お早うございます。今朝の茨城の朝は素晴らしい青空が広がっています。気温は12度前後になりそうです。

 

さて、ファイターズ情報ですが、

 

日本ハム・谷内亮太内野守備走塁コーチ(撮影・三浦幸太郎)

2年連続最下位からの巻き返しを期す日本ハム。課題の一つに、昨季両リーグワーストの94失策を犯した守備力の向上がある。立て直しを託された谷内(やち)亮太内野守備走塁コーチ(33)は、沖縄・名護キャンプで精力的にノックバットを振った。昨季、現役を引退したばかりの新任コーチは、ヤクルト在籍時に守備の基本をたたき込まれた名手、宮本慎也氏(53)らの教えを胸に選手と向き合う。(取材構成・加藤次郎)

 

沖縄・名護の陽光を浴びながら、33歳の新任コーチは黙々とノックを打った。昨季94失策の原因の一つに、ゴロ捕球が難しいとされるエスコンフィールド北海道の軟らかい天然芝と硬い土が挙げられるが、谷内コーチはきっぱりと否定する。

「エスコンが(原因)、と言われていますけど、そもそもの守備力が低いだけなんじゃないかなと。エスコンがあくまで(シーズンの)メインですけど、(全体の試合数の)半分と考えると、どのグラウンドでもしっかり守れる守備力を作るのが大前提だと思う」

 

谷内コーチは2013年にドラフト6位でヤクルトに入団。18年12月にトレードで日本ハムに移籍した。持ち味は「振り返れば谷内がいる」と評された堅実な内野守備。守備固めなど、縁の下の力持ちとしてチームを支え、プロで11年間プレーし、昨季限りで現役を引退。このオフに内野守備走塁コーチに就任した。

「宮本さんしかり、土橋さんしかり、三木さんしかり。やっぱり、ヤクルト時代に教えてもらった方たちの守備が僕の基本になる」

 

指導する上で大切にするのが、6年間プレーしたヤクルト時代に名手から授かった考え方だ。ゴールデングラブ賞10度の宮本氏、堅実な守備を誇った土橋勝征氏(現ヤクルト2軍内野守備走塁兼育成担当)、三木肇氏(現楽天2軍監督)の教えがコーチに就任して、より深く胸に響くようになった。特に思い返す言葉は「派手なプレーを1個するより、取れるアウトを10個取る」だ。        (サンスポより)