僕が小学生のころ、って、かなーり前の話になりますが…🤪

小学生のころ、僕は町内の子供会のソフトボールチームに入っていました。

というか、その時代のその地域の子供たちって、ほとんどすべて、住んでる町内の子供会のソフトボールチームに入ってたんです。

その頃も子供たちは毎日練習やってましたけど、お金はかかってなかったです。




▼ 小学生のころ


毎日、学校終わって夕方になると、近くにあったグランドに子供たちが集まってきて、ジャンケンして2チームに分かれて、紅白戦。

土日は子供会のおじさん方が誰か来てくれて、ノック打ってくれたり、バッピやってくれたりして、その後はやっぱり、紅白戦。

毎日毎日、ソフトボールして遊ぶって感じでした。

だから当然、着てる服は普段着です。

半ズボンにTシャツという、ごくごくふつうの小学生のいでたちのまま、ソフトボールやってました。

靴もふつうのズック。

帽子は、それぞれが個性を発揮する唯一のグッズで、僕はジャイアンツでした。

で、夏休みに入るくらいから、いろんな大会が催されて、その時は、チームのユニホームを着るんですね。

それは、子供会が持ってるユニホームです。

夏休みの期間だけ、子供会からユニホームを借りて、試合をするんです。

すべての大会が終わると、返す。

こういうわけだから、お金がかかるところはないですよね。

たしかにグローブは買ってもらったけど、それでも、小学校入りたてくらいに買ってもらったグローブをずっと使い続けてました。



▼ 中学のころ


中学に入ると、野球部、という部活動で野球をやるようになります。

僕らの時代、僕らの地域には、硬式クラブチームなんてものはなくて、


子供会のソフトボールから中学野球部


というルートが野球少年の王道でした。


中学では、練習用のユニホームを買うことになります。あの、真っ白の練習着です。

ユニホーム、ソックス、オーバーソックス、アンダーシャツ、ベルト、帽子…

と、一式買う。

嬉しいのは


スパイク


です。

プロになった気分がしたものです。


ここでは結構なお金がかかってるけど、まあ、野球やるには必需品みたいなもんです。


その他には、なにも買わないわけですからね。

中学でも、試合用のユニホームは、学校が持っていて、大会の前に学校から借りるようになってました。





▼ 高校のころ


高校になると、いちばんの出費は、やっぱり


グローブ


です。


硬式用のグローブになるわけだから、当時でどうだろう、三万円超えてたと思います。

そんな高価なグローブを買ってもらって、硬式ボール使ってキャッチボールやる。

なんかスッゴイ嬉しかったことを思い出します。

僕の場合、中学も高校もアンダーシャツは紺だったから、そっくりそのまま練習用ユニホームなどが高校でも使えました。

高校の時も、試合用のユニホームは、学校のものだったなぁ。

弱小の公立高校チームだったから、遠征なんかもなくて、せいぜい電車で隣の市の高校に練習試合に行くくらい。




▼ 野球はお金がかからない?


僕のやってきた野球が、特別に特殊というわけではないと思います。

大きな出費と言えば


グローブ


ですかね。


だから


野球って、お金、かかりません。そんなに。


でも今は、チームTシャツ揃えたり、グランドコート、トレシュー、野球バック、遠征バック。

保護者も帽子にTシャツを揃えたり。

お金、かけてます。

しかもそれが、学童、中学、高校と、それぞれで揃えないといけません。


それに世の中も変わってきてます。

経済的な負担を減らそうと金属バットになったのに、その金属バットがすぐに使い物にならなくなったりする。

スパイクもそう。

僕らの時代は、剣が減ると、新しいのに取り替えて使ってたんだけど、今は、剣は埋め込み式だし、そもそも剣が減る頃にはクツ自体がダメなってる。

お金を使うように使うようにできてる感じです。




▼ お金がかかるようにしてるってこと


野球はお金がかかるってことがよく言われるけど、かけなくてもいいところにお金をかけてるということもあると思うんです。

少なくとも、僕が子供のころやっていたソフトボールでは、親はほとんど関わってなくて、お金もかけてないはずです。

お金がかかるから、大人が関わってくる。

大人が関わってくるから、変な方向に向く。

そういうことなのかもしれません。


まあ、ようは


野球はお金がかかるのではなくて


お金がかかるようにしてる


ってことですね。



以上でーす。