昨日からプログレの世界にはまっております。
今回は、伝説のプログレバンド「キング・クリムゾン(King Crimson)」。
キング・クリムゾンは、イングランド出身のプログレッシブロック・バンド。ピンク・フロイドがクラシックへのアプローチを見せたが、キング・クリムゾンはJAZZへのアプローチが強い。ジャズ・ロックとも言われる。初めて聴いた時には、頭をぶん殴られたような衝撃でした。
【メンバー】
ロバート・フリップ - Guitars, Frippertronics/ Soundscapes, Mellotron & Synthesizers
グレッグ・レイク - Bass & Vocals
イアン・マクドナルド- Woodwinds, Mellotron, Keyboards & Vocals
マイケル・ジャイルズ - Drums & Vocals
ピート・シンフィールド - Words
各自が素晴らしい演奏技術を持つが、私が一番惚れ込んだのはドラムのマイケル・ジャイルズです。ポップスやロックばかり聞いていた私には、彼のJAZZ的で爆発的で超手数ドラミングはものすごく新鮮でした。近年のライブでは3ドラムで再現しているがオリジナルに負けていると思う。
『クリムゾン・キングの宮殿』(In The Court Of The Crimson King)
1969年に発表されたキング・クリムゾンの衝撃的ファースト・アルバム。プログレッシブ・ロックジャンルの代表的名盤。通称 『 宮殿 』。
重工かつ幻想的な世界に、深い詩の世界に引き込まれる。極めてまれな作詞専門のメンバーを抱え芸術的な歌詞を作り出している。各所で大活躍しているシンセサウンドは、メロトロンというアナログ・シンセサイザーでスイッチでテープが回る仕掛けだったらしい。私にとっては最高傑作。残念ながら2作目以降は、メンバーも大きく入れ替わり、音楽的方向性段々興味が薄れていきました。
「グロいジャケットベスト10」が有れば入賞確実のようなアルバム・ジャケットです。手掛けたのは、画家のバリー・ゴッドバーで、鏡を覗きながら描いた自身の自画像を発展させたものらしい。
エピタフ - Epitaph
(including "March for No Reason" and "Tomorrow and Tomorrow")
アルバムのラストの壮大なバラード。歌詞の幻想的な世界観、叙情的なメロディで人気の、初期キング・クリムゾンの代表曲。
変わり種カバー
エピタフ - Epitaph (ザ・ピーナッツ)
この曲のファンは多く、ザ・ピーナッツ、フォーリーブス、西城秀樹らがカバーしている。
ここでは「IT’S TOO LATE ザ・ピーナッツ・オン・ステージ」に収録されたザ・ピーナッツ Ver をご紹介。荘厳な世界を見事に再現している。
ザ・ピーナッツを知ってるのはもうジジイ・ババアしかいないだろうね。当時のライブに行ったファンで、クリムゾンを知っていたのはどれだけ居ただろう?
「21st Century Schizoid Man (including "Mirrors")
- 21世紀のスキッツォイド・マン」
元々の邦題は「21世紀の精神異常者」だったが、レコ倫準の変化によって現在の表記に改められた。「スキッツォイド・マン」??意味は同じだし余計なことをしてくれたと思う
この曲は冒頭を飾るハードかつドラマチックな楽曲。 爆発的なスタートは、レコード時代はゴースト(隣の溝の音が聴こえる)が発生して、始まる前に音が聴こえてしまっていた。最初に聴くと歪ませたボーカルにも驚くと思います。マイケル・ジャイルズの爆発的ドラミングが凄い!
変わり種カバー
21st Century Schizoid Man (人間椅子)
日本の3人組バンド。
たった3人で、ほぼ完ぺきに再現しているのが驚異的!恐るべきテクニック!
サムネがグロいのと、 21st Century Schizoid Man が知らずに初めて聴く人にキツイので修正しました。