オーナーが店を貸し切っているのが、電車から見えた。

セキュリティが凄く、黒服が数時間前から待機している模様。


彼女:怖くて、ちびりそう


(  ・᷄ὢ・᷅  )


彼女と駅前に着いたのが18時半でした。


オーナーにLINEしたら、オーナー代理が駆け寄ってきた。


紳士なおっさん風貌に、彼女が緊張していた。


レクサスの後部座席に座り、オーナー代理と笑い話をした。


お店について、オーナー代理が彼女をエスコートしてくれた。


周りに一般の方々が居る中、お店の階段を登る。



入り口に入り、黒服とホステスが20人くらい並んでいた。


中央には、オーナーが居た。


彼女:オーナーって、女性だったの?


失礼過ぎないかい、わたしの彼女はガーン



別室に通されて、彼女は着替えてきた。

また、メイクさんも居たらしく、凄くエロい女に仕上がる。


自分も着替えて、メインホールへ行く。


スタッフ、料理人の顔が緊張しているのがわかった。また、ホステスも顔色が強張っている。


それだけ、オーナーの権威は凄い。


グラスが積まれたシャンパンタワーに、最終確認をする黒服達。

それを見ながら、なんだか自分まで顔が緊張してしまった。


緊張する彼女に、「あれ、自分が担当した空調だよ、ほら、アレも自分がやったやつ。」色々教えてあげた。


時間になり、オーナーが着替えて来ました。


オーナーを迎える黒服やスタッフの背筋が伸びていた。


何故か、彼女まで伸びていた驚き


オーナーが前に来て「ようこそ。今宵は日頃の感謝を込めて、お店全体で送別会を執り行います。楽しいひと時をお過ごし下さい。彼女さんも、そんなに緊張なさらずに、くつろいで下さい」場が笑いに包まれた。


別のお店の支配人(複数店舗)も来て、もう臨戦体制でした。

ホステスも、全員ナンバーワンばかり。


乾杯は、高い赤ワインを開けてくれ、オーナー代理が司会進行をしてくれた。


乾杯して、ワインを飲んで席につく。


初めて飲むワインに、彼女は一気に顔が赤くなった。

無理するなよと言いつつ、お冷を貰った。


黒服が彼女の周りについてくれ、不測の事態に備えてくれた。


オーナーが、彼女さんにワインはキツイかしら?っと、アルコール度数が低いお酒を出してくれた。


オーナーと、懐かしい話をしたり、他の支配人との歓談をして、他の支配人に泣かれたw


彼女も、赤ワインのせいなのか、酷く酔っていた。



真面目で、不器用ながらお店の設備系は全てわたしが対応した。前任者が、オーナーに怒鳴られたから、前任者は引き継ぎなく辞めた。


ある日、ホステスの待機部屋の空調更新工事をしていた際に、たまたま居たホステスに「お兄さん、わたしの裸見たいの?」っと、言われた。


は?


断りましたが、火がついたらしい。

別室に連れてかれて、オーナーの目の前でわたしがホステスの胸を揉んだと言い切りました。


驚き


触ってないよ、、、


オーナーの鋭い眼光が、心臓を掴み上げてきた。


あっ、これ詰むパターンだ。



オーナーは笑った。


ホステスには、オーナーが優しく声をかけた。

そんな事する方じゃないでしょ。


それから、たまにメンテ等で出入りするようになり、顔を覚えてもらった。



月の売り上げは、同僚の年間売り上げの7割近い金額は、このオーナーのお店絡みでした。

かなりの改修工事でお世話になりました。


で、ある事件がオーナーとの繋がりをいっそう強めた。


材料を通路に置きっぱなしにしていた作業員が居て、オーナーが躓いて顛倒しそうになる。


すかさず、オーナーを抱き抱えてあげて、なんとか怪我なくて済んだが、オーナーの肝を冷やすとは◯刑です。


オーナーにその場で土下座しました。


オーナーは、そんなに頭下げないで下さいと、焦っていた。


弁解の余地なく、作業員を怒りました。


お前ら、何やってんだよムキー


全員の頭を殴りました。


職長に関しては、始末書を書けと怒った。


オーナーに平謝りする自分の姿に、凄い気を使わせてしまった。


それから、担当者はずっと自分になりました。



彼女は、若干出来上がり暴走し始めた。


それを見ながら、オーナーと歓談。



送別会ではあるが、オーナーがシャンパンタワーを2つ用意してくれて、それを各お店の支配人が注いでくれた。


初めて見るシャンパンタワーに、彼女は目がとろけていた。



彼女「幸せ」


シャンパン飲んで、トイレで吐いてを繰り返していた。


わたし「おい!」


間違いなく、彼女のウェーイ顔を見たのは初めてだ。


支配人達に担がれて爆死寸前の彼女。



終わる頃には、周辺が騒がしい時間帯だった。


彼女は酔い潰れて寝てしまい、別室で寝てしまう。



オーナーに、選別をいただきました。

彼女には、ブランドのバックとダイヤのアクセサリー。


オーナー「また、会社に戻ってきたら、また担当してください。いつでも、スタッフ一同お待ちしております。」


各お店の支配人が整列して、私に頭を下げました。


こちらこそ、お世話になりましたと頭を下げた。


彼女を連れてお店を後に、道ゆく人はわたしらの姿を見ていた。

クラブの前にアルファードが止まり、彼女を乗せて彼女の部屋まで送っていただいた。


レクサスとアルファードの送迎でした。


部屋に着くや、彼女は爆睡していたので、裸にして抱き寄せて寝た。


起きたら夕方で、彼女は酷い二日酔いでした。


記憶がなかったそうだ。

そりゃ、シャンパンタワーを浴びるだけ飲んでたからなぁ。。。

ぶっ倒れそうになった際は、黒服に助けられたそうでした。また、黒服にも女性が居て、失禁を処理して貰ったりと、大変でした。


たまたまトイレに立った際に、彼女の様子を伺うと、後処理中でした。

途中、勢いよく出る尿。

迷惑だ。


彼女には、ソープランドで働いて返してくださいと言われてたよと冗談で伝えた。


オーナーに聞いた限りでは、送別会に数億は使ったと言われた。


本当、よい方々に恵まれました。