キリンはデカイい、そして黄色くなかった

 

エコビレッジの環境も少し慣れて来たが、文明の禁断症になりつつある人も現れた

 

甘い物などたまにバナナやマンゴーがあるくらい、ブラウンシュガーをウガリに入れて少し甘くしたり、糖分だけでなく肉もだ、魚だってろくに食べれてもいない、カニは飽きた(笑) といったところ

 

なので、たまに数人必要な材料を買いに出かけがてら町で食事をして、そこで解消されていた

 

自分はまだいけそうなので後回しにしてもらっていたが、ついに外出、そして今日はナショナルパーク出かける

 

まずSakuraサクラという場所に行って給油した、もう日本語みたいなの出て来ても驚きません、むしろ日本に最果てにいるような気分

 

町(町といってもビルなんかなく道も土)の食堂でチャパティと牛スープを食べた

 

久しぶりのウガリ以外の食事

 

美味い〜

 

さて出かけるは、サダニ ナショナルパーク

 

実は結構近くにあって海沿いをずっと歩けばつかないこともないところだ

 

ゲートを通る時はお金を払う仕組みでダルエスサラームに行く近道でもある

 

しかし国立公園とはいえ中には昔から住んでいる人がいて街もある

 

サンルーフが開く車だったのでずっと上半身を出しながら動物を目を凝らして探した

 

初めはいつも見かけるヒヒだったが徐々にインパラ、牙のあるイノシシ、綺麗な鳥ときて

 

ついに生のキリンを見つけた(ビールの話じゃないですよ)

 

通り過ぎたのでバックしてもらい、ずーと向こうの木下にキリンの群れが木の葉を食んでいる

 

隣集落のラマにも同行してもらっていたので、ラマの先導で車から降り近づいた

キリンは臆病なのですぐ逃げると聞いていたが、確かに警戒して後ろへ移動している

 

走り出した!

 

するとどうだろう動きがスローモーションに見える

 

どういうことだ?

 

 

原因はすぐにわかった、キリンの脚が長すぎて動きがゆっくりに見えるのだ

 

それに実は結構こっちとの距離があるのだ

 

だから近くに行くと、もっとデカイし速いんだと思う

 

これじゃライオンも勝てないわけだ

 

加えてキリンが黄色いのはイメージだ

 

洗ってない絨毯みたいな黄色っぽい茶色でグレーで、あのイメージはよく洗われた子なのだろうか

 

ナショナルパークはでかい、行けども行けども道は続くが雨の後なのか路面が悪いところも多く引き返すこともあった

 

途中でとっても綺麗な池を見つけたり、巨大なバオバブの木も見にいった

 

バオバブの木は寸胴で上に細い枝が生え下手な絵みたいにアンバランスだ

 

でもしっかりとした幹は、くり抜いて家にできそうなくらい太い

とあるバオバブと目を瞑ったラマ

焼けたつもりだったがラマには勝てない

 

帰り道サンルーフから風を浴びた

 

タンザニアの匂ひとはなんぞや、がサブタイトルのこのSafari(safariは旅という意)

 

それは

 

自然と甘く、ホットケーキにメープルを垂らした、遠いいあの昼を思い出した

 

そしてベリー、酸味と甘味を帯びた香り

 

どちらも自然にどこからか発せられているもので、嗅覚を研ぎ澄ませても、ほんのりとしか漂っていないが、あったかい風に乗りとても優しく包み込んでくれるようだった

 

思い出すと、戻りたくなる

 

 

最後にムクワジャという一番近い町に寄り、オムレツ的なものと串肉を食べてエコビレッジに戻った

 

なかなか充実した日だったんじゃないかな

 

サンルーフでだいぶ焼け、ずっと風も浴びていたのでいい疲労感、星空の元、テントで今日もお休み