イギリスの小学校には「卒業式」といったモノは特にはありません。 学校、学校によって個々様々です。



アッセンブリーといって朝礼みたいものだけで終らせるところもあれば、そのアッセンブリーを特別6年生メインにやるところもあるし、学芸会みたいなことをやるところもあれば、大がかりなミュージカルをやる学校もあります。でも、きっと一番よくあるのはYear 6 Reviewといって、6年生が最後の一年間にやったことを、寸劇や歌などを通して振り返る・・・というものです。



うちの学校もご多分に漏れず、Year6 Reviewというかたちで6年生を送り出すことになりました。学年主任の先生が台本を書き、ナレーション、寸劇、ダンス、歌(・・・超たくさん!!)のミュージック エクストラヴァガンザでございます。



BGMの選択、歌の指導、 劇の指導、 カーニバルのときに結成したドラム バンドの指導・・・と、まーホント学期末はただでさえ忙しいのに、やること盛りだくさん!でも、6年生が今年、ミュージカル メアリーポピンズを観にロンドンに行ったのでテーマはもちろん「メアリー ポピンズ」Mary_poppins



幼い頃から大好きなこの映画、音楽・・・がテーマとなってはワタシのヤルキも超モリモリ!





まー、悲しいかなちょうどこのYear6 Reviewのテーマが決まった頃に、ワタクシの中国行きの話も出て  「あらら、もしかしてこのイベントが最後になるのかな?」 って思ってたいたので、今まで以上のヤル気で臨みました。



毎日、毎日時間を作っては、6年生全員を集め・・・ただ6年生も他にもイロイロな行事がつまっているので、(なぜかこの時期にスポーツ デーとか、写真撮影とか、中学校の下見デーとか・・・)全員を集めるのは超大変!だから日によっては2グループにわけて、40分ごとに同じ練習を繰返したり・・・



歌った曲の中にはあのSupercalifragilisticexperialidocious(スーパーカリフラジリスティックスエクスピリアリドーシャス♪)もあり、この曲は言葉は多いし、速いし・・・で子供達も覚えるのに必死・・・。 みんなサビの部分はよく知っているんだけど、フレーズ部分はお話になっているので、振り付けをつけたりして覚えやすいようにしたり・・・



Mary_poppins_2 映画メアリーポピンズの中で、バートと煙突掃除夫たちが屋根で踊るシーンをイメージして、歌うチームとダンスのチームに分けてみたり・・・。子供達もミュージカル観た後だから、全員がダンスチームになりたがったり・・・まとめるの大変!!





担当していた合唱団は、今年歌ったうたの中でみんなが特に好きだったWe are the world とTVドラマ フレンズの主題歌を合奏を交えてバージョン アップしてみたり・・・



その他にも、寸劇でイギリスで人気のあるクイズ番組Weakest Linkのマネごとをするため、その音楽探しに駆けずり回ったり・・・



6年生は今年、英語と歴史の総合カリキュラでヴィクトリア朝のことを勉強したので、ヴィクトリア時代から歌われている歌を練習したり・・・



送りだす5年生から6年生へ歌のプレゼントで、子供たちと一緒にメイフラワー スクールの歌ヒップホップ ヴァージョンを考えたり・・・



毎日ずっと歌を歌ってばかりいるので、家に帰る頃には、口を閉じるのも面倒くさいほど、もうダッラーってかんじでした。頬が筋肉痛になるほど叫びまくり・・・(だってー6年生全員で95名いるんだもーん!)、一緒に歌を歌い、ピアノを弾き、放課後は音響システムの設定をしたり・・・今から思うとアレは疲れを通り越して快感に近かった気がする・・・。



たくさん練習した成果もあって、本番当日は言うことナシ!!!!!



送り出す5年生も6年生も、子供たち全員「ヤッタ!!」って顔してました。



ワタシはもう途中から胸が熱くなってしまい、CD交換するのにも涙でボタンがよくみえなくなったり、すったもんだでしたが久々に「思い残すことはナイ!」と言い切れるほど完全燃焼・・・



このブログの更新を怠ってから早2ヶ月?!アレ?それ以上?かしらん???



結論から先に申し上げますと・・・ダーリンのお仕事の関係でこよなく愛する?!ここハリッジ・・・イギリスを離れることになりました。 これをかいている今は、中国・寧波(ニンボー)という所にいます。 イギリスの某大学が中国に始めて外国の大学としてオープンしたキャンパスで、要は中国にいながらイギリスの大学の学位が取れるという、いわばリトル イングランド状態のキャンパスなのですが・・・そこの講師をすることになったダーリンと共に中国へ移住・・・というわけです。



血眼になってやってきた、イギリスで正教諭になるワタシの夢は、一旦中断・・・されることになったわけです。 一時は、ダーリンに単身赴任してイタダキ一人でイギリスでの生活を続けようかとも思いましたが・・・ダーリンの契約は向こう3年・・・。3年離れるのはちょいと長いかな・・・と一緒に中国へ来ることにしたのです。



ただいま、中国での生活をつづることにしたブログも作成中ですが、とりあえずこのブログには、この2007夏のできごとと、今までに触れなかったイギリスの生活のことや、教育制度、学校のこと等を書き続けて行きたいと思います。

毎年この時期、学校関係者の中で希望参加者を募り、日帰りロンドン旅行?!があります。 貸切バスでロンドンに行き、ロンドンでは思い思いに一日過ごし、夜またバスに乗ってハリッジまで帰ってくるというもの。去年は同僚たちとママ ミーア!のミュージカルを観に行きましたが、今年はWe Will Rock Youを観よう!ということで、買い物にミュージカルにと、楽しい日帰り旅行!



D_theatre ロンドンの真ん中、トテナムコートロードの駅近くにある劇場で、でかでかとしたこの看板は前から気になっていたのですが、今回やっとミュージカルをみることができました。



個人的にはクィーンのファンではないけれど、やっぱりWe Will Rock Youは好き。 あのドン ドン ドン♪ってイントロは血が騒ぐというか、自然とアタマを前降りしたくなりません???



2002年に公開されて以来、今もまだ人気は衰えず! この日も雨の中(また雨!!しかもまた 土砂降り!) 観光客からロンドンっ子までほぼ満席状態でした。 もうこれで観るのは6回目!とかいう人も沢山いてビックリ。 5年目の公演でも、少しずつ演出とか変わっていて、何回見ても飽きないとのこと。 たしかに、ものすごい舞台装置やら、音楽やら、コメディタッチの筋書きやら、もう盛沢山!ってカンジでした。



Wewillrockyou 最近このロンドンのウェストエンドと呼ばれる「劇場地区」が熱い! 前からミュージカルはブロードウェイとも互角の争いってカンジらしいのですが、「サウンド オブ ミュージック」の主役を一般公募したり、それをテレビ番組にし、毎週、一番一般からの票を集めた人が勝ち抜いていくという番組が流行って以来、「ジョーゼフ」やらなにやら、老舗We Will Rock Youまでもミュージカル熱の波に乗って、大人気の今日この頃。



わたしもカーニバルの疲れにダラダラしてる間もなく、叫んで歌って・・・スカっとした!!



この街ハリッジの小学校、中学校全て参加のカーニバルがありました。 イギリスはここ最近ひどいお天気で、イギリス中部では複数の街が洪水になったり、1日で1ヶ月分の降水量とか、「夏はどこいったんじゃー!?」という天候が続いています。 このカーニバルの日も例外ではなく、朝からヒョウが降ったり、雨が降ったり、チラっと晴れてみたり、すさまじいお天気でした。 そんな天気だったから、延期になると思いきや、決行!



Dsc02148Dsc02133Dsc02147   船の形をした帽子にセーラー(船員)のカラー(襟)をモチーフにした衣装を作ったので、子供たちは色とりどり!かわいらしいでしょ?





Dsc02165Dsc02159  たった1週間で準備した即席バンド! メロディオンとドラムで、カーニバルをリード。 ただでさえ大音量のドラムの脇で指揮をし、大声張り上げてバンドをまとめるのは大変だったけど、本当に楽しかった!!子供たちは(特にメロディオンの子たち・・・)1時間休まず歩いて演奏し続けるのは相当大変だったと思うけど、ホントよくがんばりました♪





Dsc02156 これは、子供たちと(・・・というより、ワタシと同僚のJさんと)作ったメイフラワー号。ウィローという木の枝と竹細工を組み合わせて、その上に髪にパーマをあてるときに使う巻きつける紙を張り合わせました。材料は全て軽いので、子供でも持ち運べるように・・・。なかなか立派でしょ?





Dsc02157 こっちの船は、模型クラブを担当したときに作ったもの。 運ぶ途中で少々ダメージが・・・。 下地になっているダンボールが見えてしまったけど、 メイフラワー号をモデルにダンボール、新聞紙、厚紙等、材料費はあまりかかっていないのですが、作るのには、かなりの日数を要しました・・・。





Dsc02170 ここハリッジには、イギリスから新大陸へ向けて発ったメイフラワー号の船長の住んでいた家があります。 この写真は、ちょうどその船長の家の前を子供たちが通ったときのもの。 ちょっと感動してしまった!





Dsc02171 カーニバルも終盤に差し掛かる頃・・・空はもくもくと暗雲がたちこめ、急ぎ足でカーニバルを終え、船や楽器やらを車に詰め込んだと同時に、バケツをひっくり返したような土砂降りの雨が・・・。 もう傘とか差してもイミなし!っていうくらいの雨!ずぶ濡れになりながら、子供たちを返し、学校へ帰りました。 でも、カーニバル中でなくってホントよかった!!

海外生活ともなれば、やはり「水」の違いから語るしかナイでしょう・・・。 



もうこっちにきてから丸4年。いい加減慣れたけど、やっぱり「イタダケナイ」のが水道の蛇口・・・。



Photo_8 見たところ、日本と変わらない洗面台や、キッチンの蛇口たち・・・。とことろが、やつらを侮ってはイケナイ。 熱い蛇口(赤い方) からは、容赦ない灼熱地獄のような熱湯が出る!そして、水のほうは当然「水」。 洗顔をするのにぬるま湯が欲しいなんて時は・・・



1)「水」を結構なイキオイでだす。



2)お湯のほうを少し細めにだす。



3)水を手いっぱいにすくって、ササッ!とお湯を足す。← ちょっとウッカリしてしまうと、手のひらの水がないところに熱湯をかけてしまう可能性があるので注意!



あああ不便だぁ!



Limescale_tap日本の40度設定にすればそれなりの温度のお湯が出る蛇口が懐かしい・・・。 





(写真左)この手の蛇口は、お湯と水のちょうど真ん中にすれば適温なものがでるのでは???と最初は期待感溢れて使ってみたが・・・イヤー こいつこそ侮ってはいけません。ちょうど左半分からは熱湯。右半分から真水。といった具合に、水を溜めて使う分にはいいのですが、蛇口から手に水を溜めて顔でも洗いたい場合。 むしろこっちのほうが厄介・・・。



なんで、水道管の中でお湯と水を混ぜてくれないんだよぉー!



・・・と、いくらこちらの生活に慣れてきても、時たまフツフツとこみ上げてくるちっちゃな怒りは、どーにもなりません・・・。(涙)



今日もそんなわけで、洗い物をしている時にウッカリ・・・あっつーーー!とまたしてもやられました。