日本が韓国を併合した1910年。今年で100年を迎える。
最近はその100年ということで、NHKで特集が組まれていて、
昨晩は「ともに語ろう日韓の未来」というテーマで
日韓の若者を集め、文化、経済、そして歴史問題について討論をしていた。
内容の一部はこちらのニュースを見てもらうといいかも。
(時間が経ったら、リンク切れになるかもしれないので、お早めに。)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000031-scn-kr
途中、変な青年も出てきてびっくりしましたが・・・詳しくは↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100815-00000002-scn-ent
画面の下にツイッターのように、観覧客からのコメントが出てくるのも、
「お~いいツッコミ!!」と、一人で見ていた私でも楽しめた。
私は日本のこともも韓国のこともわかっている立場なので、
当然の結果というか、内容というか、頭の中が整理された感じだった。
結局は・・・
日本人は、韓国(特に過去)に目を向けない、だから知らない。
韓国人は、感情的で、一方的な見方しか知らない。
ということ。
そのために私たち若者はどうしたらいいのか。
という課題を投げかけた番組だったのかなと。
それに気付けただけでも、大きなことだと思う。
ネットを見ると、この番組のせいで韓国が嫌いになったという人も
いるみたいで、それはすごく残念なことだなと思った。
韓国がいい(悪い)、日本がいい(悪い)というような放送はしてなかったし、
対等に伝えていたのにね。
その番組が終わった後、KBS(韓国放送公社)を見ると、
同じような番組が始まっていた。
「韓国と日本、未来を話す」
たぶんNHKとKBSが協力してアンケート調査を行った関係で、
同じような番組が放送されたのだと思う。
こちらは有識者5人が前に出て話をし、
後ろにいる韓国人、日本人の観客にコメントを求めるという感じだった。
討論ではなく、意見交換って感じかな。
NHKとの違いは、同時通訳ではなかったということ。
つまり出演者の日本人は韓国語で話さなければならないという・・・。
これって不利じゃ・・・。
一番、は?と思ったのは、竹島(韓国では独島)の話題になったとき、
司会者がコメントで
「ま、独島は韓国の領土だから、日本人は知らなかったんでしょう。」
と言ったこと。
私は領土がどっちのものということより、こういう未来志向の場で
日本人がいる前でどうしてそういうことが言えるの?アホじゃない?って思った。
それ以外は、刺激的なバトルが続いたNHKの番組に比べたら、
な~んて薄っぺらい内容なんでしょうと、途中で見るのをやめました。
なんていうのかな、それぞれの人が自分が感じた日本、韓国を語るだけって感じ。
とにかく・・・
お互いのことを正しい目で知ることが大事です。
これからの100年のために。