最近よく耳にする移住が流行るこの世の中、タンザニアという選択肢もあるんだと知った今日この頃

 

朝ベランダに出ると、すでに活動を始めている人達が行き交っている。

 

歩く女性が頭に荷物を乗せ、その身体にはアフリカンな生地の服、そして褐色の腕が伸びていた。

 

アフリカに来たんだ

 

昨晩は遅くて、すでに寝ていたもう一人の発起人の日本人ママと7歳の女の子にあった。

 

そのママは小さい頃からアフリカゾウに惹かれ、いつかはレンジャーになりサバンナで動物を見守りながら生きるのが夢だったらしく象に踏まれて死ねるならそれも本望だと言っていた。

 

旦那さんは日本に残り働いているようで、これもまたよく聞く移住のパターンだ

 

 

ダルエスサラームは舗装された道、特に泊まったモール付きの建物は一際そそり立ち、その横には砂糖きびジュースを売る屋台があるといった具合に変に栄え、サバンナ、草原、でこぼこ道といったアフリカというステレオタイプを持っていたことに気がついた。

 

朝ごはんを食べに行った

 

そこは外に一応屋根付きで椅子とランチテーブルが2、3置いてある場所で、いかにもアフリカンママという感じの豊満な女性が二人ほど野菜を刻みチャパティを伸ばしていた。

 

定番の食事は牛骨スープとチャパティとチャイ(詳しい食の話は別で)

 

牛骨スープにライムと唐辛子を好きな量入れる。スープは鍋に入りブロックで組んだ焚き火で温められている、そこに時折アフリカンママが枯れたヤシの枝や葉を追加するといった野外スタイル

アフリカンママと発起人

 

 

タンザニアはイギリス領になったこともあり、同じイギリス下にあったインドのチャイやチャパティが入って来ていたのだ、それはこの手の屋外食堂から普通の家庭、レストランまで普及しチャパティ好きの自分にとっては嬉しいものだった。

 

(ついでに解説しておくと、チャパティは薄く伸ばして焼いた丸いパンケーキ(甘くはない)のようなもので主食に用いられ、インドでは一般家庭ではナンを焼くことが出ないのでこれを食べているのを知らない人は意外と多い)

 

タンザニアのチャイは生姜がたくさん入っていて砂糖を好みの量入れ飲む。これがあったまっていいのだ

 

 

昼過ぎには7歳の子のママがアフリカンファブリックで仕立ててもらっている場所に注文をしに行くのについて行った。

そこはそんなに広くもない建物に男性オーナーと男の子が二人足踏みミシンを使って主に女性ものの服を仕立てていた。

 

そう多くの国では男性も洋裁をしているのだ、ミシン仕事が好きだが身の回りにそういう人のいない自分にとって何か仲間を見つけたような気分だった。

 

街中にはマサイの男性が布を巻き腰に棒などを下げ歩く姿も見られ、何か滋養強壮の薬を売りつけて来たりすることも。

 

7歳の子を幼稚園のようなところに迎えに行き、少し歩いたがダルエスサラームは比較的治安も良く一人で歩けるし人も優しいので目が合えば「マンボ!(元気?)」と声をかけ、絶対向こうは「ポア!(調子いいぜ)」と答えてくれた。

 

ダルエスサラームの拠点は中国人経営のリゾートマンションといったところで現在も建設が進み、ホテル棟やカジノも出来るそう。なんと建設中の建物の屋上にプールがあり大海原や街の向こうを見渡せるほど

 

共有スペースとして海が見えるプールもあり、そこでこれから海で泳ぐのも3年ぶりだったので予行練習として泳ぎを思い出しがてら子供たちと遊んだ。他に広場があり夕方にはバーが開きお金を持ってそうな外国人もチラホラ、そのテーブルを使い下のモールにあるレストランで頼んだ料理を持って来てもらい、タンザニアのビールSAFARIとKILIMANJAROを飲んだ。

 

 

あれ?エコビレッジは?

 

 

そう思いましたよね?俺もそう思いました、海では魚が取れると思うけど1日一食も手に入らないかもと事前に言われていたので、だいぶ気合いを入れて来ていたのだが、急にセレブっぽい気持ちを味わい、気を緩めていいのかよくわからない

 

とりあえず郷に従った。

 

全てが新しい、日も暮れまた明日へ期待を膨らませ床にマットを敷き寝た。