丸見竜介記述日和 -3ページ目

妖怪は、いるの?

妖怪のことを好きだと言うと、よく聞かれる質問がこれです。
もしくは、どうせ妖怪なんていないじゃないか。とか言う人もいますね。

この質問を聞く度にやっぱり勘違いしている人が多いんだな。と実感します。

私の好きな妖怪とは、民俗学が中心にあり、文学であり、芸術学であるところの妖怪を指していて決してUMAを指している訳ではないのです。

きっと、何を言っているのか意味不明だと思います。
しかし、とりあえず分かって欲しいのは、私の好きな妖怪にとっては、存在するとか、しないとかいうことは取るに足らないことだということです。

まあ、しかし最終的には存在するのか、しないのか私の中での結論は書いて行こうと思っております。

それでは、今日はこの辺で。

妖怪について

プロフィールでもアピールしているように、妖怪が大好きな私ですが、ちょっとずつ妖怪に関することを書き進めて行こうと思います。


とりあえず、知っておいていただきたいのは、これから書き連ねることは、あくまでも、「私」の妖怪感だということです。さらに、様々なところの聞きかじりだと言うこともお忘れなく。
私がこれから勝手に書いていくことに、疑問を覚える方は、どんどん、コメント、よろしくお願いいたします。

小説を書いてみました。

この間、ちょっとしたショートショートを書いてみました。

ある場所で、『卒業』をテーマに書いた作品です。

読んでくれた人は、コメントも書いてくれると嬉しいです。


「えー、皆さんはこれから、新たな人生を歩んでいくわけですが・・・」

太郎は、話を聞きながらようやくここを卒業するのだということを、実感してきていた。

ここでの日々は、太郎にとっても、ともにここにいた仲間たちにとっても、素晴らしいものだった。

静かに、ゆったりと流れていく時間に、快適な空間。

太郎の望んでいた、あらゆる贅沢がここには存在した。

少し、退屈に感じることがなかったわけではなかったが、今考えると、退屈に感じていたことも含めて、幸せだったのだろう。

太郎は、本当に過去の自分の行いに感謝していた。

しかし、そんな幸福な日々も、この日でおしまい。

次の日からは、新たな人生を歩む準備が待っている。

なぜ、必ずここを卒業しなくてはならないのだろう。

これから始まる、新たな人生は、ここでの時間を考えると、まるで地獄のようだ。


次郎は、話を聞きながらやっとここを卒業できるのだということを、実感してきていた。

ここでの日々は、次郎にとっても、ともにここにいた仲間たちにとっても、苦痛なものだった。

ゆっくりと流れていく時間に、毒々しい空間。

次郎の考えていた、あらゆる苦痛がここには存在した。

束の間の休息を味わうことはあったが、今考えると、その休息ですら、その後の苦痛を高める効果しかなかったのだろう。

次郎は、本当に過去の自分の行いを恥じていた。

しかし、そんな不幸な時間も、この日でおしまい。

次の日からは、新たな人生を歩む準備が待っている。

なぜ、もっと早くここを卒業することが出来ないのだろう。

これから始まる、新たな人生は、ここでの時間を考えると、まるで天国のようだ。


「皆さんは、この死後の世界から卒業し、転生の準備に入ってもらいます。天国にいた人たちは、もう一度帰ってこられるように。地獄にいた人たちは、今度こそは天国にいけるように、新たな人生を歩んでいってください。私からは以上です」

閻魔大王は、マイクを置くと、今回の卒業生に目を投じた。

そこにはいつものような顔が並んでいる。

地獄のような表情をしている、天国出身者と、天国のような顔をしている、地獄出身者の顔が・・・。


いかがでしたでしょうか。

少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しいです。