今年も確定申告の季節がやってきました。

と言っても、僕のようなサラリーマンはほとんど関係ないんだけど、それでも、


医療費控除

寄附金控除


を受けようと思うと、確定申告しないといけません。

行政サービスを受けようとすると、ほとんどの場合、まずは本人から「申請」しないと受けられないってせいどになってるから、こういうことって、知ってる人と知らない人で、大きな差が出るので、やっぱり知ってた方がいいと思います。



▼ サラリーマンの数少ない税金対策


僕のようなサラリーマンは、毎月の給料から、一定額の所得税が自動的に引かれていて、それを年末調整で調整して1年間の所得税額が決まる、という


源泉徴収


という制度で所得税を納めています。

一方で、フリーランスの方とか自営業の方などは、自分の1年間の所得やそこから経費などを計算して、この時期に確定申告をして、1年間の所得税額が決まります。

これはかなり面倒臭い手続きなんだそうです。やったことないから分かりませんけど。

僕らサラリーマンは、源泉徴収されているので、この面倒臭いことをしなくていい代わりに、ギッチリと税金を引かれるということになっているわけです。


そんなサラリーマンの数少ない税金対策が、医療費控除や寄附金控除の確定申告です。

だから、やらない手はありません。



▼ 今はスマホでサクサクと


確定申告というと、なんか面倒臭いと思うかもしれませんが、今はスマホでサクサクとできちゃいます。

今回僕がやったのは、医療費控除と寄附金控除です。

おそらくサラリーマンの多くはこの2つになるんじゃないかな。

医療費控除とは、年間の医療費が10万円を越えた場合には控除しますよ、という制度です。

僕らが払わなければならない所得税って、ザックリ言うと、稼いだ給料にある一定の税率をかけて計算されるから、掛けられる数になる給料(正確には給料じゃないけど)の額が少ないほど、税金の額も少なくなるわけです。

控除ってのは、その掛けられる数の給料から差し引いて良いですよという額になります。

だから、医療費が年間10万円を越えてると、超えた分が控除されるということになります。


それともうひとつは、寄附金控除です。

これは僕の場合はもっぱら、ふるさと納税、です。

多くの方は、ふるさと納税を、ワンストップ制度を使ってるかと思うのですが、医療費控除などで確定申告をすると、ワンストップ制度が無効になるんですね。

だから僕は、そもそも医療費控除をやるので、ふるさと納税も、寄附金控除として、確定申告をする必要があります。


確定申告する必要があると言っても、本当に、今は、スマホでサクサクとできるし、マイナポータルと連携付けていれば、紙で提出する必要もないから、めちゃくちゃ手軽に、迅速にできます。



▼ 知らないとやらない


日本の行政サービスって、多くのサービスが、サービスを受けようとする人からの「申請」を受けて、始めて動き出す制度となっています。

だから、知らないと、サービスを受けることができません。

この、医療費控除や寄附金控除の確定申告も、還付を受けようとする人が、申告をして、始めて還付を受けることができる制度です。

しかもこれは、制度上、還付を受けることができるものであって、なにもズルいことをやってるわけでもありません。

ただ、知らないとできない、そういうものです。


そもそもこういう「申請」をしないもサービスが受けれないという制度が良くない!と叫んでいる人もいるようですが、そういう制度なんだから、


知る


しかないわけです。

だからやっぱり、勉強、なんだと思います。


そしてまた、こういうことは、学校では教えません。

だから我が子には、教えていかないといけないのだと思います。


以上でーす。