雨が降ってまだ一週間経ちませんが、もう桶は空になりそうです。

そしてこうなってしまうと「水くみ」をしてから畑へ行かなければなりません。川へ降りるのはこういう「樋門」のような場所へ降りてからになります。段差を利用して水を自動的に入れる、いわゆるサイフォンの法則ですかね、あれで入れていきます。いちいち柄杓で入れてられませんからね。

しかし、これを今度は上へ上げなければならず重くて大変です。階段は急で狭い。今日はとても暑く、入れている間はじっとしていないといけないので日中やるのはムリです。

 

スイカの病気のような症状は炭疽病のようなもののようです。

ネットの炭疽病の写真とはちょっと違うし、はっきり炭疽病というわけではないようです。ただ、何かの感染症なのは間違いがなく、キュウリと同じくやられた葉は取り除きました。そうなるとかなりの量の葉を取り除いたので実がどうなるのか心配です。

しかし、これらの病気は放っておくと木全体に感染が広がり、実もやられるという最悪の結果になるようなので、木の成長でそれを補うことを祈って取り除きました。

 

炭疽病も湿気が関係していて菌は水気(湿気)を介して広がっていくようです。しかし、日本の夏は梅雨を挟んで湿気の多い時期を跨ぐので避けようがない。予防としてはあらかじめ葉を剪定して風通しを良くし葉同士が触れ合わないようにするくらいしか無いようです。

 

どうしてもという場合はやはり農薬の散布になりますが結構面倒なようです。カネも掛かるのであまりやりたくない。それと農薬はこういった菌の繁殖を抑える効果はありますが、土中の有益な微生物にまで効いてしまうので土中の多様性が損なわれます。これをミミズが土を食べてフンをすることでミミズの腸内細菌がフンと混ざって外に出ることにより土中の善悪玉菌のバランスが取れるようにしているとか。

 

そうなるとなかなか使いづらい。

 

これらの菌は土中で越冬してまた発生するらしいのでやっかいなものですが前述のミミズがその菌の胞子を食することで消化し無力化する可能性に掛けたい。寒くなるまでのミミズの働きが来年の出来にも影響するのか?これも調べる必要がありそうです。

 

実は今、店で売られているスイカの80%くらいの大きさまで成長しています。あと少しなので何とか持って欲しい。。。

途中で腐ってしまったものもあります。この病気のせいかもしれませんがスイカの木自体も自分のキャパを越えてまでは実を付けないので自然の摂理で淘汰される実もあるのでしょうね。

 

今日の収穫はこれだけです。後でキュウリ2本採りましたが、昼は暑すぎて早々に退却し、夕方は蚊の襲来で7匹ほどは撃破しましたが、まだたかられるので、この時も早々に退却しました。

病気に掛かったなと思ったら思い切ってその葉をさっさと切った方が後に悪い影響を残さなくていいようです。これも来年への教訓です。栽培メモに記載しておかなければならないですね。