前回、137億年前に起こった「ビッグバン」が烏で、

その時の音が、烏の声とご説明しました。

その音は、「ビッグバン」の時から、今でも宇宙に鳴り響いていています



その音を、何千年か前のインドで 人が聞こえる周波数の音で表したのが、

AUMです。

これを、オームと発音します。



これはマントラといい、悟り(三昧境)を求めて瞑想するときにこのマントラを

唱えることにより、三昧境に入りやすくなるという効果があるといわれています。

「オーム」というと この名前を冠した団体の17年前の事件が思い出されますね。



この「オーム」というマントラが、日本に入ってきて、いろいろな仏様の真言の

はじめのことばである「オン」になります、


例えば、弁天様の真言は、「オン ソラソバテイエイソワカ」

阿弥陀如来様は、「オン アミリタ テイセイ カラウン」

弥勒菩薩様は、「オン マイタレーヤソワカ」

大日如来様は、少々長くなって 「オン アボキャベイロシャノウマカボダラマニハン

ドマジンバラハラバリタヤウン」

といっぱいありますので、この辺で止めます。


さて、このような「ビッグバン」の聞えない音を聞いたら(実際には聞こえないのですが)

137億年前から今までのながいながい歴史に思いをはせることになりますよね。


その悠久なる宇宙の歴史を考えたら 46億年前に誕生した私たちの地球の歴史も当然

思い至ることになります。

次回 その地球の歴史をご紹介することにしましょう。

そして「生まれぬ先の父ぞ恋しき」という下の句につながっていくのです。



次回は最終回です 「地球の歴史を知れば、生まれぬ先の父が恋しくなる」



途中からこのブログを見ていただいた方のために バックナンバーを紹介します。



第3回 鳴かない烏と、その声とは?

第2回 闇の世とは、暗黒の宇宙のことです

第1回 闇の世に鳴かぬ烏の声聞けば























今日も はじめに この歌を掲げて、解説していきます。

闇の夜に(大宇宙の中で)

 鳴かぬ烏(からす)の

  声聞けば

生まれぬ先の

 父ぞ恋しき




人間の可聴領域を超えた声(音)とは?


また、その声(音)を発する烏とは?

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それは、「ビッグバン」です。

今から約137億年前に、そこから宇宙が始まったといわれる「ビッグバン」が

烏なのです。

「ビッグバン」も闇夜の烏も目に見えませんね。

うまく言い換えたものです。



そして、「ビッグバン」の時に発生した音は、人間の耳には聞こえない低周波数で、

それが今でもこの宇宙の中で響いているといわれています。

この「ビックバン」が、なぜ137億年前に起こったことが分かったかと言いますと、

現在地球からいろいろな星を観察していると、すべての星において本来その星を

構成している元素が発する光の波長よりも長い波長が観測されるのです。

これは、ドップラー効果といいまして、近づくときは波長が短くなり、遠ざかるときは

波長が長くなるのです。

これは、救急車が近づいてくるときにはそのサイレンの音が高く聞え、遠ざかるときには

低く聞こえるという経験からご理解いただけるかと思います。


これを星の光の波長の変化にあてはめますと、すべての星は遠ざかっている、即ち

宇宙は膨張しているということが分かったのですね。

そして、遠ざかる星に対して、時間を逆にして星のもと有った場所を推測すると

137億年前には、ある一点に集まるのだそうです。


それが「ビッグバン」なのです。





次回   「ビッグバン」の音を聞いたら








前回の続きです。


闇の世に

 鳴かぬ烏(からす)の

  声聞けば

生まれぬ先の

 父ぞ恋しき



という一見意味不明の歌のはじめの「闇の世」とは

暗黒の宇宙のことを言っています。


地球上においては 昼間あるいは月夜の晩は明るい

ですが、それは地球が恒星である太陽の近くにあるためで、

宇宙全体で見れば、暗黒なのです。

ちょうど新月の夜に鼻をつままれてもだれかわからない

ように、太陽も月もなければ、真っ暗なんですね。



そして、真っ黒な烏(闇夜の烏は見えませんよね)の声

が聞こえる。でも その烏は泣いていないのに。



これはですね、烏が人間の耳には聞こえない声で泣いているという

ことなのです。


人間の耳で聞くことができる周波数は、数十ヘルツから

数キロヘルツと言われています。でもそれ以下あるいは

それ以上の周波数の音は聞こえないのです。


例えると、テレビの音を消音にしたときに、画面の中のタレントは

口をパクパクしてしゃべっているのに、声は聞こえないということ

と同じなのです。


では、その声とはなんなのでしょうか?


また、烏とはなんなのでしょうか?


次回  「泣かない烏と、その声とは?」