西日本豪雨1か月 「今後の住まい」に不安 被災者アンケート 2018年8月6日
https://web.archive.org/web/20180806110501/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180806/k10011564941000.html
Q.最初に避難するきっかけとなったのは何か?
A.
周囲で浸水や川の氾濫、土砂災害が発生するなど、「周辺の環境の悪化」・・・33.5%
「消防や警察」の呼びかけ・・・14.8%
「近所の人」の呼びかけ・・・9.3%
「その他」・・・9%
「家族・親族」の呼びかけ・・・7.7%
「防災無線」・・・7.4%
「エリアメールなど」・・・4.8%
「テレビ・ラジオ」・・・4.5%
実際に身に危険が差し迫るまでは避難を決断しなかった実態が明らかになりました。

 


Q.(防災機関や自治体が警戒や避難を住民に呼びかけるため発表する情報が、どれだけ活用されていたのかについての調査)
避難する際に参考にした情報は何か?
A.
「特になし」・・・46.1%
「その他」・・・10.6%
「避難勧告」・・・9.3%
「避難指示」・・・8%
「川の水位の情報」 5.4%
「特別警報」 3.8%
「警報」 3.5%
「土砂災害警戒情報」 1.6%
「避難準備の情報」 0%

半数近くの人がこれらの情報にあまり関心を示していなかった実態が明らかになりました。
本来は住民の命を守るために防災機関や自治体が出している情報を、いかにして危機感を持って受け止めてもらうか、改めて課題を残す結果となっています。

 

愛媛大学防災情報研究センターの二神副センター長は「いろいろな情報を収集しながら早めに避難することが大事だが、それらを参考にしていなかったというのは非常に残念だと思う。消防団などが声をかけなければ、さらに犠牲者が増えた可能性もあり、待ちの姿勢ではなく、情報を積極的に収集し、早めの避難行動をとることが非常に大事だと思う」と指摘しています。

 



・私がこれに回答するなら

NHKラジオが豪雨の中でものんきにカープ中継やってたから大したことないと思った」

「避難指示・警報の情報精度が低過ぎるので、当てにされていないから」

 

むしろ、「近所の川が溢れそう」と映像や写真付き投稿をTwitterで見たほうが危機感は高まります。

 

<参考>

広島豪雨被害の真っ只中、NHKラジオもRCCラジオも「カープナイター中継」…災害情報提供せず

https://ameblo.jp/japan-flood/entry-12391122658.html

豪雨被害翌日、NHKはサッカーW杯を被災地でも中継 「被災地がスポーツで元気付けられますように」

https://ameblo.jp/japan-flood/entry-12391114741.html

 

 

※ NHKを含め、地方ローカル局では取材力(人員)も予算も制限があり、そうそう金曜の夜に豪雨報道体制は組めないようです。


投稿日時:2018-08-13 16:26:17

追記:2018-08-13 16:35

少しNHKをディスり過ぎたので冷静になって全体を修正:2018-08-13 16:35