この日は何か特別なことはなかったが、これが日常だ

 

朝から海に入り、ドレッドをインド洋の塩で洗い浄めた

 

そして乾かしがてら、木を切る

 

程よい太さの木が何本か纏まって生えている藪を見つけた

 

木を切り倒してから皮を剥くのは形によっては、やりにくいので立ってるうちに

 

手が届く高さまで360度ぐるりと向いてから倒すことにした

皮を剥く筆者

 

木彫も始めた、流木からお皿のようなものを作った

形が面白い

 

夜はアリファの家でエコビレッジメンバー4人と井戸掘りのフンディ2人と一緒にご飯を食べた

 

ウガリと魚の開きを鍋で塩と茹で戻した物、貝のピリピリ(唐辛子)と塩で調理したものが出た

 

貝のピリピリが味わい深くやみつきだった

 

多分何度か既に書いているがタンザニア人は、食事に招いてくれると自分の分も差し出す

 

「クラ ウガリ(ウガリ食べな)」と言って勧め、自分は早々と食事を終えてしまったりもする

 

しかも後でお腹が減ったと言ってる様子もない

 

そして遠慮するとバレる

 

というのも周りの様子を窺って食べていると、すかさず「クラ(食べろ)」と言われる

 

なので今は食事を出されたら遠慮はしない、それにもしかしたらそれが失礼にあたるかもしれない

 

だからいっぱい食らって(クラって)やる、そうすると皆も喜ぶのも事実

 

星以外何も光っていない外でフンディと少し話していると、蛍が一匹飛んだ

 

「キムリムリ」フンディが言った

 

蛍はスワヒリ後でKimulimuliと呼ばれている

 

日本語では「ほたる」と言うんだよと教えると「ほたル」と「ル」を強めに発音した

 

タンザニアの蛍は瞬き方が日本のとは違う、点滅が早いように思う

 

フンディ曰くキ、ムリムリのムリムリのところで光ると言っていたのが風流で良いと思った