このイベントは宮中文化祝典(公式サイト)の一環なんですよ~と
聞いていて、他にも何かあるのかな~と公式サイトを見てみました。
週末ソウルにいないので、平日夜行けそうなのは~と見たところ、
徳寿宮がベストだったので、行ってみました~。
タイトルは「徳寿宮 風流 宮廷内の宴会へ」
20日の土曜日から今日までのイベントです。
このイベント期間中は入場料500ウォンと半額でした
19時スタートでギリギリに行ったら、もうこんなに人がいっぱい。
この日25日の内容は~
ビナリ(비나리)。
昔の言葉で願いという言葉で、日々の生活が上手くいくようにという内容。
民族音楽院の理事長さんや代表などお偉いさん達の公演で、
普段若い子達の演奏、演技を見ていたため、深みを感じました。
この後は、笛の独奏(대금산조)
重要無形文化財の演奏者さんによる演奏です。
すみません、人が多すぎていい写真が撮れず、
この日は演奏者のイ・ソンジュンさんの誕生日ということで、
お祝い写真のカットで。
続いて、珍州に伝わる踊りです。
慶尚南道 無形文化財のキム・キョンランさんの踊りです。
おばさまですが、軽快な踊りで、よく動くなぁ~と。
こういった年代の方の踊りは初めて見たので、貴重な体験でした。
ちなみにこの方も伝統舞踊保存会の常任理事をされるくらいのお偉いさんです。
以上2つは、以前されたもののアンコール公演で、
この日だけの特別公演だったので、ラッキー
最後は、唱劇(창극)と呼ばれるパンソリを中心にした演劇です。
韓国にも歌舞伎や能のようなものがあるんですね。
すみません、無知で・・・。
もっと韓国語がわかればな~と思いましたが、結構面白かったです。
私はこの他にも見たいものがあったので、徳寿宮内の他の場所へ。
なんとここで映画が見られると。
古宮で映画なんて、斬新ですね~。
華城に父の墓を造ったこと、華城の城壁を建てたことなどを
ドキュメンタリー風ドラマにした映画でした。
正祖は8日間行幸という祝祭で、ソウルから華城まで大名行列のように向かっていく話です。
このように歴史の史料と照らし合わせながら、ストーリーが展開されるので、
とても頭に残り、興味を持ちました。
漢江をどうやって渡ったかという解説です。
船と板、カーペットのようなものを敷き、渡っていったそうです。
1ヶ月前から準備し、その前には予行練習をしたそうです。
いやぁ~壮大ですねー。
こうやって歴史を丁寧に紐解くと、すんなり頭に入るんだなぁ~と。
もっと歴史に興味を持たなきゃなと思いました。
そんなきっかけを作ってくれた徳寿宮。
時々こういうイベントがあるので、ちゃんとチェックしていこうと思います