『桜が見たい…』
昨年もやっぱりこう呟きブログを書いた。→ ☆
毎年4月になると、国際結婚をして日本に住まないことを選んだ過去の選択を悔やむ。
インター校のイースターホリディは毎年変わり、3〜4月の間の約10日間で、桜の時期に帰国出来たのは2度だけ。 中学生の娘たちも桜をこよなく愛する旦那も今度はいつお花見が出来るだろうと心待ちにしている。
桜をバックに入学式の写真を撮ったり、新入生や新入社員としてお花見に参加したり、引越してきた新しい街の桜を不安と期待いっぱいに見上げたり…。
日本に住む人みんなにとって、桜は大切な思い出のワンシーンに刷り込まれる。旅行で訪れて見た桜に魅せられて、日本に住むことを決めた外国人だっているはずだ。
マレーシア育ちの娘たちは、5年前の4月に亡くなったおばあちゃん(私の母)と桜並木の下を歩いたことを覚えているだろうか?私は孫たちが可愛くて仕方がないといった母の表情を今でもはっきり覚えている。
ドローン撮影による6km以上続く見事な桜道は
→ ☆ (by FNNsline)
桜が恋しいと沈んでいたらあの人はやって来た。笑
ブログがきっかけで知り合った ロマネさん
外見も経歴もいわゆる "洗練された大人のオンナ" な人だ。ワインの世界では第一人者の素敵なご主人と世界中を旅してまわっているが、年に数回マレーシアにもやって来る。
おそらくロマネさんの知合いでお酒が全く飲めないのは私ひとりだと思う。料理の腕前はプロの上をいくロマネさんと毎日手抜き夕ご飯の私は、なぜか何時間でも話せる。お互いに少々人見知りのはずなのに、初対面の時から失敗談もハハハッーと笑って話した。
この年になってこんな貴重な出会いがあったことに感謝する。この季節にやって来た彼女はまさしく桜のようにちょっとざわつき気味だったココロを宥めてくれた。
帰国してすぐにお花見に出かけた彼女から「いつか一緒に日本で桜を愛でたいですね」というメッセージとともに桜の写真が送られてきた。
また楽しみがひとつ。
ありがとう