このドラマはきょうだい児に焦点を当てたドラマだったと思います。
(きょうだい児とは、障害や重い病気を持つ
兄弟姉妹がいる子どものことを指します。
ひらがなで「きょうだい」と表記されるのは、
兄・弟・姉・妹といった性別や立場に関わらず、
全ての子どもを含めるためです。)
お兄さん役の俳優オ・ジョンセさん納得の受賞。
自閉症スペクトラム症のお兄さんで、
お母さんは僕にとってはいいお母さんだったけど、
ガンテにとってはいいお母さんではなかったというセリフがありますが
私はサンテにとってもいいお母さんだっとは思えませんでした。
まずガンテにとっては最悪のお母さんで、
お兄さんを守るために一緒に行かせたのに、とか
お兄さんを守るために産んだのに、とまで言ってしまうのは無責任の極み。
高嶋ちさ子さんのお母さんもそう言ったと言われていますが、
親として思っていても、決して言ってはいけないセリフだと思います。
ガンテも障害児だったらどうするつもりだったんでしょう。
2人も産んで、離婚した?自分の責任はどうしたんでしょう。
なぜそれをガンテに責任転嫁するのでしょう。
彼が何度もSOSを出しているのに無視して。
コ・ムニョンのお母さんに精神科を打診する前に、
自分がカウンセリング受けた方がよかったんじゃないでしょうか。
ガンテはお兄さんの付属としてじゃなくガンテとしてお母さんに見てほしかった。
お母さんもお兄さん甘やかせすぎじゃないんでしょうか?
自分が死んだあとお兄さんがどう生きていくのか、
もっと自立できる方向に育てるべきで、
ガンテに頼って生きるよう、育てた罪は大きいと思います。
そのせいでサンテが、僕からガンテまで奪わないでくれとコ・ムニョンに反発
するわけですよね。
ガンテを奪われたら、僕に何が残るのか?と。
幸いお兄さんが自分の箱から出てきて、自立したいと自発的に思ってくれたから
よかったものの、本来はお母さんが、あなたはガンテに頼らず生きていくのよと
教育するべきだったんではないでしょうか。
それがガンテに、あの時自分が死んでいればこの苦痛を味わわずに済んだとまで
言わせることになってしまって。
その点反社会性パーソナリティであるはずのコ・ムニョンの方が
お兄さんをガンテの付属としてみることなく、
ガンテもお兄さんという重荷付きの人、とみることもなく
非常にフェアに、ガンテ、サンテそれぞれを個人として尊重していたと思います。











