しゃもじいらずのヨネスケいらず
町並みが世界遺産に指定された中国とフランスの融合感が美しい町。ホイアン。
春の大運動会。
その前夜。僕たち時の迷い子は、ホテルの一室でただひたむきにひたすらに、重力に逆らおうとしていた。何がしたかったん・・・
デップヤァイ
大運動会画像左から二番目の人物ナツさんとともにホイアンに上陸した我々(僕だけ)は、すっかりこのホイアンの町並みに魅了され、昼も夜も徘徊していた。そこで物売りのファミリーに出会い、謎のビニールシートみたいなお菓子を食わされ、子供達と遊び、欲しかったサロンとシルクの寝袋を買い、
シントー
帰りにフルーツジュース屋を覗き見たりなんかしていた。
翌日晴れ渡る空のもと自転車を借りて数キロ先のビーチへ行くことに。
波が高くって
二秒で飲まれて。
帰宅。
途中気になっていた風情のあるあぜ道を通ることにした我々(二名)。
第一村人発見
「こんにちは~。東京からきたんですけど、お母さん日本テレビってご存知ですか?僕たちここらへんで見所探してるんですけど、どこかいい所ありますか~?」
笑ってコラえて風インタビューを牛や犬に。誰一人として答えてくれなかった。都会の風は冷たかった・・・。
こうなりゃヒトにアタック。「姉ちゃん、腹へっただよ。飯食えるとこねえか?」この台詞をボディという名のランゲージで必死に伝える我々取材班。姉ちゃん困った様子で苦笑い「てめえら町かえってくえよ・・・」オッケーありがとお邪魔しましたってさよならして2メートル走ったところで二人目のヒトに遭遇。バイクに乗ってこの家に到着した若い兄ちゃんを呼び止めて同じく「兄ちゃん、腹へっただよ。飯食わせてくれねえが?」一回目と若干言い回しが違うそれを必死に伝える。無理だよなあ・・・
OK!!
親指を上につきたてておまけにウィンクなんかしてくれてるぐらい素敵なOK!!の響きだった。成せばナス。
いそいそ
嬉々として兄ちゃんについていく我々取材班(二名)。
ちょうど食事中のだんな様が出迎えてくれた。
このだんな様のお母様、ご兄弟、それからお母様の妹様、そのご子息までもが歓迎してくれた。
生まれて初めて食べるベトナムの家庭料理に興奮を隠しきれない我々は、やたら大きな声と大きなアクションで、それらをいただいた。
左からカトゥーン(焼き魚)、ご飯、ゴーヤとカトゥーンのスープ、何らかの野菜のお浸し。
鬼うま。
注:鬼のように美味いさま。またはもの。
どれもこれもおっかさんの愛情が染み渡って、おらなんだか・・・なんだか・・・
ご飯4杯も食べてしまいました。
カトゥーンをそれっぽい発音で言うとえらく笑われた。日本ではジャニーズを意味するってこと、知ってるんじゃなかろうか・・・
ご飯含み笑いと帽子のつばが素敵な彼が、今回我々取材班の申し出をOKしてくれた、バイクの修理やなんかをしながら大学に通っているとっても優しい兄ちゃんである。
おっかさんと妹と、3歳のダァ
もっと食いやんせ!わてらはもう食べたから!とお米を炊飯鍋ごとどんとテーブルにおいてくれたおっかさん。たばこをふかしながら
「こいつ食っちまうのよ」と笑顔で。ちょっぴり怖いようだが、これが本来のヒトという動物としての営み方なのだと、その豚のたわわに実った腹を見ながら思うのであった。
もちろん
食べさせていただいたからにはせめて食器洗いぐらい!しようとしたら「いいから!やるから!」家族総出でやらんでええでと言ってはくれたがそこは「これが大和魂なのですお母様。」とかたくなに洗って洗って洗いまくった。そしたらなんだかここでも現地人にみえてきた。
ダァ。
食べおわったらちょっとした寝転びスペースへ誘ってくれ、「お昼ねしやんせ」と別の兄ちゃん。そんな・・・それじゃあまさしくぶたぶたじゃないですか・・・!!
注:ぶたぶたする=食っては寝てを繰り返し、とくに活動するでもなく家でごろごろすること。
さすがにそれはいかんので、ダァと遊ぶことに。彼には何度もマシンガンで打たれました。ひとしきり遊んだところで、いつまでもいるわけにはいかんいかんと立ち上がり、この家の住所をきいておいとまする。
兄ちゃんとカブ
おっかさんとダァと兄ちゃん
ありがとカムオーン!!手紙いっぱいかくからね~~~(後日写真を現像して送りました。)
満腹中枢云々以上に何か満たされた気持ちになった我々取材班は、町に戻り市場で果物を買い、冷蔵庫でキンキンに冷やし、
あんちゃん腹出てる・・・
以前覗き見をしたフルーツジュース屋へ図々しくも持って行き、カットしてもらいそれを皆でたいらげたのであった。
たいらげたのであった。
ベトナムやっぱり超好き。はんぺん超好き。
***おまけ***
腹がでていること、つまりオデブのことを「ボンバオ」といいます。
京都ではお茶漬けを出されると、「帰れ」を意味します。
お前らぜーいんしばきまわ・・・ベトナム。
一人バンビエンに残ったあと、なんだかちょっとセンチメンタルのような、そうでないような気分になり、それでも容赦なくのんびり流れるここでの時間に身を委ねて気づけばだらん。そういえば、バンビエンですること、もうないよなあ。
翌日13時、首都ビエンチャン行きのローカルバスに乗っていた。4時間程して縄文時代から街っぽい風景がみえたころ、バスは無事ビエンチャンに着いた。
なんかなんだか、至極バンビエンが恋しいのは、気のせいだろうか。恋煩い?濃いうずら?
バスを降りたらトゥクトゥク勧誘の親父。ノーサンキューと告げ歩き出す。
どこへ
ここでいまさら重要な事実。ガイドブックを何ひとつ持っていなかったのである。とりあえず交差点で警官にきく。「ゲストハウスはどちらへ?」「何しゃべってるかわかれへんわお前。」と警官。通りがかったお坊さんを呼びとめる、お坊さんは英語がしゃべれるようだ。「何探しとるの?」「いやそのゲストハウスを・・・」「何てゲストハウス?」「知りません、どこでもいいんですが・・・」坊さんあきれる。「あっちの方やで。」「コープチャイ(ありがとう)」
「あっち」の方向へ歩き出す。歩く。歩く。歩く。みつからない。再びトゥクトゥクの親父。「トクトク。」何が得々ですか。フェア開催中ですか。あトゥクトゥクですか。もうあっついからとりあえずゲストハウスへテイクミー。3分後到着。
もうすぐだったんじゃあん
5ドルと若干高めではあるが他にあてもないためチェックイン。これではいかんと思いネットカフェでビエンチャンの情報収集。メコン川近辺にゲストハウスやらレストランがあるらしいことを知り、川に向かってなんとなく歩き出す。川がどっちかもわからずに。
みえた。明日泊まるゲストハウスを探し歩き、二軒ほど安い場所をみつけ、川沿いに広がる屋台風レストランでチャーハンを食べ、隣に座っていたラオ人と会話を楽しみ、宿へ帰って寝る。頭上にとりつけられたファンがやる気なさすぎて近年稀にみる寝苦しい夜を過ごしとっととチェックアウト。頭がおかしくなるかと思った。
午前9時、昨日目星をつけた宿へいく。掃除するからちょっと待てと言われフロントで待つ。
階段から見覚えのある人間が降りてきた。
2日前に別れたさとしさんその人であった。
メールも携帯もないのにあっけなく再会できてしまうこの感じ、旅にでてからもう何度も体験してきた。前の街で会った人と次の街でばったり会う。これが驚く程よくある。驚く程よくあるので、もう驚かない。
さとしさんサリーみきさんと再び合流し、ビエンチャン観光。しかしさとしさんとサリーさんはこの日のうちにそれぞれベトナムのハノイ、フエへと出発する。残ったみきさんと僕は、これまた偶然に再会したオーストラリア人のシェインと3人で部屋をシェアすることに。翌日、ミャンマーのビザを取得したみきさんは飛行機でとぶためバンコクへ向け、ベトナムのビザを待っているシェインはあと数日ビエンチャンにとどまり、僕は
子ヤギのみた世界
バンビエンにいました。
ゴーバック。振り返るなんて男じゃない、前だけむいて歩きなよ!空をみなよって誰かに言われたけど、いや言われてないけど、この究極の欧米人向けのんびりスペースが恋しくて、戻ってきてしまった。何をするでもないのに。
でもこの感じ、これさえあれば何もいらない、それはうそ、サンドウィッチとパインシェイクはマスト。「ただいまバンビエン」二泊三日、一人半裸で裏山の探検をしたり、イスラエル料理を食べにいったり。でもここにはもう、再会できそうな人はいない。皆先へ進んでいるのだ。俺もそろそろ・・・
行かないと15日間というノービザOK期間が終了して余計なお金がかかるんです。
宿近くのツアー会社で「ハノイ(今後重要なキーワード)」行きのチケットを購入。午後1時、ビエンチャンへ向かいそこでバスを乗り換えて「ハノイ」へ。またビエンチャン戻るんだったのネ・・・無駄足無駄金。ほんの少し胸の奥で響く「ああもったいない」というどこかの妖怪の声を聞く。それを「バンビエンにあえた。それだけでいいんだ、」とかき消し、バスに乗り込む。
およそ4時間後、日も沈むころにビエンチャンに到着、トゥクトゥクに乗り換えバス停まで。同じくベトナムに向かう外国人達と一緒に、バスに乗り込む。数分後スタッフらしきおばちゃんが「どこ行くの?」ときいてきた。「ハノイ。」「ハノイは隣のバスだよ!!」やたら声がでかいおばちゃん。「うそまじで。あっぶねー!」外国人達と笑いながら隣のバスへ、乗り込もうとしたとステップに足をかけた瞬間
おろされた。
なんで?「ハノイ行きなんやけど。」「ノー。ノー。」
「じゃなくて、あチケットもっとるから。」バッグから取り出しチケットを見せる。「ノー。ノー。」
ジェスチャーで、「もうバスいっぱいだから乗れませえん」と。
は?
思わず「は?」と声を漏らし、徐々に湧き上がる怒りのボルテージを必死で押さえ、「こっちかてチケットこうとんじゃ!みてみいこれ今日の日付やろ!席いっぱいてどういうことや!!」
他のスタッフ(スタッフと呼べる代物ではないけれど)を呼んで来て、わけのわからないことを話しかけてくる。さっぱりわからない表情をしていると
「do you speak thai??」
ああまたですか。まただよ。こいつら今まで俺のこと、タイ人やと思い込んでた・・・何度目。これ何度目。現地人に間違えられるのもう飽きた。通りすがりに欧米人と「ハロー」って挨拶しても「サバイディー」ってわざわざラオス語で返してきたり、店先で友達が品定めをしているのを待っている間腕を組んでいたら「この自転車って一日いくら?」ってきいてきたり、店員じゃねーよ。宿のまわりを上半身裸でうろついてたら「ドロシー来た?」って問い合わせたり、宿の主人じゃねーよ。いけないんだ。すべてこの東南アジア全域をカバーする顔がいけないんだ・・・とさらに怒り心頭し
「日本人や!」というと「オォジャパニージュ。バイバーイ。」
言い合いに割り込んできた男にそう言われ、沸騰。「女将さんお湯沸きましたよ」「はぁーい」
プシュゥ。バス疲れとこの無駄な進歩のない押し問答に急激に疲れ、さっきのおばちゃんが「フエ!フエー!フエー!」とまたばかでかい声で「もうフエ行きでいいじゃない。」のニュアンスで攻めてくる。ハノイとフエ
ぜーんぜん方向違うぞ?
でももう、ハノイに特別用事があるわけでもないし、もう・・・いいや・・・
あきらめて、エアコン付VIPバスのハノイ行きから、エアコン及びファン無しローカルバスのフエ行きに乗り込むことに、いや、乗り込むはめになったのだ。
同じようにハノイ行きバスに乗れなかったブラジル人と「あいつらまじファックやな」と言い合って、一番後ろの席に座る。
道が悪いうえにバスも悪いため、漫画なみに全員座席から浮く。そのたびに尻を打ち、腰を痛める。なんだかなけてくる。それでもなんとか堪えて、揺られる、揺さぶられること数時間、時は午前3時。バスが停まった。
そして運転手がおもむろにハンモックをバスの通路に張り巡らせ就寝した。
すべてがもう理解不能。狭すぎるスペースで就寝より終身を感じた僕達は、
外で寝た。ホタルが一匹とんできて、かすかな癒しを与えてくれた。
三分後アヒルに食べられた。
早朝、寒さで目を覚まし、バスに乗り込む皆を背に、僕と日本語がうまい韓国人のシンは、「中よりまし・・・」と結局最後まで外で寝た。午前7時、全員おきて、何やらバスを泊めていた倉庫から次々とレッドブルを積み込み、最終的に僕らの唯一の憩いの場、一番後ろの席までもぎとられて冷蔵庫を3台積まれ、どうにか前方の席を確保し、国境へ向かった。
出国手続きをすませ、さらに入国を手続きをすませついにベトナムへ入った。手続きに二時間近くを要した後出発、目いっぱい風を浴びながら流れる風景を眺め、いろんなことを考えていると、心躍った。
昼飯を食堂で食べてさらに田んぼととうもろこし畑な道を突き進むこと数時間、警察にとめられ、しかし何事もなくさらに突き進むこと数時間・・・
ハンモックで寝るおっさん
再び警察にとめられた。今度はただごとではないらしい。警察署に連行された。なにやらこそこそ話をするおばはんとおっさん達。
ただの観光客である僕とシンとアメリカ人カップルの四人は、やれやれ、こんなの二度とごめんだぜと疲れた笑みを浮かべる。バスに積み込まれた荷物をくまなく調べられている。
何か怪しいものを運んでいるようだ。
この時点で結構な迷惑っぷりなこいつらベトナム人バススタッフ(スタッフと呼べる代物ではないけれど)。
むかつく。だいたいその大阪のおばちゃんみたいなセットアップなんだよ!おっさんらなんでみんな親指の爪だけ長いんだよ!
日は沈み、辺りが暗くなってきたころようやく解放され、さらにさらに約1時間後、食堂で晩飯をとり、何度目かもうわからないバスへ乗車する。そのときベトナム人が「フエ(強制的に変更させられた今回の目的地)まであと5キロだよ。」
思えばバンビエンを出てから約32時間、ようやくこの長い旅が終わると思うとうれしくて、それを教えてくれたベトナム人がちょっといい人にさえ思えてきた。
「ここだよ!さあ荷物もっておりておりて!じゃあね!」「うんありがとう!そんじゃあね!」
『フエまで17キロ☆』
そう書かれているらしいベトナム語の看板と、バイクタクシーのおっさん達の姿が、そこにはあった。
降ろされた四人「騙された・・・」途方に暮れる。近くにゲストハウスらしきものなんてない。バイクタクシーの値段をきく。「セブンダラー。」
「ほざくなよ誰がそんなん払うか!」「そですね。」僕とシンはフエの方向にむかって歩き出す。カップルはあきらめてバイクタクシーに乗り先へ行く。「だいじょうぶ。歩けるやろ20キロぐらい。」「そですね、7ドルも払いたくないですね」
バイクタクシーのおっさんがついてくる。「ついてきますね。」「反対車線いったらええやろ。」反対車線へ。
バイク、逆走しながらついてくる。「オーケーシックスダラー!」「あほか!そんな金ないわ!もうええからあっちいけや!ありがとほなさいなら」知っている限りの英語を駆使しベトナム人並みにでかい声をはりあげ、歩みを進める。
「ファイブダラー!レッツゴーファイブダラー!」
「は・ら・え・ま・せ・ん。もう鬱陶しい、せめて3ドルやな。」「ノーノー。」「じゃええわ。歩くから。はよ帰りや。バイバイ。」
それでもしつこくついてくるおっさん。「フォーダラーレッツゴー。」「スリーダラーやな?」「ノーフォーダラー!」「んじゃな、スリーダラーやないと乗らん。」「ぉオーケースリーダラー!」
ようやく乗車。要はバス会社とこのバイクタクシーがグルで、毎回こうやってフエでない場所に客を降ろしているわけですね。
本当なら3ドルすら払いたくないのに、とか、バスのやつらまじ事故ってしまえ!とか、あ、満月きれい。とか、バイクの後ろで風を浴びながら思いを巡らせていた。
約二十分、あのまま歩いていたらきっと路上で果てていただろう。どうにかゲストハウスに到着し、3ドル払おうとしたら2ドルしかなかったので、シンに貸しておいてもらう。顔をみるのも嫌なぐらいむかついて、疲れていたのでさっさと宿のフロントへ。
日本語の堪能なベトナム人スタッフが「こんばんは、元気ですか?」と挨拶がてら尋ねてきたので「元気じゃないよ・・・。」「そうですね、目が赤いでしゅ。」それはバイクで風を浴びたせいですけれども、でもなんだか人のよさそうなスタッフだったので少しほっとした。
3ドルのドミトリー。トイレ・シャワー・そしてこの旅初のTV付!なんという素敵な宿なんだろう・・・即刻チェックインしてシャワーを浴びたら泡という泡が真っ黒に染まっていた。ううん違うぞこれは俺の汚れじゃない。きっとベトナム人の姑息で汚い心が染み付いたんだ、そう言い聞かせ、歯を磨いて寝る。これまたこの旅初めてのふかふかベッド。今までのベッドはどれも固いのが常だったのに・・・この宿の良さだけが、この三十余時間に渡る疲労と激怒の旅の、救いでした。
翌朝。シンに1ドル返そうとしたら「2ドルです・・・」「あれ?俺1ドル払ったで?」「あの時2ドルって言われて、渡してしまいました。僕の分も、3ドルだけ渡そうとしたら4ドルとられて逃げられました。」「まじ!?最悪やな。はらわんでよかったのに。まじむかつくなあ。むかつくって韓国語でなんていうの!?」「&*%$です(すいません忘れました)」「まじ&*%$やな!」「そですね・・・」
ベトナム人、本気で嫌い。容赦なくベトナム語で話しかけてくるし、声はばかでかいし、汚い手で騙すし、もうこいつら・・・
と思ったけども、それはほんの一部で、街行く人は目があうとにっこり笑うし、食堂のフォーはうまいし、マーケットのおばはんは他人の店の品を勝手に値下げしてくれるし、
ベトナム名物
さとうきびジュースのミア(M.I.A!!!)はほどよい甘さでうまいし、
ライムも一緒に搾っているのだ
やっぱり田んぼは素敵やし、
今年初めての海(片道15キロ)も体験できたし、
自転車パンクしたら修理屋の子供はかわいいし、
どっしりかまえた沈みゆく太陽は一日の疲れを癒してくれるし、
おまけにこの宿ネットフリー。そして何より
また会えたね・・・
トータルすれば、いい国です。稲中のポイントが6割だってことはここだけの話で。
今回も長かった・・・どうしてもこの怒りの出来事を残しておきたかったのです。それではまたいつかどこかから~。
タイを経てラオスを経ようとしている
長らくのご無沙汰でどうもすいません。
出家してすぐの前記事から今日までの出来事を、走馬灯的にかなりはしょりつつ綴ってみたいと思います。れっつらどん
バンコクで予防接種している間、ワットポーという寺で毎朝しっとりと行われているタイ式ヨガ「ルーシンダット(多分)」に参加するため7時起きでバスに乗り込み寺へ向かい、これでもか、これでもだというほどに固い体をどうにか曲げ伸ばしながら、ヨガの後に出されるお茶だけを夢みて苦痛にたえ、昼間はぶらぶらと見知らぬバスに乗り込み路頭に迷い、夕方は川沿いの公園で偶然みかけたエアロビクス集団に混じって汗を流し、弾けない三線の練習なんかをしていたのです、
そんなとき暗闇に光る怪しいおやじ。と、撮られている・・・。
三線が珍しかったらしい、どうやら俺ではなく三線が気になったらしい。目線がぶつかるとにっこりわらってすいませんすいませんと低姿勢。別にいいよ撮られるの嫌いやないしとか思いつつさらに練習していると背後からまたあのおやじ・・・。お前、もしや・・・
「ワタシノ名前ハ、レックサンデス」
自らさん付けするその傲慢さ、気に入った!「レックサンラーメンシテマスカ?」
紫外線対策してますか風なその口調にとまどいを感じていたらピンときた。なんかきいたことあるそのお店。確か旨いと評判の店だな!ようしおやじ、明日俺いくわその店!といい別れ、翌日いきましたらば。
言わずもがな若干高めのラーメンはうまかったのですがそれ以上に全身に衝撃を走らせたあの光景、今でも忘れられない。
みよ!この奇跡の光景を!!
稲中がおいてあった。
リバー(くさいけど)ビューの席に一人座った国籍不明の男はこのうえなく喜んだ。風邪気味で熱っぽい体を一切無視して、読み切った。
タイで彼らに会えるなんて夢にも思っていなかった・・・稲かった・・・。これもきっと何かの縁。僕と稲中卓球部員は、とても太い麺でつながれているんだ・・・!!!
とかほざいているうちに二度目の予防接種を終え、バンコクに用事がなくなったので一路チェンマイへ。かねがね噂はきいてますよ。チェンマイいいとこ一度はおいでって誰かが言ってた。ような気がする。
夕方発翌朝着のバスに乗り込み、日本人と仲良くなる。途中の休憩所でお菓子を買ったりしていると、タイキッズ発見。カメラ片手に近づくと、5秒で仲良くなる。
歯抜けの笑顔がかわいいこの野郎。名前は知らない。20分ほど遊んで、いざバス出発となりバイバイしたその瞬間、こいつ、泣き始めた。親父になだめられながらもおお泣き。おいおいキッズ、お前なんでそんなにかわいいのさ俺と別れるのがそんなにさびしいのかよとか思っていたら、同乗していた日本人のK氏が
「カメラとりあげられて泣いてますな。」
と言い放った。え?あの涙は。俺にじゃなくて、カメラに?しかも俺のカメラに?
なんだか地味にショックを受けたままバスで爆睡、翌朝チェンマイに到着。
チェンマイはこんなにいいところでした。
森の中にひっそりたたずむお寺をみにいったり、屋台でうまい麺を食べたり、5バーツケーキを食べたり、ぶらぶら歩いてシェイクを飲んだり、皆がトレッキングツアーで象に乗ったりしている間僕は、
宿でこんなことをして遊んでいました。宿のせがれ。怒ったイカっぽい表情がとってもキュート。
というわけで特に何をするでもなくのんびり宿の人達と遊んだりして過ごしました。
おばちゃんにひげを切ってもらったり
バリカンが使えなかったため散髪大会をしていたらおばちゃんがこの少年ケダン(上にでてきたマグネット男と同一人物。オーストラリア人11歳)の散髪に乱入し、見事に耳上を切りすぎて一同大笑いでケダン苦笑い
もらったプレゼントから頭から転げ落ちてたんこぶ作った
宿のせがれアッポーの2歳の誕生日パーティがあるというので同じく宿の女ニムにバイクに乗せてもらいプレゼントを買いにいったり、そのパーティに参加したり
不明。
ヒッピー親子と謎の杖
ケダンの親父トッドと夜中までダーツ対決をしたりと、そんな具合に。
そろそろどこかへ行こうかなと思っていたときに、宿を同じくしていた日本人のさとしさんがスローボートツアーでラオス入りするというので、そしたらわしもいこっかなと、チケットを購入し、翌朝宿の皆に別れを告げ、チェンマイからチェンコーンまでバスで向かったのでした。
その道中新たに日本人のサリーという女の子と仲良くなり、さとしさんと三人日本人でタイとラオスの国境、メコン川を渡り、同じ宿で寝て、翌朝さらにボートに乗り込み、揺られること7時間。
寿司詰め寸前のボート。75人乗りに100人乗っている。
ラオスはフランス領であったせいか、いたるところにサンドウィッチ屋台があって、どれもくそうまいので、それを昼飯に、皆でトランプ(大富豪)を延々やったりして、目的地ルアンプラバーンまでの中間地点、パークベンへ到着。
宿をみつけまたまた3人でチェックインし、初のラオス料理をいただく。
チキンを食べたら鳥小屋の味がして吐きそうになった。
サラダを頼んだら辛いうえに草の味がして板長に全部あげた。
もち米がおいしかった。
翌朝再びボートに乗り込み、大富豪をしていると外人が声をかけてきた「トランプまぜてもらえへん?」
何のゲームをやろうかと思っていると「プレジデントやろうぜ」なんだそれ。説明を受けているとどっかでみたことあるようなルール。
大富豪じゃん。というわけで早速プレイ開始。イスラエル人のドロンという男。気さくな奴である。
和気藹々と楽しんでいると風が強くなり何やら水しぶきが。「風強いから川の水とんできとるだけやろ~」
とぬかした瞬間横殴りの強い雨がボートを襲った。
必死でレインカバーらしきものをおろしたが間から雨雨雨すんごい入ってきてボートびっしょびしょ。でもなんだかたあのしい。一同テンションあがる。オーストラリア人カップルに至っては「今夜はここでステイよ!さあ泳ぎましょうあはははは!」と空のウィスキーを片手に笑う。
しかししばらくすると雨はあがり元の穏やかなメコン川に。やっぱり雨男でした。乾季のラオスに降らせるなんて。
同じボートに乗って、大雨の救援活動を共にしたラオスのじいちゃん。渋すぎる。
そんなこんなで無事その日の夕方にはルアンプラバーンに到着。ここでも三人で安宿にチェックインし、ナイトマーケットをぶらぶらしたり、屋台で魚の塩焼きともち米を食べて感激し、焼き鳥の肉の固さにアゴをはずしそうになり、翌日街を観光していると、昨日ボートで仲良くなったドロンをはじめとするイスラエル人達と再会、トゥクトゥクに乗って皆で滝をみにいくことに。
小一時間、縄文時代のような山道を突き進む。おっと忘れてました。ラオスって、邪馬台国とか縄文時代とかそんな感じなのです。ともかくそうなのです。
そして滝に到着し、保護されている熊と虎をばっちりカメラに収めジャングルのような道を歩いてたどり着いた。滝。
多国籍レンジャーっぽい仕上がり。一番左はギリシャ人。右の女性ノアがぶったまげるほど綺麗で腰抜かしそうになった。
そしてダイブした。
ひとしきりルアンプラバーンを満喫した一行は、行った人誰もが「やばい」と称する魅惑の街、バンビエンへ向かう。バスで6時間。
今にでも槍を持った原人がでてきそうなこの建物に、今現在宿泊しているのです。
ハンモックに揺られ、何をするでもなくぼけっとしたり、うますぎるサンドウィッチとシェイクを飲んだり、小高い山に登って蜂に刺されたり、
皆で洞窟を探検したり、
街をぶらぶらしたり、チューブ下り(タイヤのような浮き輪で川を下るアトラクション)をしようとしていると、まあたまた別れたはずのチームイスラエル人と再会。皆で下ることに。
乾季の川は流れも遅く浅いため、のんびり雲南省(いったことない)のような山々を眺めながら川を流れる。しばらくいくと何やら人だかり。
川の岸々にバーとジャンプ台が連立しているではないか。早速立ち寄り、結構な高さの台からターザンのようにダイブ。このうえなく気持ちよい。僕の次にとんだサリーちゃんは、勢いに耐え切れずもっていたバーを離してしまい一回転してダイブ。至難の業をやり遂げた彼女に拍手喝采。負けを認めざるを得なかった。
そんな素敵な川流れを5時間近くやり、へとへとになって街へ戻り、シャワーを浴びチームイスラエルと待ち合わせをして、ラオスなのになぜかイスラエル料理屋へ。その名もサババ(ヘブライ語でグレイト)レストラン。そこでドロンオススメのイスラエル料理、「シュニッツェル」をいただく。
プレートにフランスパンと、トマトとキュウリを刻んで和えたものと、マッシュポテトとチキンステーキが乗ったファーストフード風な食べ物なのですがこれが死ぬほどうまい。マッシュポテトが並のそれとは一線を画すうまさ。なんだかちょっこすガーリック風味。サババである。
皆で食べると尚おいし
翌日も同じくサババレストランに通い、のんびり過ごして今日、僕を除く日本人の皆はラオスの首都ビエンチャンへと旅立ったのであった。久しぶりに一人旅に戻って、ちょっと何をしようか迷い、気がつけば爆睡、そして今ここで長々とイントラネットをしているわけです。
かなりスキップ早足でここまできましたが、ほんとはもっと色々、毎日色々がありすぎて、日記におさめるだけで精一杯だのです。いつか事細かに、もうええわ自分っていうぐらい細かく記してゆきたいと思いますゆえ、どうぞお楽しまずに~。
ジュリアロバーツ似のノアこれで23歳ってどんだけー
どんだけ大人っぽいんだ畜生。
そういえば僕
うっかりすっかり忘れてました。
二月は何だかかんだか怒涛の月間だったもので。
クールな記事できめようと思っていたのに。
知っている方は知っているのですが実は私
ふは。
きいて驚けぇ
住所不定無職です。
どうだ驚いただろ!!
ふぃ?
何ぬかしとんねんぼけ?
あやや、落ち着いて!まだ続きがございまして。。。
今ですね、またしても、微笑みと異臭の国タイランドにきております。
ぶるん
そんでもって、おうちに帰る予定がありまぺん。
粉骨砕身、骨をミキサーにかけて粉にして、身を砕いて貯めたひゃっくまーんえーんを手に
今まさに遊牧民にならんとしているのです。
仕事やめて何ふらついてるの!早くおうりに帰りなさい!とお思いの皆様ごもっとも。
でもどうにもとまらないんだこの燃えたぎるような皮下脂肪。
実家暮らしを二週間程体験したら見事にのっかった。肉オンダパンツ。
やから戒めの意味も込めて、大荷物しょってあっちゃこっちゃ行ってみます。
最終目的地は一応羽仁進のマザーアフリカでおなじみ、アフリカ大陸なのですが
行ける気がまったくしないっ!
まあ行けるとこまでいってみたいとおもひまふ。
今日は予防接種をしてきました狂犬病あーんど黄熱そしてB型肝炎。
高いけど日本よりだいぶ安い痛いいた気持ちいいみたいな。
おっと
インターネット料金もバカにならないのでこのへんで(でも1時間90円)。
また不定期にぬぽっと現れます。
コメントはおそらくめたんこ遅くなるかもしくは返せないかもしくはめたんこ早いかですので
耳ナイスデイ
ネタは腐るほどあるんです。ええ。腐るほど。ですがいかんせん量がはんぱでないのです。
何の量
いうまでもなく写真の量・・・。そしてそれにまつわるキッチュなエピソード。
がしかし。今現在脳内でさまざまな情報やら思考やら時間やらが錯綜しておりまして、うまくまとめられないのです。
うまくこねられないのです。だので、一番手っ取り早いこのコーナー、おそらく一番誰も期待していないこのコーナー、
召し上がれ。鼻ナイスデイ
- The View
- Hats off to the Busker
UKでこれまた人気が沸いてる、らしいザ・ビュー。流行りモノには一通り食いつくわけですが、やはりジャケがかっこいくないとちょっとげんなりして聴く気失せたりしちまうんですね。何様。しかしこれは結構好きな方面のジャケで。売れ売れシングルのWasted Little DJ'sからきいてみてガトゥーン、渋い。こういう音、他にも最近おったよなあ、誰だか思い出せませんがともかく良い。低音からはじまって次オクターブあげて歌うのとかすごく良い。ど、どっち歌えばええの!?テノール?とか惑わされるのが、良い。その他Dance Into The Nightは読んで字の如くダンシンナイトな感じでワキワキしてくるし、Superstar Tradesmanなんかもワホワホで。こいつのハスキーヴォイスが渋い味して、グーっ!ドライブ中爆音です。日産モコ。
- Klaxons
- Myths of the Near Future
やっとこさフルアルバム出したわけですね。ザビューよりもはるかにUKでイワしてるこいつら。3rdシングルのGolden Skanが最近ツボなんです。サビはいいとして、Aメロが、ものすごく、80年代Jポップサウンド。言うなれば、C.C.B。もうどうにも止まらないロマンティック。さすが最新鋭のUKサウンドはすごいとこひっぱりだしてくるじゃんか。いや、C.C.Bじゃないかも。あ!思い出した!このメロディ。カズオだカズオ。チューリップです!チューリップの名曲「虹とスニーカーの頃」じゃ!うりふたつ!このサウンド。グッとつかむわけだよぼくのハートを。これもドライビング爆音集におさめられております。日産モコ。
- Kelis
- Kaleidoscope
少し前に謎の特集をした彼女のデビューアルバム。あまりにも衝撃的なCaught Out Thereから聴きに入ったモンだから、こりゃそうとうにパンク寸前なR&Bだなとか思っていたら、なんだよお紅茶におコーヒ飲みながらでもいけるじゃんか。なかでもGhetto Childrenはめっさくさ美メロ。サビでは絶対「ヘイナウ、ヘイナーウナーウ」って言うんだ。どこで?多分ライブで。でもファレルのラップはいらなーい。これもジャケが秀逸。
- Muse
- Black Holes and Revelations
好きだ好きだと散々ぬかしておきながら最近ようやくゲットできたこれ。通してきくとますます魅力倍増ムーズ。そういや来日もうすぐだたんだね・・・・行けないいけない。耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、太りがたきを太っていますここ最近のジャミラ。だけどやっぱりStarlightが不動の一位ですね。美しすぎるんだ。
- Death Cab for Cutie
- Plans
リリースは結構前だのにしっかりゲットしてしっかり聴いたのはつい最近シリーズ。デスキャブってばほんとシュンとしたときに聴いたらここぞとばかりに涙腺を刺激するような曲ばっか。おそらく来月あたりどっかでそういう目にあってそうです。Brothers On a Hotel BedやらWhat Sarah Saidのピアノにブルブル咽び泣くぜこりゃ。そんでI Will Follow You Into The Darkでスイッチオーン、でも最終的にCrooked Teethで元気取り戻してガンバ、俺みたいな都合のいい感じになるぜ。つまりは、いいアルバム。
- Death From Above 1979
- You're a Woman, I'm a Machine
デスデスと2連チャンできましたね。まるで死ね死ね団。しかしデスキャブとはうってかわってこちらのデスフロムァバーブは本気デスマッチジョイなギター炸裂サウンド。どっかのブラジル出身イカれバンド某CSSも曲のタイトルにしてましたよね。「ヤりましょ、そんでデスフロムアバーブききましょ」とかって。ジャケがこれまた大好きぞうさんだー。吸引力よわそな、ジャンキーなにおいのするぞうさんだー。
- Mary J. Blige
- Reflections (A Retrospective)
そしてこちらもいまさらゲトって聞き込み中。この御方、存じ上げているのにあまり真剣に聴きこんでなかったのです。生で拝んだこともあるくせに。あの迫力ったらすごいやね。でも最新アルバムからベスト出すまでの期間が短すぎたような気がする。ミッシーと同じく。もうちょっと誰かさんみたいにもったいぶったらいいじゃんメアリー。
- 宇多田ヒカル
- ULTRA BLUE
い、いまさら・・・やっぱウタダはいいやね。どのアルバムもやはりすばらしくポップでございますね。カップヌードルソングやらKeep Tryin'やら春の雪主題歌やら、アルバム曲やらもええ感じ、この人の歌詞って他の人より、普通のこと歌ってますやんね。腹がへったようんそうだねみたいな。いやそんな歌詞ないけれども。それもまたよし。ですか。
Mika
Life in Cartoon Motion
ちと前に二押しコーナーで紹介しておりましたミカさん23歳。UKチャートで二週連続一位とっちゃったみたいですフレディマーキュリー並みのハイトーンヴォイスで。ともかくポップなわけですよ。と思ったら2曲目Lollipopだってえ。でもやっぱりHappy Endingが最高に大げさでよろしい。ドライブも佳境にさしかかったところでこいつを爆音。日産モコ。
Teddybears
Soft Machine
これまたまたまた改めてアルバムゲットしてきいたらとんでもなく美味しい仕上がりでした。ジャンル、なんなのさ!?みたいな。エレクトロなのかロックなのかポップなのかヒップホップなのかなんなのか!ジャケの熊の中身はべっぴんなのかブスなのか!みたいな。イギーポップをフィーチャーする時点で凄まじいでございますよねアイムアパンクロッカー。かと思いきやエレファントマン呼んできたりなんかして。完成度の高いアルバムでした。やっぱりジャケがとっても好き。
といった具合に、忙しい腹減った眠たい頭いたいうんこしたいとかぬかしつつも合間を縫っては相変わらず音をむさぼっております。
これからは今までのように無駄に特集組んだりビデオ紹介したりできにくくなってしまうので、時々こんな感じで簡易的に
最近のジャミラ耳をお届けしたいと思います。かしこってしまいました。かしこまりました。
んでは。あーうあれとかあれとかのレポート書きたい。本当なら。
JAMIRA DAY & NIGHT

2月6日。会社を辞めて6日たった。なんでもない景色がなんだかやけに愛しく感じられる。もうすぐこの景色ともお別れだ。慣れ親しんだこの土地。そんなことを思いながら電車に乗り、会社の方からいただいた本を読んだ。
三浦 綾子言葉の花束―愛といのちの770章
青々とした空から差す光、それを目一杯にうけとめる海。緑色に汚れた海。車窓から時折それらをみながら読んだ。気がつくと帽子を目深に被り、鼻水をすすっていた。自分の悔い改めるべきこと、磨きをかけるべきこと、考えるべきことやらを思いながら読んでいると、なぜだか鼻水がとめどなくあふれでた。ティッシュがないのでタオルで拭いた。

駅を出るとサバンナにいた。と思いきや六本木だった。ジャングルオブコンクリートここ東京六本木で、こんなに真っ赤に燃え盛る夕陽を見られるとは夢にも思ってなかった。国立新美術館前。休館日。だいたいこういった施設に珍しく足を運ぶと休館している。そういう星のもとに生まれてきたのだろうと、再認識した。

不意の夕陽に気分が高揚したら、体まで高揚していた。酸素濃度はいささか薄い。と思いきや森ビルだった。エレベーターに乗り込んだだけだった。

ときどきオトンがでてくるテレビ塔を眺める。陽が沈むにつれてじわじわと街中に灯がともりはじめる。東京電力のすばらしさを知る。テレビの画面かジオラマでもみているような気になる。豆粒のような車や電車の行きかうようすをみて、なんとちっぽけなものだろう人間とは。そう思う。自分だけは他とは違う、何か特別なものを持っていると思い込んでいるが、他から見れば自分もただの豆粒のうちのひとつにしか過ぎないのだなあとふと思う。

夜の帳がおりてもなお、ときどきオトンがでてくるテレビ塔をながめる。これまでのことや、これからのこと、いろいろを考えながらしばらく窓にへばりついていた。もうそろそろいいだろう、退散しようとしたその時、凄まじくディープなインパクトを放つ写真が眼前に現れた。
ashes and snow
グレゴリー・コルベールというカナダ出身のアーティストの撮影した「人間と動物の交流を描いた作品」の展示会。強烈な吸引力を持ってして入場料700円を吸引され、展示会へ押し入る。言葉を失うような美しく衝撃的なその写真の数々を前に、黙って言葉を失ってりゃいいのに「すげぇ・・・」と大した言葉も見つけられないのに言葉を発する自分の愚かさに内心パンチした。ともかく恐ろしく美しい自然とヒトと動物の三位一体写真。このグレゴリー・コルベールの作品を見て、ますますこれから出会うであろうまだ見ぬ大地に胸を高鳴らせた。




くまなくグレゴり、六本木ヒルズをあとにしようとしたとき、一枚の封筒を手渡された。どきどきしながら開ける。中には招待状とフライヤー。内容をみてグレゴリーで高鳴ったボクの胸は、ケンシロウ並みに隆々と波を打った。つまり大興奮。
チケットぴあで発券したかのような招待状に
フライヤー。
そう、今夜は会社を辞めたボクのような愚か者のために、皆様が送別会をひらいてくれることになっていたのだ。がしかし、誰がここまで想像し得ただろうか。ただでさえ忙しい仕事の合間を縫ってこんなものを作ってくだすって・・・。会場へ足を運ぶ最中何度も何度もこれらを見て、にやけているのか感動しているのか、それとももともとそんな顔なのか、なんともいえない表情を浮かべていた。に違いない。
会場に着く。ルミカライトを首と腕にまかれ入る。酒を手渡され、暖かい拍手(だったような気がする)で迎えられ、「ジャミラナイトスタート」指示されたとおりに乾杯の音頭をとらせていただく。会場はクラブ。言わずもがなパーティ。爆音のシャワーを浴びほんの数分でできあがる。

ブースにはPOPまで。クオリティの高さにおののく。まさかこの画像にジャミラが3人もいるなんて・・・我ながら奇跡を感じる。

スタート直後のこの健康的で健全な、屈託のない笑みを浮かべた写真を、よく目に焼き付けておいていただきたい。

クラブで純粋に音楽と仲間を楽しんでいるこの写真を、よく目に焼き付けておいていただきたい。
成れの果て。
後ろ手に縛られ目隠しをされる。(本当は自作自演)

四つん這いを強いられブーツをめり込まれる。(本当は自作自演)

真冬の二月に真顔でこの量の汗を分泌する男を、自分だとはにわかに認めることができない。
3年余の勤務期間を一番近距離で共にした男と。
同じ日に同じ部署に入社し、同じような飲み会に参加し同じように成長してきた筈であるのにも関わらず、立ちはだかる二人の間の確かな「壁」、これはなんなのだろう。ドライ&ウェット。

遅れて現れた先輩ソウルシンガーにマイクを譲る。(大御所)
??
突然何かが音をたてて崩れた。崩れ落ちた。
あちらをごらんください。
下も脱いだジャミラあらため
妖怪ひょうすべ。
出会った人間は必ず病気になり、一緒に笑うと死んでしまう。 すごくサルがキライ。
西麻布に妖怪は似合わない。似合っちゃいけない。かまやしない。羞恥心というものをすべて引き出しの奥の裏にしまいこんだジャミラは、もうどうにでもなるような気がして、ひたすら踊った。しばらく変質的に踊っていると、DJがアナウンス。ちょっとしたコーナーへ。
YKE氏よりお言葉
をいただく。我に返り大急ぎで羞恥心をひっぱりだす。不気味に光る汗。ありがたいお言葉。そのうえ、プレゼントをいただく・・・なんと・・・
電子辞書
まさかこんな高価なものがいただけるとは思っていなかった。心密かに今一番欲していたもの・・・。嬉しくて奇声を発する。
さらに
ここではアイドル的に崇拝されている人物より、会社の皆様からのポラロイド写真と寄せ書きをいただく。墓場まで持っていくことを決める。こんなにも多くの人が自分などのために時間をさいてくれたことを思うと、今ここで汗にまみれブリーフ一つでたっていることが申し訳なくなる。
その申し訳なさと、感謝の気持ちと、自分が今どれほどに幸せな人間かを、お礼の言葉として語らせていただく。支離滅裂としたコメントを数分に渡って。いささか酔っ払っているため、きちんと伝わったかどうか不安である。この間も全身の毛穴という毛穴から汗は分泌され続け、やがて目に入り染みる。涙を誘う。するとどこからともなくテキーラがやってきて、飲んだ。胸が熱くなった。感動のあまり熱くなってしまったのだと思っていたがこれはおそらく9割方テキーラのせいだろう。
2ndステージ開幕。DJはついにあの地へと踏み込んだ。そう、
無敵の小室ファミリー
どこからともなくマイクめがけて現れたディーヴァ、安室奈美恵。TRY MEからRespect the POWER of LOVEの流れはまさに敵無し。その後、黄金のイントロがきこえてきた・・・西麻布に降り立った西武ドームの天使・・・渡辺美里、MY REVOLUTION。会場は感動の涙にあふれ、ることなく笑いと興奮にあふれた。あふれ返った。

超×いい感じになってきたころ、とどめに近い感じで恋愛革命が流れた。手前の彼はまさに恋愛革命の真っ最中である。ちなみに奥の妖怪のブリーフは、汗で色が変わっているのではなく、ツートーンカラーであることを加えておく。
PEACHES
M.I.A.
JAMIRA
SUNSHOWERSとBUCKY DONE GUNが流れた日にゃあ、こうなることは誰の目にもみえているだろう。この日一番悦に入った瞬間である。
こんな具合にはじめから終わりまでほぼノンストップで踊り続け、最後にオギジマさんという元応援部部長の方からエールをいただき、大団円をむかえた。どれだけ騒いでも、最後はきちっとやるこの会社のこの感じ、たまらなく好きである。

であるからして、すぐさま服を着る。DJミスター黒ビル氏と記念撮影。
ポップとフライヤーが
やっぱりほんとに嬉しくて、こちらとも記念撮影。そしてお決まりの

全員集合。タクシーの行きかう路上で夜景モード撮影。=十秒程微動だにしてはならない。上でブレている人はまだまだカメラのなんたるかを分かっていない人。「夜景モード動くべからず」とはよくいったものだ。
人生史上これほどまでにもてはやされたことがあっただろうかと、今あらためて思う。なぜこんなにもしてくれるのだろうか。こんなにしてもらえる程、自分は皆にしてあげてきただろうか。いいやまったくしていない。およそ身勝手にやってきてばかりであった。「ありがとう」「ごめんなさい」。これから一生かけて皆に何かをしてあげられる人間にならなくては、本当にただの妖怪である。私ひょうすべ改めジャミラ、精進します。
そう心に誓ったそばから友人宅トイレで胃液をぶちまけた私は、やはりどうしようもなく妖怪なのであった。
史上最強かもしれない女・KELIS
KELIS。
KELIS。
上記の画像はケリスであってケリスでないと断言できる。普通に超かわいいケリスなんて、ケリスではないのである。
はて、急に何を言い出したのであろうか。俺。
最近、ケリス熱再びといった具合で、一日一回ケリスをきかないとどうもしっくりこないのだ。あのかすれ声すれすれのハスキーシルキーヴォイス、かと思いきやべらぼうにパンチをきかせるパンキーヴォイス(何)。
何故だろう。何故こんなにもケリスが・・・
誰・・・
理由はただふたつ。最新アルバムKelis Was Hereからの2nd、3rdシングルのビデオがもう、凄まじいやら何やら、そこいらにはびこる個性派女性アーティストを軽く足蹴にしてしまう出来だから。
BLINDFOLD ME FEAT. NAS
旦那のNASをフィーチャーっていうか旦那がNASっていう時点でだいぶ凄まじいのにこのビデオ、駐車場で突然襲われてるくせに落ち着きはらって曲目通りあたいを目隠しして縛ってと言っちゃってるわけで、それに輪をかけて時折でてくる謎ケリス(画像参照)。幼稚園のお遊戯会に乱入した二流バレリーナのようなそのいでたちに一発ノックアウト。旦那様登場で発情し、背中に氷をたらしてはふぅんしたり、海辺で一人激しく乱れ咲いたり・・・。一通りプレイが済んで解放されると物凄く嬉しそうにスマイル。終了。このスマイルがもう、ごちそうさまです。
LIL' STAR FEAT. CEE-LO
アルバムの中で一番好きなこの曲がシングルカットされて喜んでいたのも束の間、素敵なイントロとともに登場したケリスの衣装、NASA(画像参照)。ははは、きっと宇宙ステーションがロケ地なんだよな、なら合点がいくぞ、そうだそうに決まってる。それで宇宙っぽい壮大な感じになってるんだよな。・・・・・・・・。街中じゃん。シティど真ん中じゃん。待ち行く人々、目をあわせられずにいるじゃん。眉、やたら濃いじゃん。でフィーチャーされてるシーロー、星空扱いじゃん。ほとんど見えないよう。でもね、でもねそんなケリス、ラヴ。ますます好きになりました。信州信濃の新そばよりも、あたしゃあなたのそばがよい。
でも、本当にみていただきたいのはこの先にある、
こちら。
CAUGHT OUT THERE
!!!!!!!!!!
おネプのプロデューズでデビューしたケリスたん、いきなりこの曲。デビューアルバムにしてはパンチ力ありすぎというか堪忍してえなレベル。I Hate You So Much Right Now!!アアアアアア~!!!!!音声さん泣かせのシャウト。ビヨンセよりもはるか昔にやっていた、バンドメンバー全員女&超絶シャウトの二本立て。これをみちゃうと、飲酒運転女
なんてかすんでしまうよう。途中、極悪モーニング娘。と化して恋愛デボリューション21「ヨー!ヨー!ヨー!ヨー!」をやるがまさに極悪といった具合で。
どうかなさったのかしら・・・?
突然何かを悟り純潔を装ってみたケリス。本性みせろ。
最近のお耳様
- こんにちは。本当なら、本当のオレなら、一つ一つ、懇切丁寧にくそアガりビデオとして紹介していきたいのですが、ここのところドタバタとしておりまして、ジタバタするなよといわれても、せざるをえない状況でして、だのでまとめて最近ボクのお耳様がきいておられる音をかきあつめて放散してみます。
- The Shins
- Phantom Limb
ニ押しコーナーにも出ておりましたサブポップのザ、シンズ。シンズでいいの、か?読みは・・・
このPhantom Limbという曲が非常に耳に残る、そして目にも残るポップな代物で。いかほどか。ご覧下さい。
Phantom Limb
http://www.theshins.com
- The Hush Sound
- Like Vines
続きましてこちらザ・ハッシュサウンド。男女ボーカルのポップなバンド。今人気沸騰中の若手バンドFALL OUT BOYの誰か(忘れた)が作ったレーベルから出しておるそうで。いかんせんフォールアウトボーイはインディの一枚しか持ってないので語れません。のでそちらについては触れずに。このバンドのみに焦点をあてていきます。MAROON5好きにな方は好きになりそなハッシュサウンド。えー、早速きいていただきあしょう。なんだか合唱がきこえてきます。フォールアウトボウイつながりでティーンなガールのファンが多いのかな。
We Intertwined
Don't Wake Me Up
http://www.thehushsound.com
- John Mayer
- Continuum
お次はジョンメイヤー。相変わらずトイストーリーみたいな、なんか眠たそうなお顔のジョンさん。昨年発売されたアルバムの1stシングルに今更ずっきゅん。ビコーズ、鉄琴つこてるからー。オレの大好きな鉄琴サウンド入ってるからー。星空の下でまったりきくとこれかなりいい塩梅。PVよりライブの方がよさげだのでナマ演奏でどうぞ。
Waiting On The World To Change
http://www.johnmayer.com/
- Lupe Fiasco
- Food and Liquor
ヒット。無類のポップ好きな私がラッパーにはまるなんてことはやたら滅多にあるもんじゃないのですが今回見事に。ヒット。ルーペフィアスコ。まず名前の響きがいい。ルーペ・フィアスコですってよ。蟹江さんのTouch The Skyで客演していたあの男。今度のSPRINGROOVEにも蟹江さん、ローリンさんと共に来日。いかれへん・・・shit。音はもちろんのことPVもべらぼうにファッキンクールだぜ!ユノワライムセーィン。まじチェックしときな!間違いない! 急にヒップホッパー口調にしてみました。薄気味悪い。
I Gotcha
I Gotcha Kraddy Remix
でも実はリミックスの方が死ぬほどかっこよかったりする・・・ソゥファッキンコーゥ!
http://www.lupefiasco.com
- The Softlightes
- Say No to Being Cool - Say Yes to Being Happy
ようこそエレポップ。かつロック。もうLO FI FNKとかU.S.E.とか好きなわしにはたまらんポッピー。と思ったらリミックスをLO FI FNKがやっておったりして、類は友を呼ぶのですね。夜な夜なクラブで踊りたいときもしくは夜な夜な神社を参拝したいときにこいつらイルトトテモイイネ。タイトルナガイネ。
The Robots In My Bedroom Were Playing Arena Rock
http://www.myspace.com/thesoftlightes
- SPECIAL OTHERS
- Good morning
ここへきて邦楽。元会社の同僚通称はみちん(はみ山ちん平)氏に教えてもらってがしこんヒット。 横浜出身の方々だそうで。フジとか朝霧にも結構でとったそうで。年末のロキノンにもでとったそうで。どれも見逃しているわけで。つくづくおばかです。毎度後ノリ。ともかくほとんどインストなこのバンド、踊りたくならずにいられない、ややこしい表現ですがそれはもうゾウさんだって踊りだしちゃうくらいなんですから。日本にもほんとにいっぱいええ音楽あるのに、メインストリームはどうもなんだかつまらない。こういう人らがもっと世界に知られてほしいもんです。
Aims
http://www.specialothers.com
といった具合に随分駆け足で紹介してまいりました他にも何チームか紹介したかったのですがしきれませんで。不肖ジャミラをお許しくださいませませ。それでは皆様ごきげんよう。できれば全部きいておくれ。
Aerialist/O.Lamm
超電子音ピッコポコ鳴りやがってそのうえブリブリベースいわしやがってそれに輪をかけて目まぐるしく忙しい展開の映像しかも意味不明でなんだかめまいがしてきたぞンナロ。でもなんだろうなんでだろうどこかなんだか、カ・イ・カ・ン。ということで、オー・ラム。チープな音にイカれやすい体質だそうです私。仕事でちょっとイライラしたり、満員電車でちょうど鼻のところに中年男性の後頭部ダイレクトだったり、くだらないニュースがテレビで報道されたり、おみくじが大凶だったり、細き和子の鼻筋に恐怖を感じたり、叶恭子のアップで吹き出物を発見したり、受験に失敗したり、ご飯中ベロ噛んだり、深爪がシミたり、まるまる大辞典がどうのこうのとかどうでもよかったり、そんなときにきいてみてください。なんだか全てがちっぽけに思えて踊りたくなっちゃうかもしくは、余計にイライラするかどちらかですオーラム。おっと字足らず。
miauk.comが再始動でjamira再興奮
ようやくうごめきはじめたぞ・・・そろそろクるぞ・・・
2007年、マヤがまたやらかすぞ・・・
それまでとりあえず、Ciara ft. M.I.A.でもきいて待ってみようか・・・
ぱわーぱわー
GOODIES Richard X Remix
