妖怪と都市伝説
今日は、ちょっと都市伝説のいわゆる現代妖怪と、妖怪の違いについて考えてみようかと思います。
現代になって新たに生まれた怪談、都市伝説。その中には、口裂け女、人面犬といったいわゆる現代妖怪という括りが存在します。
都市伝説の話しの根幹を担うのが妖怪的な存在である場合です。
現代妖怪と呼ばれるわけですから、妖怪的な存在であることは確かなんです。
それでは、現代妖怪が妖怪になることが出来ない理由はどこにあるんでしょうか。
現代は、伝統的な妖怪が生まれることはなくなりました。科学が発達し、分からない不思議なことを怖くなくする手段が多様になったためです。
そんな中生まれた現代妖怪には、妖怪を妖怪たらしめる重要な要素が全く逆のものになってしまったんです。
妖怪は、元々よく分からない現象を、名付けて分かるものに変え、怖いという感情をなくすために出来たものでした。
しかし、現代に入り妖怪は、「怖さ」から生まれたものから、「怖い」ものへと変貌を遂げてしまったのです。
現代妖怪は、妖怪とは逆に怖さを演出するために生み出された存在なんです。
妖怪が、怖さをなくすためだったのは、以前書きました。
しかし、現代妖怪は、妖怪の姿を装って人を怖がらせるために存在する、ホラーの中の住人なんです。
そのため、現代妖怪は、似たような姿をしているものの、人に愛される妖怪にはさせてもらえず、今も都市の中をさ迷い続ける都市伝説となってしまったのです。
現代になって新たに生まれた怪談、都市伝説。その中には、口裂け女、人面犬といったいわゆる現代妖怪という括りが存在します。
都市伝説の話しの根幹を担うのが妖怪的な存在である場合です。
現代妖怪と呼ばれるわけですから、妖怪的な存在であることは確かなんです。
それでは、現代妖怪が妖怪になることが出来ない理由はどこにあるんでしょうか。
現代は、伝統的な妖怪が生まれることはなくなりました。科学が発達し、分からない不思議なことを怖くなくする手段が多様になったためです。
そんな中生まれた現代妖怪には、妖怪を妖怪たらしめる重要な要素が全く逆のものになってしまったんです。
妖怪は、元々よく分からない現象を、名付けて分かるものに変え、怖いという感情をなくすために出来たものでした。
しかし、現代に入り妖怪は、「怖さ」から生まれたものから、「怖い」ものへと変貌を遂げてしまったのです。
現代妖怪は、妖怪とは逆に怖さを演出するために生み出された存在なんです。
妖怪が、怖さをなくすためだったのは、以前書きました。
しかし、現代妖怪は、妖怪の姿を装って人を怖がらせるために存在する、ホラーの中の住人なんです。
そのため、現代妖怪は、似たような姿をしているものの、人に愛される妖怪にはさせてもらえず、今も都市の中をさ迷い続ける都市伝説となってしまったのです。
現代と妖怪。
地震でもないのに、家の中のものが揺れ動く現象を皆さんは何と呼ぶでしょうか。
現代人だと、ポルターガイストと呼ぶかたが多いでしょう。家鳴りと呼ぶかたは、妖怪が好きな人ぐらいのものでしょう。
では、ポルターガイストと家鳴りにはどんな違いがあるのか。それが問題になってきます。
家鳴りは、妖怪です。妖怪絵師として知られる鳥山石燕という狩野派の画家の作品「画図百鬼夜行・陽」の鳴屋には小鬼たちが家を揺する形で描かれています。
一方、ポルターガイストは語源がドイツ語で「騒がしい霊」となっている通り、霊が起こす現象と言われています。
そう、現代人にとって身近なポルターガイストは、霊が起こす現象なんです。
ここに、妖怪が現代で生まれづらくなった原因があります。
妖怪とは切っても切り離せない霊に関することは、そのうち詳しく書くつもりですが、今の霊の考え方は明治以降様々な海外の思想と絡み合って生まれたものです。
今では何か不思議なことがあると、とりあえず霊の仕業にしてしまう風潮があります。
それでは新たな妖怪は誕生しません。
妖怪は、結局想像力が作り上げる存在です。昔の人は、様々な怪異においてその想像力を駆使して来ましたが、現代人は、それを切り捨てて、全てを霊に頼ったのです。
それにより、日本古来の文化である妖怪だけでなく霊の考え方自体も変化させました。
その結果、妖怪は時代遅れに。霊は下らないものに成り下がり、現代で妖怪が存在しづらくなってしまったのです。
それでは、今日はこの辺で。また。
現代人だと、ポルターガイストと呼ぶかたが多いでしょう。家鳴りと呼ぶかたは、妖怪が好きな人ぐらいのものでしょう。
では、ポルターガイストと家鳴りにはどんな違いがあるのか。それが問題になってきます。
家鳴りは、妖怪です。妖怪絵師として知られる鳥山石燕という狩野派の画家の作品「画図百鬼夜行・陽」の鳴屋には小鬼たちが家を揺する形で描かれています。
一方、ポルターガイストは語源がドイツ語で「騒がしい霊」となっている通り、霊が起こす現象と言われています。
そう、現代人にとって身近なポルターガイストは、霊が起こす現象なんです。
ここに、妖怪が現代で生まれづらくなった原因があります。
妖怪とは切っても切り離せない霊に関することは、そのうち詳しく書くつもりですが、今の霊の考え方は明治以降様々な海外の思想と絡み合って生まれたものです。
今では何か不思議なことがあると、とりあえず霊の仕業にしてしまう風潮があります。
それでは新たな妖怪は誕生しません。
妖怪は、結局想像力が作り上げる存在です。昔の人は、様々な怪異においてその想像力を駆使して来ましたが、現代人は、それを切り捨てて、全てを霊に頼ったのです。
それにより、日本古来の文化である妖怪だけでなく霊の考え方自体も変化させました。
その結果、妖怪は時代遅れに。霊は下らないものに成り下がり、現代で妖怪が存在しづらくなってしまったのです。
それでは、今日はこの辺で。また。
妖怪は、なぜできた?
それでは、妖怪が生まれた理由、原因というのは、一体、なんでしょうか。
それは、ある意味では現代でも通じるところがあると思うんですが、結局のところ、怖くないものにするためなんです。
昔は、今のように世間一般の人が、所謂科学的な物事に関わる機会がありませんでした。
そのため、世の中で起きることの大半は、不思議なことだったわけです。
人間は、わからないことは、とにかく怖い。何故起きるのか。いつ起きるのか。
その、わからないものをわかるようにするのが、妖怪の役割なんです。
わからないから怖い。けど、怖いのはやだ。だから、この現象に、ぬりかべとか、べとべとさんという名前を付けて、わかるものにしてしまおう。
そうすれば、原因がわかればもう怖くないわけです。
今でこそ、雷は原因もわかっていますが、昔の人には意味がわからない。だから、何かしらの理由、原因を探したんです。
言ってみれば、妖怪は昔の人にとって、最先端の科学だったんです。
だからこそ、妖怪がいるだのいないだのという議論はどうでもいい。
今では、地中のリンなどによって引き起こされると原因が特定されているものを、昔の人は、人魂と呼んでいた。
ただ、それだけなんです。
少し、話しがずれてしまいましたが、とにかく、妖怪は怖くない。むしろ、怖くなくするためのものだった。
それが、妖怪の始まりにして、全てなんです。
それでは、次は、現代の日本で妖怪が生まれづらくなってしまった理由について、考えてみたいと思います。
それでは、また。
それは、ある意味では現代でも通じるところがあると思うんですが、結局のところ、怖くないものにするためなんです。
昔は、今のように世間一般の人が、所謂科学的な物事に関わる機会がありませんでした。
そのため、世の中で起きることの大半は、不思議なことだったわけです。
人間は、わからないことは、とにかく怖い。何故起きるのか。いつ起きるのか。
その、わからないものをわかるようにするのが、妖怪の役割なんです。
わからないから怖い。けど、怖いのはやだ。だから、この現象に、ぬりかべとか、べとべとさんという名前を付けて、わかるものにしてしまおう。
そうすれば、原因がわかればもう怖くないわけです。
今でこそ、雷は原因もわかっていますが、昔の人には意味がわからない。だから、何かしらの理由、原因を探したんです。
言ってみれば、妖怪は昔の人にとって、最先端の科学だったんです。
だからこそ、妖怪がいるだのいないだのという議論はどうでもいい。
今では、地中のリンなどによって引き起こされると原因が特定されているものを、昔の人は、人魂と呼んでいた。
ただ、それだけなんです。
少し、話しがずれてしまいましたが、とにかく、妖怪は怖くない。むしろ、怖くなくするためのものだった。
それが、妖怪の始まりにして、全てなんです。
それでは、次は、現代の日本で妖怪が生まれづらくなってしまった理由について、考えてみたいと思います。
それでは、また。
