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2019年6月に

結節性リンパ球優位型

ホジキンリンパ腫ステージⅣを発症。

 

2度の抗がん剤治療で寛解に至らず、

2020年10月に1度目の余命宣告

 

2022年2月には

2度目の余命宣告で「余命半年」

を告げられました。

 

病気のことや、

1人娘の風花に向けたメッセージを

綴っています。

 

最初のブログはこちら↓


宣告を受けた時のこと↓






春に学生時代の友人と35年ぶりに逢った。


彼と高校生の頃に撮った写真を眺めていると


『この山、日本? 私も登れるかな?』


と娘に聞かれた。


写真は槍ヶ岳の山頂で撮ったものだった。


『この山は難しいね。でもここが綺麗に見える山なら登れるかもしれないよ。』


と答えると


『いいね。夏に一緒に登ろうよ。』


と誘われた。


きっかけはこんな感じだった。




北アルプスに行くとなると娘にはトレーニングが必要だ。

休日になると2人で山歩きを始めた。


悪性リンパ腫に罹った4年前に医師に禁じられたことが3つある。


1、タバコ


2、辛い食べ物


3、汗をかくほどの運動


1と2は治療を継続しない時点で解禁していたが3は継続したままだった。


かつて林業を20年していた。

毎日山を歩くのが仕事だった。

なので今でもいくらでも歩けるとタカを括っていた。


甘かった。

全く登れなくなっていた。

ものの3分で息が切れ足が動かなくなる。


4年間運動しないとここまで体力が落ちてしまうのかと我ながら驚いた。

トレーニングは自分にこそ必要だった。


そんなある日「24時間テレビ」のスタッフさんから1通のメールが届くと極私的な山歩きの趣旨が少し変わった。 



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