他者と自分を比較するのではなく、昨日までの自分と比較をすること | 読むカウンセリングセラピー

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 人が悟りの境地に至るまで、山あり谷ありの人生。
    そして、やっぱり与える生き方を選んだ。 
    泣いてもいい、怒ってもいい、人間らしいじゃない。
    どんなあなたも愛らしいんだよ。

沖縄からおはようございます♪

さてさて、ちょっとだけ、
‘いい人’のありがちなパターンの続きを書こうかしら。。。
と思いつつ、穏やかな朝に癒されながら一気にブログを書きあげてしまった。


 


過去ログはこちらね♪

1、心の歪みを抱えたままだと、プロフェッショナルとしては命取りになる
http://ameblo.jp/japan-heart-association/theme6-10095397745.html


2、良い人が引き起こす対人恐怖症に至るまで、そして関わり方
http://ameblo.jp/japan-heart-association/theme4-10095397745.html


3、良い人のメンタル構造を持つ人はダントツ引き寄せの達人
http://ameblo.jp/japan-heart-association/theme3-10095397745.html


4、良い人が生み出すネガティブのプロセス!いつもポジティブでいたいのに、ネガティブに引っ張られる理由
http://ameblo.jp/japan-heart-association/theme2-10095397745.html


5、どんな出来事も、これまでの自分の生きざまや自分の人間力が試される時である
http://ameblo.jp/japan-heart-association/theme1-10095397745.html


何だか、こんな風に並べていったら、
いい人がいけないみたいにな思われるかもしれませんが、
そんなこと言っているんじゃないの.笑


もしも、良い人でありたい為に、
本当の気持ちを表現出来ずに抑圧をしても元も子もないし、


私はこんな風にしてあげたのに、
なんであなたはこうしてくれないの?なんて、
無意識にコントロールしている可能性も無きにしも非ずで、


他人の言動を見ながらさまざまな反応を起こし、
他人に振り回されていて生きづらいなら、
ひとつの参考にしていただいたらいいなぁって感じ。


今が心の底から安心しきって、
今を楽しんでいて、心の底から笑っていて、
幸せを感じているなら全然それでいいと思うの♪


なので良い人の精神性を持っていて、
他者の調和がとれないことが多いのであれば、
自分を見つめる大きなきっかけになるブログかもね♪


それで、もしも‘いい人’の精神性の持ち主が完璧主義であった場合、
気をつけなければならない事があります。
↑↑↑
実は私も変な所でこれが出てしまっていたの。


それは、体を壊してまでもやめることができない過度の頑張りです。


これ、自分自身でやっているにも関わらず、
意識してほどほどにしておかないと、
後に他者や環境に対して責任転嫁し猛烈な怒りがでてくるのです。


そもそも、自分の言動や在り方に対する責任は自分にあるのに、
自分を一番に見てもらいたいという独占欲と、
やっていることを認めてもらいたいという気持ちが特定の誰かにあって、


その特定の誰かが見てくれなかったり、
認めてくれないと感じた時、
攻撃性を伴った猛烈な怒りが湧き起ってくるようです。


このように、そうしている自分に対して、
‘他者からの評価を得る為に努力をする’
という意図が存在した場合、


どこかで立ち止まり、見返りを求めたり、
期待している自分に気づかなければ、
いつかは傾倒し、挫折を味わい、
人生のどこかで向き合わないといけない日が
早かれ遅かれ必ず訪れます。


また、他者の評価とは関係なく、
自我が成長するにつれ知恵も付き、
強迫観念にかられた時、
自己犠牲を繰り返すという人もいるけれども、


やっぱりその根底は前者と一緒で、
こういう風に評価して欲しいと期待が膨れ上がり、
思い通りにいかない評価に苛立ち、
分かってくれない相手に対して、
やがて衝突が起こる事となります。


どちらにしろ他人に振り回され続けることになるのです。


そもそも、他人の評価を得るための立ち振る舞いであれば、
そこには比較対象の誰かが存在するはずですが、
本来は、他者との比較をするものではなく、
昨日までの自分と比較する方が自己成長に繋がるし、


自分の中に欲しい状態が見つかった時に、
その目標に向かい「どうしたらうまくいくかな?」って、
努力をするけれども、
その努力は自分の為の努力がいいね。


‘自分の人生を最高の人生にしたい’という、
揺るぎない意志と向上心は、
物事から逃げず、ひとつひとつに向き合い、
夢中になって取り組んでいる姿を見て、


周りの人たちの目には、
その努力をしている在り方に心を打たれるし、
本人も乗り越えるごとに自信をつけていくものである。


しかし、努力の意図が他人の評価を得る為や、
他人から愛されることを目的としていた場合、


努力しても自分の望む評価が得られなかったり、
対象人物から愛されていないように感じそれが続いた時、


自分の願望は満たされず、
やっていること自体がどうでもよくなり、
虚無感が生まれる。


どうせやっても無駄だと気力を失い、
目的自体が面倒くさく思えてくるものです。


このように、いい人の精神性が無気力になるほとんどは、
努力の割に報われなずその虚無感が肥大している時である。


この虚無感の肥大は、
認めてくれない相手や、
分かってくれない相手に対し、
やっぱり攻撃性も生まれるし、


心のどこかではダメな自分を受け入れることができず、
自己否定や自己卑下を繰り返していけば、
自分にバツをつけ続け、劣等感を強化させていくことになる。


それでも根底にあるのはいい人でありたいし、
嫌われたくないという気持ちが強いのが最大の特徴です。


認めてくれない相手に対しても、
心を隠し笑顔で接することも出来るし、
努力も見せ続け「見て見て」と言わんばかりに、
ほらまたお利口さんが始まる。


それでも欲しい状態が得られなかったら、
いい子ぶりっ子に嫌悪感を抱き、
心の中で「私バカみたい!やって損した」と、
まるで思春期の子供のようにひねくれ悪態をつく始末。


常に優秀であり続けないといけない‘いい人’は、
自分と同じテーマを持っている人に対し、
恋人や上司や異性の前でいい子ぶりっ子している姿を見たら、
すぐに反応し、虫唾が走りとにかく気に入らず、
冷めた目で見て、心の中でざわつく。


だって、自分を一番に見てもらいたいからである。


失った気力や怠慢な心やダメな自分は決して許されず、
そんな自分を受け入れきれないから、
プライドで必死に虚勢を張り自身を支えている。


ようは、心の中では劣等感でいっぱいだけれど、
表現はとにかく頑張り屋さんで、
いい人であり続けなければならないのです。


とても社交的で人当たりも良よく頑張り屋さんであるが、
他者を見て動揺やざわつくことも多く、
自己卑下や自己否定を繰り返し、
完全にうまくいかなくなった時にその動きは停止。
やがて人が恐いと引きこもる。


こうなったら生きづらいね。。。

克服の仕方や関わり方も含めて、
いい人シリーズは後3回ほど続くかな♪


ではでは。