♪ゆう~べねむ~れずに~泣いて~、はいないけど、半べそでした。
泣きたい気持ちで眠れないのではなく、眠れなくてグズっているっていう。。。
赤んぼちゃんか、ワタシは。
いやいや、オトナとて眠れないのはツラい。


うつらうつらとしたと思ったら、瀕死のネコを抱えてるというこれまた泣きそーな夢を見る。


いや~な気分でもうろうとしているところへ「ガラガラガッシャーン!」とけたたましい音。
ああ、またどなたかぶつかっちゃいましたね。


我が家の窓から首都高が見えるのですが、ちょうどカーブになっている要減速ポイント。
なのにけっこうみなさん勢い良く走り抜ける。
いつも危ないなあと思って見ていて実際事故も多い。
つい昨日だかおとついもガラガラガッシャーンを聞いたばっかりです。


窓辺に立つと、一台の乗用車がハザードを出して停まっていました。
右カーブで中央のフェンスにぶつかった自損事故の様子。
カーブの手前からやってくる後続車からは見えない場所ですごく危険だなあと見ていたら、
深夜でクルマは少ないけど案の定みんな慌ててブレーキかけて車線変更。
雨だからますますデンジャラス。
ドライバーさん、はやく発炎筒を!


あ、来た来た。
と思ったら、自分のクルマのほんの10mほど後ろ、しかもカーブの内側に置いている。
それじゃ手前からはおよそ確認できない。意味ないよー、ドライバーさん!
引き続き、慌ててブレーキ&車線変更のクルマ、あとをたたず。


そうこうしているうちに警察は来ないのかと思うけど、サイレンの気配もなし。
もしかしてドライバーさんはケータイを持っていないのだろーか?
もしかしてこれってワタシが通報してあげるべきなのだろーか?うーんうーん。
単なる不眠の夜がだいぶ違う様相を呈してきました。


カーテンにくるまりパジャマで思案する女がいることも知らず
事故車のドライバーさんは二本目の発炎筒を手に再び現れました。
一台のクルマに発煙筒って何本搭載しているもんかしら?
おそらく最後よね。どうか今度は有効に使ってちょーだい。
祈るように見守るワタシ。


パジャマ女の祈りむなしく
彼は発炎筒を横の走行車線に向かって投げるという暴挙というか珍行動に出ました。
隣に投げちゃダメでしょ!
案の定、後続車大混乱。
障害物有りかと車線変更したらこっちに事故車が現れて、慌ててブレーキ&再び車線変更。


ああ、なけなしの発炎筒も使いきっちゃって(わかんないけど)
どうするの?どーするつもりなのっ??
思わずカーテンをぎゅっと握りしめるパジャマ女であった。つづく。