恐れを恐れないでいい生き方は自分の内側に必ずある | 読むカウンセリングセラピー

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 人が悟りの境地に至るまで、山あり谷ありの人生。
    そして、やっぱり与える生き方を選んだ。 
    泣いてもいい、怒ってもいい、人間らしいじゃない。
    どんなあなたも愛らしいんだよ。

みなさんこんにちは♪


私は、9月22日に47歳の誕生日を迎え、
たくさんのお祝いのお言葉を頂き、
この場を借りて心よりお礼を申し上げます。


約1200件のメッセージを頂き、
私自身とても驚くとともに感謝でいっぱいです。


頂いたメッセージをひとつひとつ読みながら、
胸がジーンとくるようなお言葉に、
パソコンの前で「ありがとうございます。ありがとうございます。」と、
頭を下げる5日間でした。


改めて、みなさまには毎年気にかけて頂き心より感謝致します。

 


そして、私事ですが、
今年に入り「読むカウンセリングセラピー」を書き綴っていますが、
これを綴っていくに当たり、少し言葉添えをさせていただきます。


私は、この10年間多くの方の悩みを聞いてきました。
始めのうちは自分の心の問題もクリアにしていないまま、
大きな壁に当たることも多く、
私の原点に立ち返る日々が度々ありました。


そんな中で手さぐり状態で人々に寄り添ってきましたが、
「なんか違う・・・」
「ん・・・結果がでない・・・」など、
クライアントはせっかくいい方向に向かっていたのに、
結局は同じ思考パターンや行動パターンを繰り返してしまうなど、
どうしたらうまくいくだろう?と考える日々も多かったものです。


しかし、私たち人間はいくらでも立ち直る力を持っており、
うまくいかないことに対しても、
そこに支える存在が居て、
希望の光を見つけさえすれば、


クライアント自らが、
これまでの自身を振り返り改心を心に決め、
強い向上心や強い勇気を持って、
恐れながらも自らの意志で一歩踏み出すし、
人はいくらでも変われるものだと感動させられ、
その役割を担うことを私の使命として引き受けてきました。


本気で変わりたいと願い、
変わろうとする彼らの在り方を見て、
いつしか私も本気で自分の心を癒して行こうと決め、
彼らに関わりながら自分の心も同時に癒してきました。


赤ちゃんのように泣きすする大人たちが、
私を頼りに助けを求めてくる中で、
重い腰を上げなければならなかったし、
無我夢中で寄り添ってきた10年間でした。


すぐに時間もなくなり、
施せる人もいれば、
待たせることになる人もいたり、
ものすごい葛藤があったのも確かです。


ただ、私を頼りにしてくる人たちが愛おしく、
また、この愛しい人たちは私次第で彼らの運命が変わるとなれば、
私は必死になる他、選択肢を持てませんでした。


愛する家族はもちろんのこと、
人が困っているのに傍観することはできず、
人が助けてと言っているのに逃げると言う選択はなく、
これらの人たちに出来なかった自分に対して綺麗ごとを言う選択も私にはありません。


これは、偽りの愛で人と関わり続ければ、
そこには悲しみを生み続ける結果となることが、
自身の人間関係から学んだことだからです。


私自身も幾度も失敗もしてきたけれども、
失敗を恐れる根底には被害者意識を持っていたし、
被害者意識を持っているうちは、
当然のこと他者との調和は持てません。


失敗にはいくつもの私の成長の学びがそこにあり、
その失敗をいかし、経験に変えて、
意識をして行動を起こす中で、
少しずつ結果が出て得たものが自信でした。


私は、このブログを通して、
生きづらさを抱えている方々の、
「波動や次元を変える」きっかけになったり、
「気づき」になればと思い書かせて頂いています。


私自身、人が私の事をどう思っているのだろう?と気にしている頃は、
人の言葉のひとつひとつや、人の表情を見て立ち振る舞ったり、
他者の言動に振り回されていました。


今考えると、そりゃ生きづらい。。。


自分の心を見つめていくうちに、
ひとつふたつではなくいくつもの精神性が絡み合い、
そこには得ているものが確かにあったし、
それが無意識に行っていたことにも気づけていませんでした。


どんなにポジティブに考えて、
前向きに生きていこうと思っても、
無意識の中にある傷を伴った感情がさまざまな反応を起こし、
他者を見てざわついたり、恐くて行動をせき止めたりするので、
抑圧することも多かったし、同じパターンを繰り返していることも多々あり。


お腹の中では低い波動のまま、
立ち振る舞いは高い波動を見繕って生きている状態で、
でも、無意識の中にあるいつも思っていることが現実に起こるので、
やっぱり私はダメだ・・・と、劣等感や無価値観をさらに強化していた様子。


そんな時、カズ姐さんと出逢って私はとても衝撃を受けました。


無意識の中にどんな傷を伴った感情があるのか?
私の心の中で何が起こっているのかを【知る】ことからなのだと。。。


そっりゃ~もう出るわ出るわ。。。


グロい私も出てくるし、
雑な私も出てくるし、
意地っ張りな私も出てくるし、
被害者意識まみれの私も出てくるし、
いろんな私を受け入れるまでがとにかく時間がかかったものです。


これまでの自分を否定しそうで認めるのが恐かったけど、
本当に変わりたいと思ったから、
観念して・・・えーい・・・やー・・・っと気合を入れて受け入れた。


もう、泣いた泣いた!


だけど、自分自身を受け入れて理解していくうちに、
次第に他人の目が気にならなくなったし、
比較の対象が他者ではなくなっていく。


他者と比較するのではなくて、
昨日までの自分と比較するようになって、
心の内側へ内側へと目を向けれるようになった。


これまでを見てまとめてみると。。。


自分の無意識の中にあるものを見つけだし、
それを知って、
受容して理解して、
感情の処理をして、
本当はどんな状態が欲しかったのかな?と改めて気づき、
どうしたらうまくいくかな?って実行可能な選択肢を見つけだし、
自分の心の反応を見つめながら行動を起こしていくんだけど、
小さな成功の積み重ねが自信に繋がって行って、
気付いたら安心して他者との調和がとれるようになっていった。


と、こんな感じです。


「人は誰でも本気で変わりたいと思ったら変われる」
という言葉が私の希望であったし、
じゃあ、私は何が欲しかったの?と聞かれたら、
安心しきった状態が欲しかったんだなと改めて知ることになった。


数年かけての少しづつのステップで、
少しづつ心の傷を癒していき、
心の傷が癒した後、心を満たしていく。


人の無意識の中にある恐れの根源を見つけ、
受け入れ、どんな方法で自分を守ったり、
どんな方法で自分を癒していたのか?
それを知ると多くの方は愕然と肩を落とされるものです。


たとえば。。。
恐いから逃げる。
恐いから暴言を吐く。


もっと陰湿なものは、
口で言えないからあからさまに裏で嫌がらせをする。
これは相手を苛めることで自分を癒しているだけのこと。
しかし、これらをしている当の本人は気づいておらず、


「○○だから○○している」と、
立派な言い分や正当化を持って言い放っているが、
残念ながらこれはダミーであり、
根底にあるのは恐れである。


誰から教わることもなかった恐れという感情は、
抱きたくなくてもみなの心に不意に沸き起こる。


恐いと感じているのに、
恐くないと言い聞かせるから、
胸がざわついたり、
体が硬直したり、
震えたり、
逃げたくなるものです。


ようは、胸の中に沸き起こった感情を、
否定したり拒絶すれば、
胸の中心で矛盾を感じるから、
胸の痛みは強くなるばかりです。


恐れを感じたくなくても、
湧き起ったのだから、
自分にとってどんなに都合が悪くて嫌でも、
湧き起った以上、一旦受け入れるしかないのです。


「恐かったんだな・・・」ってね。


恐れを十分に感じて、
その後、あらゆる側面からこれまでの自分を見つめ、
その恐れと向き合ったらいいだけのこと。


自分の中に沸き起こるあらゆる感情を認め受け入れ、
うまくいく方法や、うまく関わる方法を探し出したらいい。


事あるごとに反応する恐れから逃げることは余計に恐れが増すでしょう?
逃げても逃げても恐れは追っかけてくるし、
人間の感情から恐れがなくなることなどないのですから。


誰に教えてもらった訳でもない恐れに手をやいているなら、
その恐れから逃げないことです。


私は、DVやモラルハラスメントや嫌がらせやイジメなどから
逃げないことと言っているわけではありません。
自分の恐れという感情から逃げないことと言っているのであって、


この状況から逃げるという選択をするには、
恐い状況にいることを認識しなければ、
そこから離れることが恐くて、
苦しみながらも離れられない状況が続くでしょう。


自分の感情に向き合うことができれば、
この状況をどうしたいいのか選択肢を探せるのであって、


自分の感情から目を背けたり、
感じないようにすることは、
感情を麻痺させることであって、
余計に精神を歪ませることになる。


恐れを恐れないでいい生き方は必ずあるものです。


自分の人生を変えることができるのも、
自分の人生を豊かな人生にできるのも自分だけ。
それは自分の意志と勇気ひとつで、
自分の人生にいくらでも奇跡を起こし続けている人を
私はたくさん見てきました。


これらの人達は、
自分の人生の幸せを心の底から願い、
自分自身から逃げずに向き合ってきた人たちです。


限られた時間の中で私にできること、
カウンセリングの経験を活かし、
カウンセリングを通し見て感じたことを綴り、
多くの方のヒントになったり、
生きる希望となればと思い、
読むカウンセリングセラピーを今後も綴らせて頂きます。


ってか、明日から台湾へ行く予定だけど、
どうやら台風直撃の様子。。。飛行機は飛ぶのだろうか???


ではでは。