右手中指の付け根に違和感。
マメのようなしこりのようなものに触れる。
痛くはないけど結構気になるな、これ。


どーやらガングリオンのようです。


それこそおニクの稀少部位名っぽい聞き慣れないネーミング。
ワタシはたまたま知っておったので
もしやそうなのではと
病名から検索し症状が当てはまった次第。


もうずいぶん前のこと、とあるオフィスで。
上司に「手首んとこになんかグリグリができて痛いんで病院行って来ていーですか?」と訴えた女子。
翌日「だいじょーぶなの?」と尋ねたら
「うん、ガングリオンっていうんだって。先生が “あー、これねえ。ガングリオンっていってねえ。ぜんぜんヘーキ。自転車でも乗ってあっ!ってブレーキをぎゅっとかけたりしたハズミで潰れてなくなるから~” って言われたー」と。
さらに見せてくれた、医師が書いたメモには

*『ガングリオン』
* 説明の絵
*『自転車に乗る』

とありました。


なんだかエラくカジュアルな症状説明だわねえ、といぶかしく感じたものでしたが。
こんなに時間が経っても憶えてるんだからわかりやすかったってことでしょうか。
あと、この語感ですね、ガングリオン。


さて、ワタシは当面自転車にまたがる予定もないし
徐々に肥大化しているようにも思えてきたので
そろそろ整形外科を受診してみるかと考えていたら
いつのまにかグリグリが無くなっているではないの ( ̄□ ̄;)!!
カジュアル医師が言いたかったのはこういうことか。
自転車には乗っとらんが、なにかこうグッと
(余談ですがカラオケの曲目リストのトップは長らく「ああグッと」by 近藤真彦 でしたよね)
力を込める動作をした際にめでたく消失したのでしょう。


病院行かずに済みました。
なにげないやりとりも大切に保存したいと思う今日このごろです。


*とは言え、気になるバアイはすみやかに受診しましょう ( ̄ー ̄;
ガングリオンとはこうです。

日本整形外科学会のページ


んでもって
ガングリオンは簡単に消えるけど簡単に再発もするっぽい。
今ワタシの中指に第二世代が育ってます。
思わずコブシを握るよーなエキサイティングな出来事はないでしょーかね。