気持ちいい青空が広がったほとんど夏日の日曜日、
月に一度の「函館ぶら探訪」に参加しました。
赤レンガ倉庫前に集合。今日のテーマは
159年前の6月に函館から密出国した新島襄です。
函館に到着してまず宿泊した船宿が
この辺りにあったとか。
ベイエリアに出て、ああ、なんてきれいな
函館ブルーの海と空!
新島襄が人目を忍んで沖留めの船に向かった時の、
希望に満ちた姿がパブリックアートになってます。
その小舟に乗り込んだのが、緑の島近くの岸壁。
函館に到着して55日目のこと、
理解して協力してくれる人に巡り合えたのは、
お人柄だったのでしょう。
当時、旧函館区公会堂の下あたりにあったのが、
江戸幕府が開いた学校、諸術調所(しらべしょ)。
五稜郭建造を手がけた武田斐三郎が教授をつとめ、
全国から優秀な若者が集まったというすごい所。
新島襄も、ここで学ぶために函館に来たそう。
滞在中は、ハリストス正教会の司祭館に住み込み、
英語を学び、海外の事情を教わったとのこと。
国禁を破って渡米し、後に明治の日本で活躍する
新島襄がリアルに感じられた街歩きでした。
当時の写真はモノクロのものしか残ってませんが、
彼もこんな青空、青い海を見たのかな。
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