雑談です。

先日面談をしていて面白い人がいたのですよ。

以下その時の会話

「お座り下さい。面談と言っても採用は決まっているので楽に話して下さい。」

「はい!」

「では、あなたは何が得意ですか?何でも良いです」

「はい!私は人のコピーをする事に長けています!」

「はて?コピーですか?具体例は?」

「相手を観察してその人の能力をコピー出来ます」

「…ほぉ。凄いですね?どんな事もですか?」

「はい。大抵の事は…」

「では、私を観察して私をコピーしてみて頂けますか?」

「え…あ、はい。」

「……………」

「……………」

「???」

「???」

「すみません、何だか良く分からないのですが?」

「すみません、何だか良く分からないのです」

「コピーはどうしました?」

「あー観察にはもっと時間を掛けないと」

「どのくらい?」

「1年は最低必要かと…」

「ほう。では一年後私のコピーが出来ると?」

「もちろんです!自信はあります!」

「その根拠たるものはどこから来るのでしょうか?」

「毎日イメトレしてますので」

「なるほど」

「出来ない事はありません。出来ないはずがありません。出来ないと思われているならそれこそ根拠が無いじゃないですか?」

「そうですね。お疲れ様でした」

「あ、はい。ありがとうございます」


さて、誰が採用したのでしょう?(笑)


人事担当に聞いてみましょうかね。


「あの子なんで採用したの?」

「あ、あれですか?あぁ…えーとですね…」


所謂マスコット的なのか?と思ったが違いました。


「ギフテッドなんですよ」

「マジ?」

「はい。だから言っている事がぶっ飛んでるんですが、実は周りに合わす為にわざと馬鹿になっているようです」

「いやいや、だったらうちじゃなくもっと良い会社に行けるでしょ?どっから連れてきたの?」

「あー、私の知り合いの子なんです。あ、でもちゃんと正規ですよ!」


うもぉ?そんな子扱えるんか?


まぁ、いいけど。


ほんまにギフテッドなら凄いけど。

一年後が楽しみ♪


おいらのコピーをしてくれたらなんて楽か!(笑)