九州地区大学野球連盟という大学野球の連盟があって、そこは、北部リーグと南部リーグに別れてリーグ戦を行っています。

北部リーグは、2部制となっていて、1部リーグ6チーム、2部リーグ8チームが参加しています。

その中に、全国的にも唯一となる、珍しいチームがあって、それが


折尾愛真短大


です。

全日本大学野球連盟の加盟校、370のうち、唯一の短期大学です。

当然のことながら、短期大学なので2年制だから、3年生、4年生はいません。

1年生と2年生で戦っています。



▼ 1次リーグ


彼らのスローガンは


2年間の挑戦


です。

絶対的なハンデだと思いますが、それを跳ね返そうとする姿勢に、僕は応援せずにはいられない気持ちになり、勝手に個人的に絶賛応援しています。


今年の春は、2部リーグで戦っていました。


九州地区大学野球連盟北部2部リーグは、8チームによる一回戦総当たりのリーグ戦で、1次リーグを戦います。

1次リーグの上位3チームで、2次リーグをやって、1位になったチームが晴れて、


2部リーグ優勝


となります。



折尾愛真短大はその1次リーグ、一敗同士の対戦となった佐賀大との最終戦を制し、1位通過を決めます。

2位には、同じく1敗の立命館アジア太平洋大。

この立命館アジア太平洋大は、折尾愛真短大に勝ったものの、佐賀大に負けての1敗でした。

(1敗同士の1位、2位の決め方は、すみません、分かりません😅)

3位は、2敗で長崎大と佐賀大が並びましたが、これもよく分からないのですが、大会規定により、長崎大が3位と決まりました。


ということで、2次リーグには


折尾愛真短大

立命館アジア太平洋大

長崎大


の3チームが進みました。



▼ 2次リーグ


昨日、この3チームによる2次リーグが開催されました。

ここで1位になれば、2部優勝です。

そして、九州地区大学野球北部リーグは、入替戦がないので、2部優勝すれば、自動的に1部昇格ということになります。


第一試合は、立命館アジア太平洋大と長崎大の対戦です。

4回に一挙5点を奪って、立命館が有利に試合を展開します。

しかし、長崎大も粘ります。5回に3点、8回にひ2点を奪って、ついに同点に追いつきます。

試合は延長戦へと突入します。

延長11回表、立命館が1点を勝ち越すと、その裏の長崎大の反撃を抑えて、立命館アジア太平洋大が勝利!


第二試合は、折尾愛真短大と立命館アジア太平洋大。

立命館は、勝てば優勝。

1次リーグでは折尾愛真に勝っています。

立命館が初回に1点を先制しますが、2回に折尾愛真が追いつきます。

3回には、愛真が2点を追加し、3-1として試合は終盤を迎えます。

中盤は膠着状態でしたが、7回に愛真が1点を追加。

8回に立命館が1点を返しますが、すかさずその裏愛真が1点を追加します。

そのまま試合終了となり、折尾愛真短大が5-2で勝利!


折尾愛真短大が優勝に王手です。


第三試合は、折尾愛真短大と長崎大の対戦。

1次リーグは、折尾愛真が勝ってます。

試合は、3回に折尾愛真が3点を先制します。

長崎大も粘ります。

4回に1点、6回に2点を入れて、同点に追いつきます。

しかし終盤、折尾愛真の打撃が爆発。

8回に3点を入れて突き放すと、最終回にも1点を追加してダメ押し。

終わってみれば、7-3の快勝で2次リーグ連勝!



▼ 秋は1部リーグ


折尾愛真短大が、2部リーグ優勝を果たしました。

これで、秋は1部リーグです。

いやもう、すごいっ!の一言しかありません。

2年生までしかいないのに、互角以上に渡り合って優勝なんですから。


1部リーグは、日本文理大、西工大などが顔を並べる強者揃い。

でも、彼らなら、何かやってくれそうな気がします。


2年間の挑戦。


2年生は、秋で終わりとなります。


折尾愛真短大。

今後も注目していきたいと思います。



以上でーす。