昨日はいろいろなイベントの集中日でしたが、
私は函館ぶら探訪の特別編、お隣・北斗市の
清川口駅界隈~福山( 松前) 街道みちさんぽ~
に参加してみました。
まずはJR函館駅から道南いさりび鉄道に乗って。
旧国鉄時代に運行された時のカラーを復刻した
国鉄首都圏色(タラコ色)の車両。
20分ほどで、集合場所の清川口駅に到着。
トワイライト・ネイビーブルーのながまれ号と
同じデザインの、ロマンチックな外観です。
ちなみに、この日の参加者80人のうち、
鉄道利用は20名ほどで、車社会ぶりが伺えます。
今回は「旧上磯地区の発展に貢献した老舗住宅、
および3寺、2神社の巡り」がテーマ。
大火のまち・函館と違って、今も住み継がれる
明治中期以前築の住宅も見られます。
こちらは、大正建築の種田剛邸。
大正8年建築の旧福士邸。
明治20年代に建てられた旧種田幸右衛門邸。
裏庭は、函館の香雪園の造園にも携わった
京都の庭師「辻地月」宗匠によるものとされます。
後出の種田家・熊谷家の庭も同じ庭師の作らしく、
当時の力がしのばれます。
昭和9年築の和洋折衷様式住宅、落合邸。
明治29年頃から数年かけて造られた店蔵は、
平成5年の南西沖地震で失われたそう。
ほかにも庭の灯篭が倒れるなど、
南西沖地震の影響があちこちで聞かれました。
江戸末期の1850年頃の建築と推定される熊谷邸。
住みつづけているからこそ保たれる風格に
圧倒されます。
なじみのなかったまちをじっくり案内してもらい、
トラピスト修道院や桜回廊だけでない北斗の魅力を
改めて知ることができました。
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