バベルの塔展 | あこのアトリエ

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先日、東京都美術館で開催中の「バベルの塔展」にいってきました。

バベルの塔とは…旧約聖書にある伝説。
かつて人々は同じ言葉を話していたが、天まで届くバベルの塔の建設を計画したことにより、その傲慢さに神の怒りを買った。神を超えようなどという策略を練ることができないように、言葉をバラバラにして互いに理解できないようにしてしまった。そして混沌(バラル)が訪れた。

私たちが海外との言葉の壁に戸惑うのは、そもそもバベル伝説まで溯るのです。

いろんな芸術家がバベルの塔を題材にしていますが、今回はブリューゲルという人が書いた作品が来日。
高校の社会科資料集にのっていた、有名な作品です。

なぜ私がこの展示会に行こうと思ったかというと…
ラルフ・イーザウ著「盗まれた記憶の博物館」という児童文学がきっかけ。
中学生で初めて読んで、その後何回も読みました。毎回感じることが違い、色あせない作品です。

ここに、バベルの塔がでてきます。

そんなわけで展示会に行き、本物を間近で眺め、うちに帰ってから記憶の博物館を読破。
また違ったことを感じました。

過去を、記憶を大切にしなくなっている現代。新しいものや目先の課題解決に飛びついて、先人の過ちから学ばないどころか、歴史を繰り返そうとしてる気がしてならない。
核兵器が起こした悲劇、わすれちゃったの?
戦争が何をもたらしたか、わすれちゃったの?
どうしたらいいんだろう…

バベルの塔が崩壊して人類がバラバラになった。でもその過ちを悔いて世界が一つになる日なんて、来ないでしょう。
アメリカファースト、都民ファースト、自分の利益を最優先にしていたら、みんな仲良く平和な世界なんて、訪れるはずがない。

でも、そうなったらいいなーとおもってしまうんだよなー。

#バベル #歴史 #美術館