穏やかな日々が過ぎ、兄妹達に少し暑くも清々しい季節がやってきた。
梅雨が明け緑が息吹く…そんなとある日曜日の午後だった。
ピンポーンビックリマーク
玄関に出たのはヤブルだった。
『はい、悪路ですが…』玄関戸を開と【いかにもアヤシイ】怪人が立っていた。
『あっビックリマークスイマセン…えっと…アレル君かな』
『いえ…兄に何か』
『えっビックリマークあっビックリマークあっビックリマークご、ごめんビックリマークじゃあ…ヤブル君ですね先輩…いやお父さんかお母さんは御在宅でしょうか』
『どっちも居ません…』
『えっい、居ないじゃ、じゃあ…何時頃に戻られるのかな』
『両親は…』
ヤブルが言いかけた時だった。
『どうしたヤブル』
買い物袋を手にアレルとキョウカ、ウバウが帰って来た。
『アレ兄…実は………って…だよ』
『失礼ですが…どちら様でしょうか』
『あっビックリマークこ、これはビックリマーク…実は私、元ダークヘルの戦闘員で今はフリーの怪人蝉男と申します…ダークヘル時代に大変お世話になった先輩に怪人となった御報告と御挨拶をと思いまして…』
『父さんの…』
『はい…あっビックリマークこれ…詰まらない物ですが…お留守との事ですから、お父さんには蝉男が来たとだけ…』
『待って下さいビックリマーク父の御友人とは知らず…大変失礼しました…実は父は…』
『えっせ、先輩がビックリマーク