昨日のホークスVSファイターズの試合。

延長12回にホークスがサヨナラ勝ちしました。

サヨナラの得点は、周東選手の犠牲フライで、三塁走者がタッチアップからホームインというものでした。

ホームはまあまあのクロスプレイだったので、新庄監督はリクエストをしました。

結果は、ホームはセーフ。

その後、ファイターズの三塁手が、三塁ランナーの離塁が早いというアピールをしようとしましたが、審判さんもグランドにいないし、ボールもないということで、アピールプレイができませんでした。

で、そのアピールプレイは結局できずに、ホークスのサヨナラ勝ちとなりました。

アピール権の消滅について、僕の認識と、今回の件を整理してみようと思います。


▼ アピール権とアピール権の消滅


アピール権とは、今回のように、タッチアップの離塁が早い、とか、ランナーが塁を踏まずに空過した、とか、そういう時に、守備側がそのことを審判にアピールする権利です。

典型的なのは、タッチアップの離塁が早いということで、ボールを持った野手がその塁を踏んで審判にアピールする光景ですかね。

守備側からのアピールがなければ、そのまま試合は続くか、サヨナラならそのまま試合終了ということになります。


じゃあ、このアピールって、いつでも、いつまでもできるのかというとそうではなくて、それが、


アピール権の消滅


と言われるものです。


アピールができる時期は、ザックリと言うと2つあって、ひとつが


守備側が次のプレイをしたり、企てるまで


です。

分かりやすい例でいくと、プライ再開後、ピッチャーがバッターに投球した場合は、その時点で、アピール権は消滅するということになります。


もうひとつ、アピール権が消滅するのが


イニング終了時、投手と内野手がファールラインを超えてファールゾーンに入った時


です。



▼ 今回の場合は…


今回の場合は、ふたつ目の


イニング終了時


ということになるのだと、僕は思います。


だから、現実に、三塁手がペース上で、


ボールよこせ!


みたいなジェスチャーをさかんにやっていたので、ファールゾーンに出ているわけではなく、アピール権は消滅してないと思うんですよね。


リクエストの結果、本塁の判定は、セーフで変わらないとなったとしても、アピール権は消滅しないんじゃないかなぁ。


リクエストはより正しい判定のための制度で、アピールプレイは反則行為に対するアピール、だと思うので、趣旨が違うから、リクエストによってアピール権がなくなるってことはないような気がするんですけどね。


でも実際、ファイターズのアピールプレイはできなかったので、消滅していた、ってことになるんですよね。


もしかしたら、リクエストが


次のプレイの企て


になるのかもしれないですね。


もうちょっと、📖してみようと思います。



以上でーす。