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2019年6月に
結節性リンパ球優位型
ホジキンリンパ腫ステージⅣを発症。
2度の抗がん剤治療で寛解に至らず、
2020年10月に1度目の余命宣告。
2022年2月には
2度目の余命宣告で「余命半年」
を告げられました。
病気のことや、
1人娘の風花に向けたメッセージを
綴っています。
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2020年1月18日。
新年会で訪れた横浜の中華街は土曜日のわりにガランとしていた。
2020年2月。
連日、テレビでは大型客船のニュースが流れていた。
「よくわからない病気」が表面化し、街から徐々に人が減り薬局ではマスクが欠品していた。
僅か2ヶ月で再発した悪性リンパ腫の治療は「ICE療法」+「自家移植」を勧められた。
甘くて美味しい「ICE療法」、なんて呑気な考えは、5年後生存率が40%と説明され吹っ飛んだ。
前回の「R-CHOP療法」の5年後生存率の80%に比べると半減している。
更に2回目の抗がん剤治療は「1回目の抗がん剤で消えなかったガンが免疫力を増しているため」、「R-CHOP療法」の3倍強い抗がん剤を打つとイメージしてほしいらしい。
「消えなかったガン」?
本当は再発じゃなくて消しきれなかったってこと?
どうして6〜8回を予定していた「R-CHOP」を6回で打ち止めにしたんだろう?
8回打っておけばガンが消えていたのでは?
おもえばこの辺りから徐々に医師に対する信頼度は減っていった。
通っていた病院では「自家移植」の設備が無いということで、「ICE療法」は大学病院に転院して受ける段取りで話は進んだ。
「ICE療法」1回目まで1週間と迫ったある日、医師から連絡が入る。
『転院の予定だった大学病院ですけどコロナの影響で新規の患者さんの受け入れがダメになりました。。。』
ってマジっすか⁈