名古屋今池のフリー雀荘『まあじゃん雀拳』の ブログ -7ページ目

脳トレの大会はふれあいの大会

脳トレふれあい麻雀が迫ってきました。
ゲーム開始の合図が流れると、麻雀に集中している姿、
大会の真剣な対局姿を見る時にたのしく麻雀を遊ぶだけではない、
麻雀のゲームとしての魅力に改めて気づかされます。

さて、この大会ですが、食事の時間を少し長めに取ってあります。
最終戦から表彰式の集計の時間も間があいた時間になっています。
この時の皆様の自由な時間の過ごし方が脳トレの大会の魅力の
一つとなっています。皆様が対局の感想であったり、
久しぶりに顔を合わせる方への挨拶の時間であったりと
結構有用な時間になっていると思います。

雑談力が上がる話し方(斉藤孝:ダイヤモンド社、2010年)
には雑談する時のポイントが書いてあります。
1、落ちがなくてもいい。
2、結論をつけないようにする。
3、必要な時に会話を打ち切る。
ことが必要なのだそうです。

大会で真剣に麻雀を打ち、余りの時間で親交を深めてもらう
そんな時間になれば幸いです。


2/5-6 結果
優勝 武田 江美子様  168200点
2位 田中 冨雄様    135700点
3位 横地 秀子様    113600点
4位 安江 明様      112100点
5位 安藤 妙子様    111300点

脳トレのチョンボ講座

大変恥ずかしいことを書かなくてはいけませんが、筆者は今日、チョンボをしてしまいました。これが皆さんの糧になればいいかと思ってパソコンのキーボードをたたいています。ネタができたと思って少し喜んだりもしています。

チョンボですが、ありがたいのは脳トレの皆様がチョンボをした人を怒ったり、たしなめたりしないことです。暖かい雰囲気を持っているのが、脳トレのすばらしいところだと自負しております。
麻雀は難しいゲームですので、ミスも起こります。このとき、チョンボを怒る人がいてはいけません。ミスをしてはいけないと怒るようなものです。それが、たとえば車の運転のような人の命にかかわるようなことでミスをしてはいけません。ただし、たかがゲーム、たかが麻雀です。その麻雀で怒るようなことがあってはいけません。卓の雰囲気を悪くすることが一番いけないとは前述のとおりです。怒ってしまっては卓の楽しい雰囲気が台無しになります。くれぐれも気をつけてください。

さて、チョンボですが、チョンボの分類は

1、ノーテンチョンボ
 牌を見間違える。揃っていると思い込む。
2、フリテンチョンボ
 ・捨ててしまっている牌でロン上がりをいってしまう。(関連牌も含む)
 ・リーチ後の上り見逃し後のロン上がり
 ・同順フリテンの時にロン上がり
3、その他の不正行為や過失行為
 先づもをしてしまったのにもかかわらず、ポンをするような行為はチョンボです。
牌山を大きく崩して元に戻せなくなるといった、ゲームが続けられないようなことをしてしまったこと場合もチョンボになります。

ということがあげられます。

さて、チョンボは避けられない行為ですので、チョンボをした後にどうするかが大切になります。
1、素直に謝る。逆ギレというような怒ったり、気が沈むのはその後。
2、チョンボをしたことで、冷静ではないのだという気持ちを持ち、動揺していることを自覚する。
2、チョンボの支払いは終わったから、気を使わず、素直に麻雀を続ける。
もしかしたら起こってしまうチョンボには、ありがちですが、余り気にせずにゲームを続けることが必要であろうかと思います。


1月29-30日の成績
優勝 安藤 妙子様    157100点
2位 安江 明様      153600点
3位 古川 吉明様    148700点
4位 武田 江美子様  139300点
5位 向 光江様     138600点

古川プロのプチ麻雀講座

後ろで対局を見ていても楽しい麻雀で学ぶところも多い。
一方で、安直な真似をするとかえって痛い目を見る。
この難しさが古川プロの麻雀です。

長い経験、実績に裏付けられた古川プロの対局姿は
ニコニコ生放送で放映されるようになったリーグ戦の
良評判につながるところだと思っています。

古川プロの発言をいくつか書いていきます。

1)麻雀は「攻め」
「受けや降りは簡単」いうのは、達人が語る共通の言葉です。
麻雀が上達するほどに様々な情報が入ってきて、
攻めることが怖くなることもあるのでしょう。
それでも、麻雀は攻めなくてはいけないという気持ちが
勝ちを掴みとるのだろうと思います。

2)麻雀は「構成力」
4つの面子と1つの頭をどのように作っていくのか。
古川プロの想像できないポンやチーはまさしく
高い構想力を持っているからだろうと思います。

3)麻雀は「楽しいとき」がある
たとえば、上がれば楽しいし、ロンといわれれば楽しくない。
麻雀には様々な感情を与えます。
快楽主義にならない、悲観主義にならない。
目の前の手配に対して非常に誠実でありながらも、時に大胆。
感情の司ることが必要なのだろうと考えさせれます。

シンプルな言葉にこそ、考えさせられる言葉です。


1月22~23日の成績
優勝 古川 吉明様    149100点
2位 横地 秀子様    142900点
3位 増山 民造様    136800点
4位 川副 祐照様    136500点
5位 加藤 芳男様    129600点

マナーは相手の気遣い

今日は「マナーについて」書いていきます。

まず、脳トレでの一番のルールは
「卓の雰囲気を悪くする行為をしてはいけない」
ことです。
これを守らない方は、他のどのようなルール/マナー違反や正当な主張があったとしても、この問題を起こした人が悪いと判断いたします。この行為を繰り返される方は退場をお願いすることもあります。ですので、参加される皆様には気をつけていただきたく思います。

さて、脳トレふれあい麻雀に限らず、麻雀をするときのマナーは常に問題となります。
実は脳トレふれあい麻雀は他の麻雀集団に比べるとマナーについてゆるい集まりだと思っています。なぜなら、余りマナーについて話をしたくないというのが本音です。
以下の理由が存在するからです。

  1. マナーを大切にしすぎると、「マナーを守らないこと」を怒ってしまう。そうすると、場がしらけてしまう。
  2. 脳トレは道場ではない。マナーを口出してしまうと、堅苦しくなる。
    脳トレは楽しい時間を過ごす場所にしてほしい。
  3. マナーは学んだ場所によって違うところがある。
    その違いを口にすると何が正しいかわからなくなる。


かといって、なし崩し的にマナーを守らないようになっても困ります。
今日の脳トレでも、発声がないことを注意したときに「他の人も守ってない」といって反論された方がいました。
マナーは他の人が関係するものではありません。なぜマナーが存在するか、Wikipediaにはとてもいい文章が書いてありました。

『マナーの様式は、多くの場合、堅苦しく感じられるが、その形は、社会のなかで人間が気持ちよく生活していくための知恵である。(中略)「他者を気遣う」という気持ちを所作として形式化し、わかりやすくしたものが形式としてのマナーである。』
引用先:「マナー」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2014年1月16日 (日) 10:45 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

先ヅモの所作をしないことは上家を急かさないためです。盲牌を防ぐ行為でもあります。
発声をすることで、ツモ順を間違えない、リーチを見逃さないことの配慮になります。
牌を強打しないことは、相手を脅さないあることや、牌が壊れないためです。
すべて相手を気遣う理由があってマナーが存在するものだとお考えください。

麻雀は4人いなければ遊べないものです。一緒にゲームができることを感謝する気持ち、気遣いがあれば、自分が正しいことを主張することの恥ずかしさを知り、相手を思いやる気持ちを持てるようになるのではないかと思います。そうすれば、自然とマナーを守る気持ちになるのではないかと思います。

マナーは自主的に守っていただきたく思います。

最後にこの文章を読んだ方にお得となる情報を1つ。
副露(鳴くこと、ポンチーをすること)の時には、まず牌を見せてから打牌することをお勧めします。
副露をしたとき、牌を捨てる前に見せた牌を間違えたのならば、他の方に指摘してもらうことができます。これによって副露を取消や交換をすることができます。こうすることで、取消料の1000点罰金で済みます。
しかし、先に牌を捨ててから鳴いた牌を見せて間違えてしまうとルール上、打ち消しができません。(錯行為といいます)こうしてしまった場合は上がり放棄というルール裁定になります。気をつけてください。


1月15~16日成績
優勝 川副 祐照様    175300点
2位 水野 正様      154200点
3位 加藤 輝彦様    143800点
4位 横地 秀子様    131500点
5位 伊藤 裕美子様  129500点

順位と点数のどちらかを評価するべきか

4人だけで麻雀をするならば、その場で順位が決まります。
しかし、20人で1半荘の麻雀をしたときには1位をとった5人います。
この5人の1位に優劣があるかどうかを考えなくてはいけません。
また、麻雀は点数によって順位を決定しますが、33000点の1位と
35000点2位ではどちらが優れているかという問題も起こります。

順位と点数のどちらかを評価するべきかということについては
長く議論が行われています。どのような価値が麻雀にあるかによって、
順位点やトップボーナスが決まっていきます。
麻雀をするときに、順位と点数のどちらが大切であるかを
考える必要があると思います。

ちなみに脳トレふれあい麻雀ではトップ賞なし。
順位点を1位1万点、2位5千点とし、余り順位に対する比重が
大きくならないようになっています。
一方で、点数関係なしの順位戦も行われており、より多く1~2位を
とることが大切かを考えていく麻雀もあります。

皆様のお好みの麻雀を親しんでいただけると自負しています。

打初めが終わり、通常会となった脳トレの最初の公式戦では
四暗刻が2回炸裂。年の始まりを告げる花火になったように思います。

今週の成績は
優勝 川副 祐照様    161400点
2位 松尾 令子様    148500点
3位 古川 吉明様    138700点
4位 佐々 芳郎様    128200点
5位 向 光江様     127700点