静寂の筈の宇宙を進む第13特殊部隊の周囲だけは違っていた。
無線から聞こえる仲間達の声と、敵味方の機体が爆発して起こる衝撃風…。
揺れる機体内で舵を執る。
『ピロービックリマーク俺達の機体じゃあこの辺りが限界だビックリマーク
『アタシ等がこの辺りで敵を惹き付けるから行っといで…』
『ヤザン、ライラすまない…トーマビックリマークアッシュビックリマーク行くぞビックリマーク
【了解ビックリマーク
3機のセイバーフィッシュは正しく光の矢となり混戦となった小宙域を駆け抜ける…途中で出くわした敵はスピードに任せてやり過ごした。
『少尉ビックリマーク後8分で落下阻止限界点に到達しますビックリマーク急いで下さいビックリマーク
『判ったサユリ…トーマ、アッシュ急ぐぞビックリマーク
先を急ぐ3機の前に2機のザクが待ったを架ける。
シールドのマークが相手の正体を告げる…先程の部隊だビックリマーク
機体損傷の少なかったシュナイダー機とミハイル機の頭部を機体損傷が大きく頭部が無事だったアンディ機、ガルシア機と交換して出撃して来たのだ。
『ミハイルビックリマーク俺は赤いラインの奴をやる…後は頼んだぞ?』
『待ってくれよ隊長ビックリマーク俺も青いラインの奴には借りがあるんだよビックリマーク
『そうだったな…白いラインの奴は後方の部隊に任せるとしよう…行くぞビックリマーク
シュナイダー機はピロー機へ、ミハイル機はアッシュ機へとそれぞれが襲う。
『アッシュビックリマーク折角の御指名だが時間がない…ここは俺とトーマに任せて先に行けビックリマーク
『しかし…』
『アッシュビックリマーク隊長命令たぞ音符お袋さんと弟達をその手で守るんだろ?』
ミハイル機とアッシュ機の間にトーマ機が割り込み、その隙にアッシュ機は全速力で離脱する。
『トーマビックリマーク時間がない、フォーメーションAー3でいくぞビックリマーク
『了解ビックリマーク
トーマの返事を合図に2機のセイバーフィッシュが二手に別れ距離を取ると2機のザクが各々を追跡し、戦闘に動き出す。
『隊長ビックリマークこの形は俺とアンディがハメられた形だぜビックリマーク
ミハイルの進言にシュナイダーは頷き指示を出す。
『ミハイルビックリマークスピードを出し過ぎずに衝突を回避した瞬間を狙うぞビックリマーク
2機のザクは追従しつつ右腕にヒートホークを握り締め機会を待った。