Fの法則・Zの法則の嘘 | 売る女。~webデザイナーのマーケティングな日常~

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webマーケティング会社でデザイナーとして働くアラフォー女のインプットとアウトプットなブログ。
『物を売る』という事に魅せられた、実はマーケター志望のデザイナーの日常をお送りします。

デザイン系の用語で『Fの法則・Zの法則』と
よく耳にすると思います。

雑誌やチラシ・Webサイトを見る時、
人間は自然に、アルファベットのFやZの形に
視線を移すので、その通り道に重要なコンテンツを
置いておくとよい。とされています。


これ、実は嘘です。


というのも、モノクロの画面で
画像なども印象的な物がなければ、この【FやZの法則】は有効でしょうが、

これが例えば、同じモノクロの画面でも
1か所だけカラーの写真が置いてあれば、自然とそこに
視線は集まります。


また、通常のカラーの画面であっても
隅に置いてある、小さなボタンがユラユラ動いていたら?
これも、どの場所にあろうが視線がそこに集まるはずです。

これらの法則を、全く無視する必要はありませんが
ここさえ押さえておけば大丈夫。という物ではなく
本当に見せたい部分は、+αのデザイン処理をすることで
場所を気にすることなく目立たせることは可能だという事です。

デザインに携わる方は、ぜひこのことを
頭の片隅にでも置いておいてください。

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