デザイン系の用語で『Fの法則・Zの法則』と
よく耳にすると思います。
雑誌やチラシ・Webサイトを見る時、
人間は自然に、アルファベットのFやZの形に
視線を移すので、その通り道に重要なコンテンツを
置いておくとよい。とされています。
これ、実は嘘です。
というのも、モノクロの画面で
画像なども印象的な物がなければ、この【FやZの法則】は有効でしょうが、
これが例えば、同じモノクロの画面でも
1か所だけカラーの写真が置いてあれば、自然とそこに
視線は集まります。
また、通常のカラーの画面であっても
隅に置いてある、小さなボタンがユラユラ動いていたら?
これも、どの場所にあろうが視線がそこに集まるはずです。
これらの法則を、全く無視する必要はありませんが
ここさえ押さえておけば大丈夫。という物ではなく
本当に見せたい部分は、+αのデザイン処理をすることで
場所を気にすることなく目立たせることは可能だという事です。
デザインに携わる方は、ぜひこのことを
頭の片隅にでも置いておいてください。