初のボートは一瞬で沈んだ
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今日は残りの日本人メンバーが来るというので夕方まで時間が空いていた。
そこで海辺に出かけた
ザザーン ザザーンと波が打ち寄せる
カラフルなペットボトルが流れ着き潮の流れで決まった場所に流れ着いている
浜辺を30分ほど歩き進むと木の船を囲む男たち
気が合いそうだ、挨拶をしに行く
幸いな事に一人だけ英語を喋れる人がいた、彼はキリマンジャロでガイドをしていた事があるという
メンバーは若い男の子からおじさん、初老のおじいさんもいた
皆ボロボロの服を着ていた、後でわかったがどうやら漁用の服で濡れて汚れてもいい服的な立ち位置だ
しかしこの姿がかっこよくて惹かれた、それぞれその人に似合う服に自然となっていて大抵キャップも被っている
しかしこのキャップ、ただ日除けの役割があるだけでなく、後頭部の調節ベルトにビニールに入れたケータイを縛り付け、安全に船上に持ちこむツールになっている。
少しケータイの話をするとケータイはガラケー、SIMが数枚入るやつで、家がなくても持っている
そして電話番号というのは個人証明になるマイナンバーのようなもの、さらにはアフリカはモバイルマネーという銀行を通さずにお金のやりとりができるサービスが普及しているのでケータイはとても重大な役を担っている。
だから持ち物が少ない彼らはそれら濡れては困る小物を頭から下げている
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ちょうど小型の船(4,5人乗り?)に乗って漁に出かけるところで、皆で船を砂浜から押した
「乗るか?」みたいなことを聞かれ「モチロン」と
「さあ乗れ!」勢いよく海に押し出した船に皆がやるように飛び乗った
底に水が入ってきたと思うと
あれ?沈んでない?
「飛び降りろ!」
えぇ?!
船は沈んだ。
どうやら何ヶ所か穴が空いていて一定量水が入ったので沈んでしまった。
しかし唖然としている暇はない、すぐさま船をひっくり返し岸にあげた
お、重い 思ってたより重い
沢山フィッシャーマンが集まってきて手伝ってくれた、ひっくり返した時に下ろしたロープも回収し束ね直すのを手伝った。
これも重い、しかも長い
やっと一段落、ここで朝昼ごはんタイム
誰かの奥さんのような人がカゴとバケツで食器と食事を持ってきた。大量のチャパティ、ライスと豆そしてチャイ
お金を払うものもいれば、身内なのかそのままもらう人も居る
こういう仕組みになってるんだと眺めていると一人のフィッシャーマンがライスに金時豆を煮たものを乗せたごはんとチャイをくれた。
「アサンテ(ありがとう)」
金時豆は日本のものみたいに甘く煮てあるわけではなく、素朴だが美味い
フィッシャーマンは言った「アフリカンカルチャー」
見知らぬ人にご馳走するのもカルチャーの一環なんだろうか、嬉しかった
その日はもう船を出すこともなく男3人で網を持ち海に入り、それを広げ引っ張って帰ってくる歩き網をやっていた。
俺はバケツを持って待っているのが仕事
魚、エビ、カニが捕れる
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そんなこんなでいい時間、拠点に戻るともうメンバーは集まって夜ご飯を始めるところ
皆で自己紹介などが始まった、今日も乾杯!