海外のリアクション動画を観て思う事 | 音楽好き親父の覚書

音楽好き親父の覚書

思いつくまま、音楽・映画・医療関連・日々の雑感のつぶやき

最近は面白いドラマも無いので極端にテレビの視聴時間が減っています。アマプラやネトフリで映画を楽しむのが多いですが、昨年から見る機会が増えたのがYouTubeでの海外のリアクション動画です。以前からシティ・ポップのリアクションなどは観る事が有りましたが頻度はそれほどでも有りませんでした。昨年「JAZZ AVENGERS」「TOKYO GROOVE JYOSI」に夢中に成り、海外での反応をみてからお勧めに頻繁に登場するようになりました。そして今年に入って「BAND-MAID」にハマって激変。裾野が広いロックですし、海外に多くのファンを持つだけあって桁違いのリアクション動画が引っかかってきました。

 

リアクション動画の楽しいところは、一つの曲について他人と驚きや感動を共有できるところだと思います。若いころは友人を呼んでレコードを山のように引っ張り出して音楽談義していました。昔も今も初めて聴く反応を見るのは楽しいんですよね。特にある程度の音楽や楽器の知識を持って素直に反応してくれる人の動画が面白いですね。

 

今の40代くらいまで人達は、私が夢中だった1970~80年代の「KING CRIMSON」「PINK FLOID」「STEELY DAN」等のロックやフュージョン、AORなども知らない人が増えているので昔の曲のリアクションも面白いです。最近はラップやヒップホップ、打ち込みやサンプリングが多いのでアナログなロックは新鮮なんだと思います。「ロックはアメリカで死んだが、日本で生きている」との声も聞きます。

 

日本語で歌う「BAND-MAID」のリアクションを見て気が付いたのは、欧米人は初めて聴く曲でも「歌詞」を欲しがる人が多い事。英語が苦手な私は、洋楽でも邦楽でもまずメロディーとサウンドを楽しみ、歌詞は二の次という習慣がついています。初めて聴くのに歌詞を読みながらでないと楽しめないのは自国語以外になじみがない歴史からかもしれませんね。

同じ英語歌詞でも70年代のプログレなどの深く難解な歌詞は1読で理解できないと思います。

もっとも私はリアクション動画を楽しむには自動翻訳が必須。自動翻訳は便利ですけど翻訳の正確性はまだまだですね。

 

 

 

 

 

 

 

映画やYouTubeで海外の動画を見て気になるのは、ド派手なTatooや鼻ピアス等がものすごく多い事。自分の身体にメスや炭を入れるのは決して美しく無いし止めるべきだと思うんですけど。

それからアメリカ人の話し言葉に汚い単語が頻繁に出てくる事。身体や言葉を大事にしないのは文化が退化していきそうで残念に思います。