こんにちは。冬はウィルス性胃腸炎が流行る季節です。
皆さんのお子さんも下痢で検査をする機会があると思います。
この検査はどれくらい当たるものでしょうか?
ノロウィルス迅速検査:イムノクロマト法、すなわち抗原抗体反応を利用した検査です。
感度81.6%特異度96.6%とされます。
陽性尤度比LR+=sensitivity/(1-specificity)=24
陰性尤度比LR-=(1-sensitivity)/specificity=0.19
検査前確率50%、すなわちノロっぽさが問診などでフィフティフィフティの場合、検査が陽性なら96%の確率で、また、たとえ検査が陰性でも16%の確率でノロウイルス感染症であると読み取れます。
ロタウィルスの場合も同様です。
イムノクロマト法。
感度94% 特異度96%程度。
LR+=23.5 LR-=0.06
検査前確率50%の場合、陽性なら96%、陰性でも6%の確率でロタウイルス感染症と読み取れます。
このように、検査が陽性なら100%ノロ/ロタ感染症、陰性なら100%違う、と言うような単純なものではない事が、お分かり頂けるでしょうか。
では、胃腸炎の原因が特定出来ないことが心配になりますか?安心して下さい。ノロウィルスやロタウィルスに特異的な治療はありません。そしてそれ以外にも胃腸炎を起こすウィルスは沢山あります。いずれの診断にせよ、補水が中心となる治療になると思います。
嘔吐は1回につき5mL/kg体重、下痢は1回につき10mL/kg体重を目安に、少量づつ与えてあげて下さい。経口補水液と2倍に薄めたリンゴジュースは、嘔吐下痢の際の入院リスクは変わらなかったと言う報告があります。経口補水液を飲みたがらない場合は、子どもさんの欲しがる飲み物を与えてあげて下さい。
いかがだったでしょうか。
そして、病気のお子さんのいらっしゃるお母さんは、お大事になさって下さい。
皆さんのお子さんも下痢で検査をする機会があると思います。
この検査はどれくらい当たるものでしょうか?
ノロウィルス迅速検査:イムノクロマト法、すなわち抗原抗体反応を利用した検査です。
感度81.6%特異度96.6%とされます。
陽性尤度比LR+=sensitivity/(1-specificity)=24
陰性尤度比LR-=(1-sensitivity)/specificity=0.19
検査前確率50%、すなわちノロっぽさが問診などでフィフティフィフティの場合、検査が陽性なら96%の確率で、また、たとえ検査が陰性でも16%の確率でノロウイルス感染症であると読み取れます。
ロタウィルスの場合も同様です。
イムノクロマト法。
感度94% 特異度96%程度。
LR+=23.5 LR-=0.06
検査前確率50%の場合、陽性なら96%、陰性でも6%の確率でロタウイルス感染症と読み取れます。
このように、検査が陽性なら100%ノロ/ロタ感染症、陰性なら100%違う、と言うような単純なものではない事が、お分かり頂けるでしょうか。
では、胃腸炎の原因が特定出来ないことが心配になりますか?安心して下さい。ノロウィルスやロタウィルスに特異的な治療はありません。そしてそれ以外にも胃腸炎を起こすウィルスは沢山あります。いずれの診断にせよ、補水が中心となる治療になると思います。
嘔吐は1回につき5mL/kg体重、下痢は1回につき10mL/kg体重を目安に、少量づつ与えてあげて下さい。経口補水液と2倍に薄めたリンゴジュースは、嘔吐下痢の際の入院リスクは変わらなかったと言う報告があります。経口補水液を飲みたがらない場合は、子どもさんの欲しがる飲み物を与えてあげて下さい。
いかがだったでしょうか。
そして、病気のお子さんのいらっしゃるお母さんは、お大事になさって下さい。
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