7時より前に起きた

 

屋根用の葉っぱを切りに行く

 

もう今から干したって明日中に乗せないといけないが、太陽もそれなりに強いからとりあえずやろう

 

100枚は切って干した、並べるとなかなかのもんだ

これは一部

 

アリファの家に行くとウガリと魚を食べさせてくれた

 

ここ数日のアリファは魚の干物を鍋で茹で戻して食べたりしている

 

塩を揉み込まれている上に、戻し水にさらに塩を入れてしょっぱいが、やはり美味い

 

アリファが魚を獲りに行こうと誘ってくれた

 

それより家作りをした方がいいんでは?と思いつつも、アリファと漁に行くのも大好きなので網を担いでビーチで集合

 

今回のアリファと最後の海だろう

 

意思疎通は慣れたもんだ

 

干潮に2人で網を半分ずつ持ち、肩の高さくらいまでの深さにいったら自分は止まりアリファはぐるーっと大きく沖を旋回する

 

徐々にこっちの畳んでいる網を手から離して伸ばし、全て話したら今度はアリファが徐々にもう半分を伸ばしてさらに先へ行く

水面の煌めきが綺麗

 

大きな半円を描いて同じくらいの深さまで戻ってきたら一緒に岸へと引いていく

 

膝の深さくらいで止まり、自分は両端を持ち、アリファがバシャバシャと網で囲った空間に入って魚を網に追い込む

 

ある程度済んだら網をチェックし、引っ掛かっている魚やカニを取って、袋に入れる

 

袋はウガリの粉が入っていた麻袋みたいなもので、そこにロープを縛り付け方にかける

 

結局、風が少し強かったからか、魚は少ししか獲れなかった

 

そういう時はいつも魚を全部くれた、こちらがいくら分けようよと言ってもプライドなのか風習なのか受け取ってくれない

 

アリファは少し残念そうだったが、個人的にはアリファと最後に漁に行けたのが楽しくて魚なんて獲れなくたってよかった

 

今日も5本柱を建て横木をわたす

 

仕事をしながらチャンガムーカ、チャンガムーカと唱える

 

これは井戸掘りのフンディ達が教えてくれた言葉で英語だとcheerfulにあたる

 

何かこうやる気に満ちていて、エネルギーもあり動きまわっている状態を言い、仕事の場合楽しく働く感じだ

 

彼らもそうやって井戸を掘っていて、毎度自分が木を切りに行ったり来たりして井戸の前を通るたびに「チャンガムーカ、サム」と声をかけてくれた

 

それを思い出して動力にする

 

今日の夜ご飯はこっちで初めての麺、ヤマさんが近くのもっと人が住んでいる場所に買い物に行って買って来てくれた

 

直訳はスパゲッティになるが、どうみても素麺

 

茹で上がりも、どの状態がいいのかわからず、ウガリも食べたいと思った

 

魚のスープも食べて麺も味付けが良く美味しいことには変わりはなかった

 

ヤマさんがお礼にとビールも買ってきてくれた

 

実はタンザニアのビール、なかなか美味しい、ビンに入っている

 

歩いてコンビニもないし、そういう習慣もここにはあまりないので、たまにこういうことがあると嬉しい

 

アリファもビール好きで、あのお腹はビールっ腹なのか?とたまに思うが、こちらから持っていく時以外に飲んでいる姿は見たことがない

 

アリファの分もあるので家まで持って行った、とても喜んでくれた

 

こっちにはビールが大体3種類あって、それぞれキリマンジャロ、サファリ、セレンゲティと山、旅、場所の名前がついている

 

個人的にはキリマンジャロが好き

 

さて明日はエコビレッジ最終日、家作りはするとして、どうやって時間を過ごそうか

 

やっと、もうちょっと先の未来を考え出した

 

キムリムリ(蛍)がアリファの家までやってきた、さて寝よう