妖怪は、いるの?
もしくは、どうせ妖怪なんていないじゃないか。とか言う人もいますね。
この質問を聞く度にやっぱり勘違いしている人が多いんだな。と実感します。
私の好きな妖怪とは、民俗学が中心にあり、文学であり、芸術学であるところの妖怪を指していて決してUMAを指している訳ではないのです。
きっと、何を言っているのか意味不明だと思います。
しかし、とりあえず分かって欲しいのは、私の好きな妖怪にとっては、存在するとか、しないとかいうことは取るに足らないことだということです。
まあ、しかし最終的には存在するのか、しないのか私の中での結論は書いて行こうと思っております。
それでは、今日はこの辺で。
妖怪について
とりあえず、知っておいていただきたいのは、これから書き連ねることは、あくまでも、「私」の妖怪感だということです。さらに、様々なところの聞きかじりだと言うこともお忘れなく。
私がこれから勝手に書いていくことに、疑問を覚える方は、どんどん、コメント、よろしくお願いいたします。
小説を書いてみました。
この間、ちょっとしたショートショートを書いてみました。
ある場所で、『卒業』をテーマに書いた作品です。
読んでくれた人は、コメントも書いてくれると嬉しいです。
「えー、皆さんはこれから、新たな人生を歩んでいくわけですが・・・」
太郎は、話を聞きながらようやくここを卒業するのだということを、実感してきていた。
ここでの日々は、太郎にとっても、ともにここにいた仲間たちにとっても、素晴らしいものだった。
静かに、ゆったりと流れていく時間に、快適な空間。
太郎の望んでいた、あらゆる贅沢がここには存在した。
少し、退屈に感じることがなかったわけではなかったが、今考えると、退屈に感じていたことも含めて、幸せだったのだろう。
太郎は、本当に過去の自分の行いに感謝していた。
しかし、そんな幸福な日々も、この日でおしまい。
次の日からは、新たな人生を歩む準備が待っている。
なぜ、必ずここを卒業しなくてはならないのだろう。
これから始まる、新たな人生は、ここでの時間を考えると、まるで地獄のようだ。
次郎は、話を聞きながらやっとここを卒業できるのだということを、実感してきていた。
ここでの日々は、次郎にとっても、ともにここにいた仲間たちにとっても、苦痛なものだった。
ゆっくりと流れていく時間に、毒々しい空間。
次郎の考えていた、あらゆる苦痛がここには存在した。
束の間の休息を味わうことはあったが、今考えると、その休息ですら、その後の苦痛を高める効果しかなかったのだろう。
次郎は、本当に過去の自分の行いを恥じていた。
しかし、そんな不幸な時間も、この日でおしまい。
次の日からは、新たな人生を歩む準備が待っている。
なぜ、もっと早くここを卒業することが出来ないのだろう。
これから始まる、新たな人生は、ここでの時間を考えると、まるで天国のようだ。
「皆さんは、この死後の世界から卒業し、転生の準備に入ってもらいます。天国にいた人たちは、もう一度帰ってこられるように。地獄にいた人たちは、今度こそは天国にいけるように、新たな人生を歩んでいってください。私からは以上です」
閻魔大王は、マイクを置くと、今回の卒業生に目を投じた。
そこにはいつものような顔が並んでいる。
地獄のような表情をしている、天国出身者と、天国のような顔をしている、地獄出身者の顔が・・・。
いかがでしたでしょうか。
少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しいです。