スタート~第一関門
スタート地点は青少年旅行村。天気はくもり。4月にしては肌寒くソフトシェルを着て走る人もいた。自分はTシャツ。トレラン仲間と談笑したのちレース前にロキソニンを忘れずに服用した。朝9:00に奥宮師匠の合図で約100名がスタート。今回は非公式の模擬レースなので警察などの交通整理はない。よってスタート地点の青少年旅行村から直接ホタル通りの林道付近へ抜ける細いトレイルを走る。イレギュラーなコースだ。スタート後、行列でモタついて少し渋滞。5分後、林道手前の橋へ出る。ここから舗装された林道の長い登り坂が続く。ここで体力を消耗している人もいた。ここら辺は抜いたり抜かれたり同レベルの走力の人がわかってくる。一緒に走っているのは6~7人。登山道入口までは25分掛かり予定より少し早いペースだった。舗装路が終わり登山道入口からは急勾配になり登るにつれて呼吸が激しくなる。呼吸を整えようと意識的に深呼吸をする。息を二回吸って一回で吐く。休む事なくひたすら登る。刈寄山頂上は45分で通過。標高687m。スタート地点は200mだったので480mの高さを登ってきた。少し下って第一関門の入山峠へ到着。通過タイムは50分。周りのランナーの速いペースに乗せられていたので少しペースを落とす事にした。お手製のデキストリンジェルを補給。以降30分に一度給食をとる。(第一関門は6.9km。制限時間2時間)
第一関門~第二関門
入山峠迄からは舗装路の長い下り坂。30分以上下り続け醍醐川のT字路を目指す。刈寄山山頂までの登りの時のような荒い呼吸は治まり楽になってきた。呼吸は整えやすい。この下りでは奥宮師匠から伝授された作戦があって、後で待ち構える登り坂に備え脚力温存、体力温存。ちょっと楽な位で走り脚を疲労させないよう心掛けた。私は膝を故障しているので、全行程28kmを走り切るための計画的な走り方が必要だった。後続のランナーに抜かれたが気にせずマイペースを心掛ける。因みにここで抜かれたランナーは後に登りで抜く事になる。入山峠から下りきった醍醐川のT字路は1時間10分で通過。予定より5~10分速い。
T字路を右に曲がり醍醐林道へ進んで行く。周りに民家があるクネクネしたフラットな道を進む。醍醐林道登山口は1時間20分で通過。この道は陣場山近くの和田峠に繋がる舗装路だ。ここからは刈寄山以上の距離の登り坂が待っている。標高は300mから800mまで一気に登る。なかなか進まないし、なかなか終わらない。気持ちが折れそうになるハセツネ30K難所の一つ。ストックを取り出し腕力も使って登っていく。試走もしてきたので、ここからストックを使う事ははじめから決めていた。レギュレーションでは第一関門以降はストックの使用はOK。それでもどうしても辛くて歩いてしまう。でも平らに近い所がきたら小刻みにでも走る。ここで5~6人を抜かした。頂上のだいぶ手前にここから登山道だというコース誘導の看板あり。ここの登山口から山坂道を走り醍醐丸を目指すコースになっていた。この登山口・篠窪峠仮設登山口が第二関門、1時間50分で通過。実はこのとき走りながら意識がもうろうとしており、コース誘導の看板を見逃してしまい林道を道なりに直進して行ったが、数メートル進んだ所で後ろのランナーさんが声を掛けてくれたのでミスコースせずにすみました。後ろのランナーさん、サンキューでした!(第二関門迄は16.9km。制限時間4時間)
第二関門~第三関門
舗装路が終わり篠窪峠登山口から急な斜面を登っていく。疲労が溜まってきており、たまに平らなトレイルが現れてもなかなか走れない。周りのランナーも辛そう。スタミナ切れで座り込むランナーもいた。しばらく登り醍醐丸付近を通過。残り15kmのポストあり。ここがピークでこれ以降に大きな登りはなし。後半戦が始まる。下り基調であるが細かなアップダウンがゴール手前の今熊山まで続く。ここらへんは一人で走る事もしばしば。ストックを使っても全体的にスピードダウンしているのが分かる。休憩をするとそのまま立ちすくみそうになるのでとにかく脚を動かす。孤独な自分との戦い。市道山分岐を2時間30分に通過。さらに脚をいじめるアップダウンが続きトッキリ場は3時間05分に通過。トッキリ場を過ぎれば3分の2以上走ってきた事になるので完走が見えてきた。残り8km。ここで、頑張ればもしかしたら4時間以内にゴールできるかもとふと思えてきた。今日は模擬レースだから無理して走らなくていいじゃんと思いつつダメモトでちょっと頑張る。ここでドーピング(ロキソニン)。第三関門の入山峠は3時間17分で通過。ここからはひたすら下り。完走は確信できた。今回のテーマの”全力で走りきる!”を思い出し、残り6km、サブ4にチャレンジする事に決め、脚は痛かったがセカンド脚(?)を発動し、スパートを掛けた。(第三関門 制限時間5時間)
第三関門~ゴール
第三関門から今熊山を目指す。開けた下り基調のトレイルを進み今熊神社は3時間35分に通過。残り3.5km。標高も低くなりここらへんは一般の登山客とすれ違う事が多い。今熊神社から変電所へ向かうちょっと急な下り坂の途中で奥宮師匠がランナーを応援しているのを発見。えっ?既にゴールして折り返してここまで登ってきたの?あとで聞いたらゴールタイムは2時間40分位だったそうです。やる~。同じ人類でこうも違うとは。恐るべしハセツネ日本人ナンバー1......。奥宮師匠のハイタッチで闘魂注入(?)。モチが上がりターボが掛かりました。時計を見ると頑張れば4時間を切れそうなタイムだったので、欲を出し全力以上の全力でラストスパート。見慣れた変電所、お寺を過ぎ、ゴールの青少年旅行村を目指す。そしてゴ~ル!タイムは3時間57分。サブ4達成。残り10kmではスタミナ切れのランナー達を5人位はパスしました。絶対、寿命が縮まった。(ゴール 制限時間6時間30分)