縄から米軍を撤退させることが出来れば、台湾にも堂々と軍事恫喝が出来ますし、沖縄も簡単に占領できます
そうした危険性があるわけです
(続く)