今回のバスの運転手さんは自分の仕事に誇りを持っている(あくまで想像)
制服をきちんとこなした優しそうなおじさんでした
それだけで、大分安心
時間通りに出発し、江華島のコインドル(支石墓)へ。
ちょっと早めに到着し、文化観光案内士さんを待ちます。
案内士さんと合流し、いざコインドルへ。
コインドル(支石墓・고인돌)とは・・・
新石器時代ごろに大きな石で造られたお墓のことです。
江華島には約120基ほどあり、墓だけではなく祭壇の役割も果たしていたようです。
私たちが見たのはこちら↓
江華支石墓(韓国観光公社・詳細記事)
6.4m×5.5mのテーブル式 支石墓
最初見た時も、今回も「えっ?これが!?」という印象でした…。
でも、保存状態がいいので、世界遺産に登録されています。
案内士さんが、あちらの山の頂上をご覧くださ~いと見てみたら…
ツツジで有名な高麗山の上にはアメリカ軍のレーダーがあるとか。
北朝鮮の状況を把握するためだそうです。
緊迫した様子がうかがえますね…。
お次がすぐお隣にある江華歴史博物館(公式サイト)へ
私が以前コインドルを見に行ったときにはまだ完成していなくて、入ることができず、
今回初めて入りました。
2010年オープンなので、まだまだ新しい博物館です。
毎回モニターツアーに行くたびに思うのですが、歴史教育に力を入れている
韓国だけあって、博物館がどんどんどんどん新しく増えていっている気がします。
まず、入口にどーんとお出迎えしてくれたのがこちら
江華銅鐘(宝物第11-8号)
昔お城にあった鐘だそうです。
エスカレーター横には天女さまが
2階から時代別に展示を見ていきます。
2階は江華の先史時代の様々遺物、開かれた海の道を展示しています。
コインドルがどうやって作られたかが人形で描かれていました。わかりやすいですね
江華島は先史時代から文化貿易の中心地として、中国・朝鮮・日本へと
文化を伝える中継点だったようです。
1階は高麗時代の江華、朝鮮時代・近代の江華、暮らしと民族品の展示です。
高麗の首都、江華
貿易の中心地であった江華島が、朝鮮時代、近代になり、戦いの場と
なってしまうのはなぁ・・・と思ってしまいました。
1866年以降、フランス、アメリカ、日本と攻められていきます。
そして、現在は北朝鮮との境界に位置する江華島。
いろんな時代を経てきたということがこの歴史博物館で知ることができました。
【情報】
江華支石墓(韓国NAVER地図)
住所:인천광역시 강화군 하점면 부근리317
江華歴史博物館(韓国NAVER地図)
時間:9:00~18:00 (月曜、1月1日、旧暦1月1日、旧暦8月15日休館)
料金:大人1,500ウォン 18歳まで1,000ウォン
住所:인천광역시 강화군 하점면 강화대로994-19
電話:032-934-7885