函館最古の寺院・高龍寺で函館文化会の公開講座、
自転車を走らせて行ってきました。
明治44年に建てられた山門は国登録有形文化財。
いつ見ても、荘厳さに身が引き締まります。
庫裏2階大広間で聞く講演は、また特別な雰囲気。
ギャラリー村岡の村岡さんが、
函館の西部地区に惹かれ、熱く関わってきた
さまざまなエピソードを披露されました。
ユニオンスクエア、元町俱楽部、冬のまつり、
建物の色こすり出し、高層建築を考える会……
私の好きな函館の原点にあるようなお話に触れ、
その頃にワープしてみたい気持ちに。
公開講座のもうひとつのお楽しみは、
函館の名刹である高龍寺の魅力にふれること。
「椅子座禅」のレクチャーでは、
体をまっすぐにすると、心がまっすぐになり、
生き方もまっすぐに……すとんと納得です。
総けやき造りの本堂は明治33年にできたもの。
開山堂(羅漢堂)は伽藍内で最古の明治32年築。
きらびやかな天井絵は最近の改修時のものですが、
周囲の五百羅漢などは建築当時からあるそう。
お釈迦様は書かれた教えを残しておらず、
弟子500人による仏典編集会議のイメージ。
「そういえばこんなこと聞いた」「ああ言ってた」
などと、思わず想像がふくらんでしまいます。
案内してくださった永井住職は、
「お寺は市民のみなさんに開かれたところ。
みんなで敷居を削ってお待ちしてます(笑)」と。
ホームページや動画の発信も充実しています。
函館の多彩な文化や歴史に触れられた午後でした。
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