全速力で正面から接近する2機のセイバーフィッシュを追従する2機のザクは少し余裕を持って追う、前方の敵戦闘機は一度逆に機先を振ると左右へと展がり別れる。
『その策はミハイルから聞いている…』
シュナイダーは敵機が右に急旋回するのを確認し右前方へダッシュする。
敵機が目前に迫りヒートホークを振り上げた時だった。
『な、何
更に加速だと
』
眼前の敵機は速度を上げヒートホークの届く距離から逃げて行く…。
『くっ…何て速さだ
』
敵機がカメラから完全に消えた瞬間
『何
』
恐らくはどちらの軍のどのエースパイロットでも回避できないタイミングであった…シュナイダー、ミハイル両機は顔面への直撃でミサイル弾を喰らった。
ノイズ混じりにミハイルの声がする。
『た…長…やら……した…カ…ラ…が……全に…』
『聞こえるか?ミハイル…こっちもだ…これ以上の戦闘は無理だレーダーを頼りに退散するぞ…』
周囲を確認できぬままに撤退するサイクロプス隊を尻目にトーマが問う。
『とうしますか隊長?』
『時間がない、邪魔な奴だけ叩けば良い…アッシュを追うぞ
』
第13特殊部隊はコロニーへと急ぐ。
先行したアッシュは6機のザクに襲われていた。
コロニー防衛のザク3機を振り切ろうとした処に更に3機のザクが増援として駆け付け現状に至った。
6機のザクに囲まれたアッシュは何とか虚を突き逃れようとしたがザク達の執拗な追跡に囲いを突破できないでいた。
『隊長に云われた通りにしたのに…やっぱ途中で少しは叩いとかないとダメだったな…』
アッシュは観念に似た覚悟で迎撃態勢に入る…が如何に新型機とは云え、本来はザクに劣る戦力でありしかも6機が相手では回避に専念しつつ隙を誘うも別のザクがすぐさまカバーする。
距離を詰めて来た1機にはバルカンの連射からの至近距離からの中距離用ミサイルでなんとか撃墜してみせたが…。
迫り来るタイムリミットが焦りを招く。
焦りは本来の精確な操縦を邪魔し、一瞬の隙を生じさせる。
『ヤ、ヤバイ
』
正面に1機、左右に各1機づつ、後方には2機…完全に囲まれ逃げ場が無い
アッシュの脳裏に家族の顔が浮かんだ…。
『正面にミサイル
そのまま直進しろアッシュ
』
咄嗟に正面のザクに向けてミサイルを発射と、同時に左右のザクが火球と化した。
『後は任せて先を急げよアッシュ
』
仲間達が追い付いて来たのだ。
『その策はミハイルから聞いている…』
シュナイダーは敵機が右に急旋回するのを確認し右前方へダッシュする。
敵機が目前に迫りヒートホークを振り上げた時だった。
『な、何
更に加速だと
』眼前の敵機は速度を上げヒートホークの届く距離から逃げて行く…。
『くっ…何て速さだ
』敵機がカメラから完全に消えた瞬間

『何
』恐らくはどちらの軍のどのエースパイロットでも回避できないタイミングであった…シュナイダー、ミハイル両機は顔面への直撃でミサイル弾を喰らった。
ノイズ混じりにミハイルの声がする。
『た…長…やら……した…カ…ラ…が……全に…』
『聞こえるか?ミハイル…こっちもだ…これ以上の戦闘は無理だレーダーを頼りに退散するぞ…』
周囲を確認できぬままに撤退するサイクロプス隊を尻目にトーマが問う。
『とうしますか隊長?』
『時間がない、邪魔な奴だけ叩けば良い…アッシュを追うぞ
』第13特殊部隊はコロニーへと急ぐ。
先行したアッシュは6機のザクに襲われていた。
コロニー防衛のザク3機を振り切ろうとした処に更に3機のザクが増援として駆け付け現状に至った。
6機のザクに囲まれたアッシュは何とか虚を突き逃れようとしたがザク達の執拗な追跡に囲いを突破できないでいた。
『隊長に云われた通りにしたのに…やっぱ途中で少しは叩いとかないとダメだったな…』
アッシュは観念に似た覚悟で迎撃態勢に入る…が如何に新型機とは云え、本来はザクに劣る戦力でありしかも6機が相手では回避に専念しつつ隙を誘うも別のザクがすぐさまカバーする。
距離を詰めて来た1機にはバルカンの連射からの至近距離からの中距離用ミサイルでなんとか撃墜してみせたが…。
迫り来るタイムリミットが焦りを招く。
焦りは本来の精確な操縦を邪魔し、一瞬の隙を生じさせる。
『ヤ、ヤバイ
』正面に1機、左右に各1機づつ、後方には2機…完全に囲まれ逃げ場が無い

アッシュの脳裏に家族の顔が浮かんだ…。
『正面にミサイル
そのまま直進しろアッシュ
』咄嗟に正面のザクに向けてミサイルを発射と、同時に左右のザクが火球と化した。
『後は任せて先を急げよアッシュ
』仲間達が追い付いて来たのだ。