真の世界市民とは、いずこにあろうとも、自分がいるその場所で自分らしく輝き、周囲に希望の陽光を送り、友情と平和の春を創り出していく人ではないでしょうか。
自然災害が打ち続き、紛争の絶えない国際社会だからこそ、平和のフォートレスで世界市民の友情を結んできた皆さんは、この連帯を、いやまして賢く深く大らかに広げ、そして平和創造の道を、明るく誠実に忍耐強く開いていってください。
一、第三に『未来のために、生命尊厳の道を走り抜け!』と申し上げます。
東北が生んだ文豪・太宰治の不朽の名作『走れメロス』に、こうあります。
『少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている』『私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ!メロス』と。
価値ある人生の極致は、人間の信頼に応え報いようと、いかなる苦難にも屈せず走破していく果てに達するものでありましょう。
私は人生の師・戸田城聖先生から託された『生命尊厳の哲理』『地球民族主義の理念』『人間革命の民衆運動』の襷を担って、荒れ狂う嵐のなかを走り抜いてきました。今も、走り続けております。
そして、この襷を創価教育の皆さん方が受け継ぎ、未来永遠に勝ち進んでくれることを大確信するゆえに、私には何の憂いもありません。
ともあれ、人生のマラソンは途中では決まらない。毀誉褒貶を超え、耐えて耐えて耐え抜いて、最後の最後まで、青春の誓いの道を走り切った人こそが、勝利者です。私は、皆さんの不屈の前進と栄光のゴールを信じ、見守り、祈り抜いていきます。
一、終わりに、不二の絆で結ばれた宝の創大生、短大生の門出に。
わが心
一生涯
いな 永遠に
君の勝利へ
君と走らむ
と贈り、私のお祝いとさせて頂きます。
偉大なる卒業生、万歳!
偉大なる父母、万歳!
新時代の希望の夜明け、万歳!(大拍手)
-2015.3/19日付 聖教新聞より-