#80年代青春シネマを語ろう カミングアウトしまーす | Cinéma , Mon Amour.。.:*☆

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わたしの右脳は洋画で
左脳は邦画で出来ておりまする╰(*´︶`*)╯


皆さま こんばんは





『80年代青春シネマを語ろう』に
まさかこれほど沢山の方にご参加頂けるとは
嬉しい限りにございます╰(*´︶`*)╯♡

 


さらにはお一人で、

何作もレビューして頂いたりして

これには主催者にも関わらず三作ポッキリで

お茶を濁そうとしていた、ジェーン・ドウ、、、


たいっへん焦りました ヽ(´o`;


と、言うことで

もう一本ご紹介させて頂くことしましょう


それは、


えっ?オーラスに

それ持ってくるんかーーい!な


『処刑ライダー』(The Wraith)

(アマプラ課金あり)


    *・゜゚・*:.。..。.:*・'あらすじ*:.。. .。.:*・゜゚・*


映画の冒頭

夜空にいくつかの小さな光が現れ

それはやがて一つの塊となり、地上へと堕ちてゆく



光が堕ちた場所は

アメリカ、アリゾナ州ブルックス(架空)の町


そこでは

パッカード・ウォルシュ(ニック・カサヴェテス)を

頭とする暴走族『ロード・パイレーツ』 が


イカサマレースを仕掛け

気に入った車を強奪するを繰り返していた。


強奪した車はアジトに運び、必要な部品を取り出し

爆走りする改造車に作りかえるのだ。


一方、光が堕ちた翌日

オートバイに乗った男(チャーリー・シーン)が

ブルックスの町にやって来る


道を尋ねるため

町に一軒しかない

パーガーショップで働くケリー

シェリリン・フェン)に声を掛けたその男に


貴方とは初めて会った気がしないと

好意的な返しをするケリー


そこにケリーの恋人を気取るパッカードが

割って入ってきた


ジェイクと名乗ったオートバイの男が立ち去ると

パッカードはケリーに『お前は俺の女だってことを

忘れるな』と睨みを効かす


ケリーはパッカードの女になったつもりは

毛頭ないのだが、乱暴なパッカードの報復を恐れ

周囲は助けてくれず、唯一同僚のビリー

マシュー・バリー)が庇ってくれるも、逆に

パッカードにやり込められる始末で。


ビリーはケリーの恋人だったジェイミーの弟だ


だった、と言うのは

ジェイミーは暴漢に襲われ殺害されたからで

しかし一緒にいたケリーは顔を塞がれ犯人の姿を

見ておらず、ジェイミーの死体も見つからないまま

真相は藪の中


実は犯人は、

ケリーに横恋慕したパッカードと

仲間のロード・パイレーツの面々だった


そんな奴らの前に現れた一台のターボ・インセプター


スモークガラスの向こう

ドライバーの姿は見えないが

『カッケー車を奪っちゃおうぜっ』な

ロード・パイレーツ


一番手オギー(グリフィン・オニール)の

追随を許さず走る抜けるターボ・インセプターと

後を追うオギー


アクセル全開のオギーは

道路を塞ぐように待ち受ける

ターボ・インセプターに突っ込み、炎上


一緒に大破した筈のターボ・インセプターは

無傷のまま、走り去っていく


町の保安官ルーミス(ランディ・クエイド)は


犯人捜査に躍起となるが、ターボ・インセプターは

尻尾を掴ませず一人また一人と黒塗りの車の餌食と

なっていく、ロード・パイレーツ


一体、

ターボ・インセプターを操っている人物は何者で

その人物の目的は何なのか?




話しはこれくらいにしてと

今回こちらを選んだ理由は


、、、


だってだって

シンプルに面白かったんだものーーー


当時一緒に観に行った彼は

乗り物好きだったからソレ目当てで、

わたしの方は昔からこういった奇譚物が好きで

しかも復讐譚ときた日にゃあー、好物中の好物でした


だからあの頃、数多公開された

名作、良作、佳作と呼ばれた青春映画たちを差し置いて

お互いがもう一度観たいねと、再度映画館へ足を運んだ

作品はB級テイスト溢れたこの、

『処刑ライダー』だけだったと言う、、、


それを暴露してしまうと

普段映画通を気取っているだけに

単純なヤツ認定されはしまいかと、今まで秘密に

しておりました


しかし今更カッコつけてもしょーがないかなって

カミングアウトいたしましたのさっ 笑笑


そしてまたこの頃は

彼と彼のオートバイに2ケツして

鈴鹿の8耐や熊野の花火に出かけたりして

リアルに青春していたなぁって、それもあります


そう

80年代からはいつも側に彼がいて

その彼は今、わたしの夫でもあるのです


(〃ω〃)←頬を赤らめる年でもなかろうて)


そんなこともあり

記憶に残る映画なんですね(B級だけど。)


それでこちらは何気に出演者が粒揃いなんです!


主役のチャーリー・シーンは今作の直後

『プラトーン』で一躍トップスターに躍り出て

しばらくはトムクルさんより成功していたのでは

なかろうか?(私生活はメチャクチャでごじゃり

ますがなですけどね)


お兄ちゃんのエミリオは親爺さん似の

可も不可もない御面相ですけれど(御免な、エミリオ)

この頃のチャーリーはまつ毛ながっ!な甘いハンサム

だったことに今気付いたし。


相手役のシェリリン・フェン嬢は

男子はずぇーーったい好きでしょーー?


彼女は『ツインピークス』でブレイクを果たしますが

わたしは『二十日鼠と人間』でのカーリーの妻役が

印象に深く、この役を演じるためにシェリリンっちは

存在したんじゃないかっつうくらい適役でした

(叔母さんはスージー・クワトロですって)


さらに、狂気のパッカードを演じた

ニック・カサヴェテス


かのジョン・カサヴェテス

ジーナ・ローランズの息子はんです


今作ではケリーに粘着しつつ

手出しができない男の純情を見せたりと

複雑な仇役を演じてましたが、それよりも監督として

『君に読む物語』や『ジョンQ』等、良い作品を残して

います


さらにさらに一番最初に

ターボ・インセプターに殺されるオギー役に

ライアン・オニールの息子、つまりティタム・オニール

の弟のグリフィン・オニールが扮していて、そばかすの

数がティタムおねぇちゃんと良い勝負でした


さらにさらにさらに

ロード・パイレーツの雇われメカニックに

ロン・ハワード監督の実弟、ラグ・ハワード

(どこかで見かけたお顔でしょ?!)


ちょいサドっ気のある保安官に

デニス・クエイドのおにいちゃんランディ・クエイド

が扮しと、



ね、

なかなかのラインナップでしょ


反対にロード・パイレーツの破落戸を演じた

役者としては無名に近いこの二人が良い仕事ぶりで、


特に画像向かって右のモホークヘアの方が

工業用油を飲んで、五臓六腑に染み渡らせる様に

身体に悪いからヤメトキナッて観るたびに呟いちゃう



そう、、、


実は思い出すたびに

未もたまぁーに見返している『処刑ライダー』


原題の『THE WRAITH』は

仇役パッカードの苗字を表します





テーマ曲も血ぃ沸きよるでぇーーー