2022年2月5日発売予定の見本が届きました。

増刷に際して、博物館・洞窟壁画遺跡ガイドを更新しました。




本の登場人物の名前について、物語を書く人は、どうやって名前を決めているのだろう。この本の場合は身近な地名やフランス語などから名前を考えました。

キシローじいちゃんは高校時代の世界史の石田毅士郎先生をイメージしてキャラクターを作りました。

主人公とキシローじいちゃんの名字は私が小さい頃に祖父母が住んでいた千葉県松戸市秋山という地名からとりました。

タバタさんの名字は、私が大学時代に住んでいた最寄の田端駅から。名は小6の頃、真剣に日本ぽい名前になりたいと考えていたときに思ったのが百合子でした。

石川ルナ先輩は私が石川県出身で、ルナはフランス語のルナールrenardキツネから名付けました。

タバタさんの後輩のレンさんはフランス語のレンヌrenneトナカイから名付けました。フランスの旧石器時代マドレーヌ文化は19世紀はトナカイ時代と呼ばれていました。

弟のレオはレオナルド・ダ・ヴィンチから名づけました。

マスダ先生はフランスのマス=ダジル洞窟の名前からとりました。

ルフィニャック洞窟のフレデリック・プラサールさんは本名です。家族全員にお世話になりました。

ツツイ博士は「13歳からの考古学」シリーズ第一弾へのオマージュです。



読売新聞2022年5月13日書籍広告欄より